酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

同級会はキャンセル(T△T)

2014-03-07 15:50:43 | 介護

2日に岳温泉櫟平ホテルで開かれた高瀬中38年度卒業生の同級会、
やむなく欠席しました。迷いに迷って直前のキャンセルです。

いっこんまとの再会と手話ソングの「翼をください」を楽しみにしていた皆さん、
本当にごめんなさい!!

沿岸部の相馬市からはるばるS先生が来て下さるというので楽しみにしておりました。
アレの直後、心配して電話したのですが、
(後から聞いた話では)避難されてたとかで連絡がつかず、とっても心配しておりました。
いろいろお話も聞きたいし何が何でも行かなければ、と思っていたのですけれど、
それでも10日ぐらい前に電話を戴いて結構話が出来たので、少しだけ満足してます。

それから、埼玉のhちゃんが日本舞踊を披露してくれることになり、
CDプレーヤーを持って行く約束をしていたので、急きょt君に頼みました。


3月に入ってから、義母のベッドのわきに布団を敷いて寝ています。
夜中に何度か咳込んで苦しそうな義母の様子に、
ハッと飛び起きて熱を測ったり水分を与えたり、顔を撫でてあげたり・・・
昨夜は、というか朝方の4時ごろになり、お酒を少し飲んで眠ることにしました。

酒でも飲まないとやってらんないよ、というわけではなく、
数時間でも熟睡しないと身体が持たないと思うからです。先ずは私が元気でなければ。

義母の方も朝が近づくとゼイゼイが治まり、
日中はすやすやと気持ちよさそうに熟睡しているのです。
食事中も眠たくてしょうがないと言った感じで、目をつむったままモグモグしてます。



t君からもらった中落ちを美味しそうに食べたマグロ大好きの義母です。
さっちゃんお土産の「小豆ほのか豆腐」もプリンプリンとして食べやすく、
喜んで食べてました。


同級会で思い出したことがあります。
嫁いで間もない頃、実家の母親に頼まれて、
同級会に行く母親の代わりに一晩だけ当時同居(父の提案による)
していた母方の祖母のお世話をすることなったのです。

母はウン十年ぶりに会う同級生の顔を一人一人思い浮かべながら、
着物を新調したりして楽しみにしていたようです。

電話の向こうの母の切ない声に二つ返事。
私の気持ちを理解してくれた夫と義父母に感謝してます。

お医者様から「もうお歳ですから、お薬も注射も止めましょうね」と言われた祖母ですが、
それから4年も長生きしたのです。
今のような介護用品が何もなかった時代、
毎日愚痴も言わずに身体を拭いてあげていた母、本当に偉かったと思います。

岳温泉でリフレッシュした母が笑顔で帰宅したことは言うまでもありません。
そして、この年に祖母がなくなり、翌年後を追うように母もなくなりました。

嫁ぎ先と実家の距離は車で15分。
なので、結婚後、母親が生きている間に実家に泊まったのは、後にも先にもこの時だけでした。
そして、これが最後の親孝行だったような気がします。

長い長い記事を最後まで読んでくださいましてありがとうございます

ブログを初めて10年目に入りました。
私のことをたどたどしく且つかわいらしく「いっこんまさん」
と呼んでくれた実家のa香ちゃんが今年はもう12歳、6年生になります。
月日が経つのは本当に早いものですね。皆さまの応援に心より感謝申し上げます。
10年目も変わりなくお付き合いくださいませ。


 只今、限定発売の「田村 うすにごり生」ご予約受付中!!
     締切:3月13日  発売日:4月8日  720ミリリットル 1.890円(税込)

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


N響郡山公演と介護

2014-02-24 20:05:49 | 介護











20日(木)の朝、誤嚥性肺炎のために38度を超す高熱が出た義母ですが、
お医者様の処置が早かったので、その日のうちに好転しました。

福島県は特にあの事故以来、お医者さんも看護師さんも大幅に不足していて、
そんな中、すぐに来てもらえて、本当に助かります。有り難く感謝しております。

それなのに、看護師さんからは
「いっこんまさんからの連絡が早かったからですよ。」と言ってもらえました。

今現在も24時間点滴が続いていて、
それでも大分落ち着いてきたので、心配なくコンサートへ行けたのです。

しかし、高齢で体力も衰えてきたし栄養の吸収も良くないので、
いつ何が起きるかわかりません。
今後も油断することなく、こまめに観察しなければと思った次第です。

28日は漆原先生の講演、
3月2日には小中学校時の同級会もあります。

「思い煩うな」
急変したらその都度考えることにして、予定通りに進めるのみです。

同級会では、独学で練習してきた手話ソングを「本邦初公開」したいものです。


*変なタイトルです。
今回はN響を中心に書こうと思いましたが、結局やっぱり介護
でも、お陰さまでまたしばらく優しい私でいられそうなのでご安心を。


 只今、限定発売の「田村 うすにごり生」ご予約受付中!!
     締切:3月13日  発売日:4月8日  720ミリリットル 1.890円(税込)

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら



言葉のシャワーが生きる力になる

2014-02-15 16:31:30 | 介護

T薬局からN医院駐車場方面(撮影:2014.2.15)

15日の土曜日、ぼたん雪の降りしきる中、
自分のいつものお薬をもらうために、お医者さんへ行ってきました。
雪道は苦手なので、夫に送迎をしてもらって。

いつもなら待合室が満席のN医院ですが、さすが閑散としてました。
T薬局も同じような状態でした。

待ち時間が少なくて済み、こんな日に行った私は、ラッキー!と言えばいいのでしょうか。
でも、雪は横殴りに降っていて、こんな冷たい思いをするのは何年ぶりでしょう。

帰宅すると、ヘルパーさんから「今日は行けない」と電話があったと聞かされました。
こんな雪道ではと心配していたのでほっとしました。

義母も「あ~よかった~」と言ったそうです。
ヘルパーさんにお世話になること、義母は義母なりにいくらか緊張していたでしょう。



さて、大分間が空いてしまいましたが、
前回お約束した「ことばのシャワーは・・・・・」についてです。

今ではお線香を上げることさえすっかり忘れている義母ですが、
健康だった頃には、毎朝仏壇に向かってお経を唱えていました。

「門前の小僧、習わぬ経を詠む」とやらで、
うろ覚えの娘が、ベッドの傍でお経の頭の部分を唱えてうながすと、
なんと、義母はそれに続いて唱え始めるのです。

時々途切れますが、娘がフォローするとまた続けて・・・・・
義母の記憶はまだまだ健在のようで、不思議に思います。

そして、これは女学校時代にでも覚えたのでしょうか。
音楽家の名前、
「バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト、ベートーベン」
これは驚き!完璧です。

ちなみにこれ、
「天使のいる教室」宮川ひろ・作 の中で、お父さんが病気の女の子に教えたのと同じです。

小児がんのために弱ってしまった女の子が、
担任の先生やクラスのお友達の呼びかけ(録音テープ)に応えて、
ことばあそびの「かっぱ」や早口ことば「あおまきがみ あかまきがみ きまきがみ」
そして、「バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツアルト・・・・・」と声を発するのです。

(*それでも最後は悲しい結末になるのですけれど・・・)

この本の中に
「ことばのシャワーはが生きる力になる」と書いてありますが、正にその通りだと思いました。


最後に、谷川俊太郎のことばあそびうた「かっぱ」を記しておきますので、
皆様もお時間のあるときにどうぞ~。

かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった


<おまけ>

酒に酔って帰宅した夫が、
「ばっぱちゃん、まだ生きてたの?結構しぶといなぁ。」
と嬉しそうに言ってます。

 只今、限定発売の「田村 うすにごり生」ご予約受付中!!
     締切:3月13日  発売日:4月8日  720ミリリットル 1.890円(税込)

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら



義母の笑顔に癒されて

2014-02-07 21:33:34 | 介護


漆原智良先生の「東京の赤い雪」と「つらかんべぇ」を読みました。
この2冊を読んでいれば、先生のお話がより深く理解できそうです。

漆原智良先生のHPはこちら

ついでに昔読んだ「東京大空襲」と「猫は生きている」(共に早乙女勝元・作)
も読み返し、東京大空襲の凄まじさを改めて知りました。

東京大空襲 1945.3.10  東日本大震災 2011.3.11


ここで話は変わりますが、
新年になって、私の負担が重すぎるということで、
昼過ぎのおむつ替えをヘルパーさんにお願いすることになりました。
また、先月28,29,30日とどうしても出かけなければならないこともあったので、
この3日間だけは朝もヘルパーさんに入ってもらいました。
そんなわけで何人かのヘルパーさんが交代で来てくれることになったのです。

「○○さん、また来ましたよ。あぁ~良かった。覚えててくれたのね~」
「○○さんはだれが来てもニコニコして迎えてくれるからいいわね~。
ヘルパーの方が癒されて帰りますよ」って。

そうなんです。義母は昔から誰にでも愛想が良いのです。
だから、たとえ微熱があっても
お医者さん、看護師さん、ヘルパーさんたちにはとびっきりの笑顔を見せます。

家族にはやっと聞こえるようなかすれ声で話をしても、
ヘルパーさんたちにはちゃんとはっきりと聞こえる声で
「ありがとうございます」などと頑張ってます。

今日7日は、入浴サービス(午前)と先生の往診(午後)がありました。
11月19日に熱が出たため、あれからずっと清拭だけだったので、
今日は久しぶりの入浴でした。
先生に「美人になったね~」と言われ、嬉しそうな照れくさそうな義母でした。


義母が事あるごとに口癖のように言っていた言葉があります。

「おわりなごやはしろでもつ。もつにもたれぬおおいがわ」???

実はこれ、
○尾張名古屋は城で持つ
○箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川

これがいつの間にか合体して、上記のような言葉になったのでしょう。

しかし、今更訂正しようとは思いません。

毎食後、
「はいこれでおわりね~。おわりなごやは?」と聞くと、
続けて義母が
「しろでもつ・・・もつに・・もたれぬ・・・・・・・おおいがわっ」
「は~い、できたね~~っ」と大きな拍手。
義母もホッとして満足そうな顔をしています。

隣の部屋にいた娘も寄ってきて
「あ~ら、おばぁできたの~?よかったね~」と頬を撫でまわします。

本当は舌がもつれて、「もたれぬ」がチーズの「モッツァレーヌ」みたいに聞こえますが、
大目に見てあげましょう。
実はこれも私たち家族にとっては、“笑いの種”でもあるのです。
とかく暗くなりがちな在宅介護ですが、こんなことで笑い飛ばしております。


先日読んだ「天使のいる教室」宮川ひろ・作 ましませつこ・画 童心社
に書いてあった
「ことばのシャワーが、生きる力になります」

これに関して書こうと思いましたが、長くなりそうなので、次回にしたいと思います。


<おまけ> 

つらら(撮影:2014.2.7)

久しぶりに見たつらら。
物干しの屋根に出来てました。
明日は東北の太平洋側も大雪になる模様です。



 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


3週間のご無沙汰ですヾ(@~▽~@)ノ

2013-12-11 22:26:18 | 介護

そんなつもりは毛頭なかったけれど・・・・・
あれよあれよという間に、3週間のご無沙汰となってしまいました。
時の経つのは本当に早いですよね。


介護も楽しからずやなんてのんきなことを言っていたのも束の間、
先月18日夜に37度台の熱を出した義母、
19日からずっと点滴の毎日で、それでも微熱が続き、とうとう寝たきりになってしまった。

リハビリパンツが紙おむつになってしまったということ。
日の3度の食事介助の他、一日4回のおむつ交換。う~~~ん、これは正直きついっ!!

それでも、我が家族は、ハナマルの岡江久美子さんの声色の真似をして、
「おばぁちゃんのおむつ、オープンっ!!」
なんて明るくやっているのだ。

その後、私までもが風邪を引き、
1日の女性部の忘年会には出席するべきか否かと悩んだ末、
この際、アルコール消毒をして美味しいものを沢山食べれば治るんじゃないかと
安易な考えで送迎バスに乗り込み、

結果として、アルコール消毒も美味しいお料理も風邪の猛威に屈してしまい、
せっかく撮った写真も没になる公算大となり、
それでもやっと咳や鼻水の苦しさから脱出し、ふつふつと士気が湧いてきたので、
取り敢えず写真だけでも掲載しようかなと・・・

女性部忘年会 12月1日(日) 17時より19時まで  於:グランシア須賀川 





サーモンとブリのカルパッチョ  生ハムのシーザーサラダ  
イトヨリ鯛のポワレトマトソース  海老のスウィートチリマヨネーズ和え 
ビーフシチュー  茶碗蒸し  ちらし寿司  胡麻豆乳鍋 デザート(順不同)


今は抗生剤の点滴から解放され、スッキリとしたいい顔をしている義母。
腕に力があるし、脚も痛くないので、
「畑へ行って、ネギの植え替えをしなくちゃなんないよ」と言うと、その気になっている義母。
でも、少し考えて、「だめだ~」って

私の風邪はもう少し。
年末に向けて商売にも力を入れなければ・・・
余裕のある時にコメントさせてくださいね


 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら



介護生活もまた楽しからずやd(*⌒▽⌒*)b

2013-11-18 07:09:42 | 介護
 
植えたばかりのパンジーと霜にやられたベゴニア


前日まで上を見てぴんと立っていたベゴニアが、翌日の霜に負けてぐったりとしてしまった。
尤も季節的なものもあるからしょうがないけれど。

人間の命もこんなものなのかも。
油断してると、翌日どうなっているのか分からない。
だからこそ、一日一日を大事に大事に生きていかなければ・・・

今日は、実家の母の命日。
昨日まで何でもなかった人が、急にくも膜下出血で倒れて、
そして、手術前まで喋っていたというのに、
あとから運ばれて来た人が先に手術室に入ることとなり、
その為、母は後回しにされて、
それで、手術したらもう意識が戻ることもなく、
10日ぐらい集中治療室に寝かされたまま、そして帰らぬ人となった。
常々、「コロっと死にたい」と言っていて、その言葉通りの最期だった。
早いもので、あの日からもう31年の月日が流れた。


NHKみんなのうた「6歳のバラード」が流れていたのは昨年春の頃で、
当時、我が家では、この替え歌を歌うのがマイブームとなっていた。

*6歳のバラード ユウチューブはこちら

例えば義母。
女の子です~~♪ 87歳です~~♪ 今は入れ歯を使ってませ~ん♪
といった具合に。
またこんなのも
女の子です~~♪ 87歳です~~♪ 畑仕事が大好きで~す♪


その義母、震災前は足取りが軽く、誰が見ても80歳代とは見えない後ろ姿だった。
しかし、88歳となった今では、自力ではベッドから起き上がる事さえ困難になってしまった。

ところが、
夕食の時間帯になると、どこからともなくやって来る不思議なオバサンがいて、
「あのおばちゃん、また来てるんじゃない?挨拶しなくちゃなんないよ」と言うと、
忽ち笑顔になり、起きたいというそぶりを見せる。

よいしょ!っと掛け声をかけて起こして上げ、
次に義母の腕の下に両腕を差し込んで抱きかかえ、よいしょっ!と立たせ、
「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ」と言いながら、
20センチと離れていないマッサージ機に掛けさせる。
膝が硬直したため、痛くて一歩も歩けないのだ。

テーブルを用意し、手を拭くためのウエットティッシュを渡し、
「正直のオバちゃん、また来てるかな~?」とカーテンを開けると、
「来てる、来てる」と笑顔になり、縁側の向こうのガラスに写っている自分にご挨拶。

私たち家族も
「あらあら、寒い中いつもどうもすみません。」なんて言いながら・・・
娘も合わせて、「正直のオバちゃんにお茶を進ぜなくちゃね」なんて。

こうして、しばし楽しい食事の始まりとなる。↓

  

注)正直(しょうじき)は、町内の義母の実家へ行く手前ので、
「あのおばちゃんどこから来たの?」という問いに「正直から」と答えたので、
正直のオバちゃんとなったのである。


食事が終えると、
「今日もありがとうございました。どうぞ気をつけてお帰りなんしょ」と挨拶し、
カーテンを閉めて、本日の劇場終了。

義母をベッドに寝かせた後、母と娘はお腹を抱えて大笑い。
「これだから介護も面白くて堪んないよね~」などと言いながら

「介護は大変か?」と聞かれれば、それほど大変ではないし、
「じゃぁ、思ったより楽なの?」と聞かれれば、決して楽とは言い切れない。
今のところ、それが本音かな?

24時間の生活をサポートするわけだから、
当然あんな事もこんな事もしてあげなければならないわけで、
でも、出来るだけ楽しいことを見つけながら、
明るく楽しくをモットーに、決して無理することなく、
力の範囲内でやって行ければと切に思う今日この頃である。



 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。『酒・黒澤 明』『貴醸酒』

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


入浴サービス

2013-10-12 21:08:28 | 介護

アケビ

過日開催された「たむらまち商工感謝祭」について書かなければならないのだが、
敢えてまたもや介護関連について。

義母の介護をしていると、一週間の早いこと。
特に金曜日はお風呂屋さんが来る日なので、朝からバタバタ、何かと忙しい。
約束の9時より15分も早く到着するので、
その前に朝ご飯を食べさせて、お薬飲ませて、
着替えのパジャマや寝具類、一揃え準備して、
マッサージ機その他を部屋の隅に移動し、大きな浴槽を設置出来るくらいの空間作り等々。

9月からお世話になっているアフロサービスという入浴サービスの業者さんが、
3人がかりでお風呂に入れてくれる。
しかもお湯は市内三穂田温泉のお湯を運んで来てもらえる。
このサービスは、朝一番の人だけが受けられる特典だとか。

看護師さんが熱を測ったり血圧を測ったり、お通じがあるかどうかの確認をしたり、
その後、バスタオルで丁寧にくるんで静かにお湯の中へ。
義母はとっても気持ちよさそうである。
初回の時、「入り方がお上手ですね」って褒められた。

最後に手足の爪を切ってもらい、約45分ほどのサービスを終えた後、
一応部屋の中の掃き掃除と移動したものを元の場所に戻し、
パジャマや寝具類の洗濯に取りかかる。
空模様の良い日には、山ほどの洗濯ものでも乾きが早いけれど、
お天気が悪いと干す場所もなく、憂鬱になってしまう。

そんなわけで、義母の入浴介助からは解放されたものの、
しかし、そう楽になったわけではない。


義母の布団の上でカタツムリになるSさんちのニャンコちゃん 



東京オリンピック開催決定後、何となく晴れ晴れしない日が続いていた。

しかし、それも玄侑宗久さんのこれを読んでスッキリ!! 流石芥川賞作家の玄侑さん!!
読み終えた時に、思わず拍手をしていた私である。

福島民報 10月6日付 日曜論壇『オリンピックと原発』



自然酒の古里 田村 発売中
 

『金寶自然酒 山廃純米吟醸』初入荷!!

・精米歩合 60%  ・アルコール度数 16.8(原酒)
・日本酒度 -15  ・酸度 1.7
1.8リットル   3,150円(税込)
720ミリリットル 1,575円(税込)
*特撰自然酒が9月末日で終売となり、10月より「山廃純米吟醸」となりました。

   

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。『酒・黒澤 明』『貴醸酒』

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


地区の敬老会

2013-09-17 17:09:16 | 介護

台風一過、秋晴れの良い天気になった。

台風18号の影響で、15日16日と雨の日が続き、幸い被害はなかったけれど、
我が家の夫、15日には地区敬老会の交通整理で制服がずぶ濡れ、
翌16日には地元のお葬式で、丁度台風が市内を通過の時刻、斎場の出入りにまたずぶ濡れとなり、
「ズブン、ズブヌレ」なんて笑っていた。

さて、16日は「敬老の日」
毎日がスペシャル、毎日が「敬老の日」みたいな我が家では、特に変わったこともなく、
なので、当地区の敬老会について記録しておきたい。

区の役員はじめ民生児童委員のほか各種団体の役員など40名からなる実行委員会が、
企画運営に携わっている。
我が家の夫は、交通安全協会の支部役員として、雨の中交通整理をした。

今年度の敬老会開催は、15日(日)10時からであった。
資料によると、
地区内約300戸から75歳以上の男女202名が招待され
その内米寿で特別に記念品と表彰を受けた方が、男女合わせて11名
その中には我が家の義母の名前もある。

因みに記念品はニットの膝掛け、
そろそろ膝掛けが必要と思われていたのでこれは嬉しい。
マッサージ機に腰掛けている間に使わせたら、「あったかい」ってニコニコしていた。



6月に米寿の認定証と祝い金を戴き、この度の敬老会ではまた膝掛けを戴き、
重ね重ねのお祝いになんだか申し訳ないような気持ちになった。

また、幸せ金婚夫婦はRさんとYさんご夫妻の2組。
(例年より少ないような)

長寿十傑のうち男性の最高齢はKさん(大正8年8月生まれ)
女性の最高齢はRさん(大正1年11月生まれ)。

義母と同年齢の男性が十傑に入っているが、義母は未だ未だ・・・
ここでもやはり女性の平均寿命が上回っていることが良く解る。

御来賓から祝辞を戴いた後、
小学生の作文発表さらに余興(カラオケ、踊り、箏曲演奏、大正琴など)と続き、
お昼前にはお開きとなる。


招待者全員と来賓、実行委員に配られた記念品

こちらの記念品は、郡山市ブランド認証産品であり、
全国に誇れるお米『あさか舞(まい)』で作った玄米茶です。
と書いてある。

他には紅白ゆべしとペットボトルのお茶。


柔らかいものしか食べられない義母も、これは美味しそうに食べていた。

かんの屋

ところで、私たち団塊世代が75歳に達した時、
この狭い区民会館に全員入りきれるのだろうか?
未だ未だ先のことではあるが、なんだか心配になってきた。

って、それよりちゃんと見届けるためにも、頑張って長生きしなければ・・・



 冷たいあまさけ、米グルト 発売中!
     
     *今年最後の入荷です。

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。『酒・黒澤 明』『貴醸酒』

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


いい湯だなっ ア ハハン♪

2013-08-08 22:37:05 | 介護


aさんから貰った長くて大きいカボチャ。さて、どのようにして食べようか。


梅雨明けと共に、ミンミンゼミの大合唱と
時折ウグイスも負けじとソロで「ケキョケキョケキョ」と。
のどかな里山である。

その長閑さとは逆に、家の中で朝から晩まで奮闘している私がいる。
なんて言えば大げさかな?

只今、自宅で、満88歳の義母の介護中。
義母は、昨年9月より「要支援1」に認定されている。(もうすぐ「要介護」の見込み)
同居歴は、32年と4ヶ月。
実の母親より遥かに長い年月を一緒に暮らしている。

昨年夏から一緒にお風呂に入ることがあり、この夏はその回数が増えて来た。

足がふらつく義母と一緒に入ることは、身体の小さな私にとって至難の業で、
その分横幅と腕力で補っている。
先ず、義母の全身を洗い、シャンプーもし、そして湯船の中へ。
身体を支えながら、片足ずつゆっくり入れてあげる。

次に、自分の体もささっと洗い流し、急いで湯船に入る。
体重40キロ足らずの義母とウンキロの私と。
私が湯船に入るとお湯の量が溢れんばかりにぐんと増えるので、
義母はびっくりしたり喜んだり・・・

そして、
私が「いい湯だなっ、アハハン いい湯だな♪」と歌い出すと、
義母も「ここは谷田川、か・と・や・のゆ~♪」とたどたどしいながらも付いてくる。

あ~~、極楽極楽!!

しかし、ここからがまた大変。
あんまり長湯しては義母の身体に良くない。
本人はもう少し入っていたいようなのだが、それでは私の手に負えなくなってしまう。

「上がれなくなったら困るでしょ、この位にしよう」
「うん」

小さい身体でしゃがんでいる義母を抱き上げ、
また入る時と同じように足を片方ずつ出してあげ、気持ちが落ち着いてからゆっくりゆっくり浴室を出る。

「待ってね、待ってね~」と言いながら二枚のバスタオルで身体を包んであげて、
濡れた頭もタオルで包み、

「ちょっと待っててね~」と言いながら自分も同じように包み・・・
身体を支えてあげながら義母の部屋へトコトコトコトコ。

バスタオルで体を拭いてあげた後、○パンツをはかせたりパジャマを着せてあげたり、髪の毛も乾かしてあげて・・・
その間、当然私のバスタオルは乱れてしまい、それを見て義母が、ニヤニヤ。
私の方はもう汗だくだくで、もう一度入り直すことになる。

で、思いついたのがこれ。


娘が小中学校の頃に使っていたスイミング用のタオル。
確かあったはず・・・と娘の箪笥の中から見つけた。

義母と一緒にお風呂に入る時に使うことにした。
これなら、時間を短縮できるし、ずれ落ちる心配もない

娘が子供の頃に使っていたものが、今、こんな形で役に立つことになろうとは・・・
捨てないで良かった~~。

<おまけ>

戴いた地元の野菜たちを大地を守る会風に \(^▽^)/(撮影:2013.8.6)



 金賞受賞酒 生詰 穏純米大吟醸 限定発売
     自然米の純米大吟醸でトリプル受賞    
      ○全国新酒鑑評会 金賞受賞
      ○福島県春季鑑評会 県知事賞受賞
      ○南部杜氏自醸清酒鑑評会 入賞
     720ミリリットル 3,675円(税込)   1.8リットル 7,350円(税込)


自然酒の古里「田村」「田村生生原酒」発売中!
*本年度の「田村うすにごり生」は、お陰さまで完売です

 冷たいあまさけ、米グルト 発売中!
     
     次回の発売は8月7日(水)となっております。

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。『酒・黒澤 明』『貴醸酒』

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら


在宅介護と訪問看護

2013-02-12 12:55:44 | 介護


いわき市 お菓子のみよしの恵方巻き(h子さんのお土産)


すっかりご無沙汰し、皆様にはご心配をおかけしております。
相変わらずの介護生活、と言っても介護ばかりしているわけではなく、
雑用やら何やら結構気ぜわしく、
そんな時、滅多に外出することもない私を癒してくれるのは、
時折訪ねてくれるセキレイやメジロなどの野鳥です。

暇を見つけては時節柄の仕事にも取り組み、ほぼ出来上がっております。
はい、ご想像通りのシンコクです。

しかしながら、今回の投稿も目新しいネタも珍しい画像もがないので、
またしても介護にまつわるタイトルになりました。
「八重の桜」風に言えば、「ごめんなんしょ」っていうとこかな。



デイサービスやショートステイが絶対いや、という義母のために
この度講じた策が、在宅介護と訪問看護サービスである。

家で介護しながら地元のN医院の看護サービスを受けることにした。
その内容としては、
月に2回のお医者さんの往診と週一回の看護師さんの訪問である。
体温と血圧の測定、脚の屈伸運動と手を握ったり開いたり、または縁側での歩行訓練その他諸々。

家族以外の人と接触することで脳に刺激となり、ボケ防止になるかもしれない。
というのが主なねらいである。

2月になって始まったばかりなのだが、今のところは順調に行っているし、
暖かくなるころには、外へ出てみたいという気持ちになってくれれば言うことなし!

そして、6月の88歳の誕生日を元気に迎えられるようにと願っている。

お正月に来られなかった義姉妹に声を掛け、連休を利用して来てもらった。
介護が過去形になった二人と現在進行形の私。
60代女が3人揃って喧々諤々。
正直言えば、介護よりお互い自分自身の健康状態について盛り上がっていたかも

しかし、今後の方針については、納得し了解を得られたものと思う。

当の義母はというと、久しぶりに娘たちに囲まれ、
一挙手一投足注目されながら、食事をしたりお茶したり、
mちゃんの成人式の写真を見せてもらったり、
シャンプーしてもらったり、背中を流してもらったり、
さらには一緒に体操してもらったりと、
言葉には表わさないけれど大そう満足気でありました。




先月31日に体調を崩し、1日に大手術を受けた妹も、
日を追うごとに順調に回復しておりますので、どうぞご安心くださいませ。
また、お寒い中でございますので、皆さま方もどうぞ充分な健康管理をなさいますように。

 自然酒の古里 田村 うすにごり生(しぼりたての荒ばしり) ~予約限定発売~
荒ばしりならではの、繊細で純粋な味わいと、澄んだ香りをもつ生酒です。     
720ミリリットル 1,890円(税込)
締切:2月14日(木)  入荷日:3月15日(金)     

 きんぽう自然酒の生 しぼり 冬季限定販売
     平成24年12月1日より平成25年3月末日
     720ミリリットル 1,470円(税込)

自然酒の酒粕 発売中 1袋(500g) 450円(税込)

 加登屋酒店HPはこちら

 加登屋酒店HP こちらもどうぞ。『酒・黒澤 明』『貴醸酒』

 掲示板はこちらこちら

かとや分室の状差しはこちら