28日(日)は、シール店会のお客様招待旅行に同行した。
加えて、もう一つの楽しみもあった。
地元を定刻に発車したバスは、国道49号線と磐越自動車道を走り、
8時半にはもう最初の目的地である柳津町の福満虚空造尊圓蔵寺(ふくまんこくぞうそんえんぞうじ)
通称こくぞう様へ到着。
早速牛さんのお出迎え・・・
家内安全と無病息災などを願い、なでなで~~
ここは丑寅の守り本尊として知られて、正月の七日堂参りは毎年テレビ放映がある。
また、この町は赤べこの発祥の地なのだとか。
郷土玩具の赤べこはここで生まれたのか~。
約一か月前の集中豪雨で増水した只見川。未だに濁っている。
橋の真ん中辺に写っているのがこれから向かう斎藤清美術館である。
次は斎藤清美術館へ
会津が生んだ世界的な版画家 故斎藤清の作品が展示されている。
作品は撮れないので、美術館の中庭をUP
斎藤清美術館から虚空造尊(清水寺を模した舞台造り)を望む
会津若松市内へ。
飯盛山や武家屋敷の前を素通りして、向かったのは背あぶり山の麓の松平家御廟である。
往復歩けば1時間コースのところを、
みんなの希望で、行きはバスを利用し帰りのみ歩きの45分コースを。
昼食前の適度な運動になった。
お食事は市内の「田希野(たきの)」というわっぱ飯のお店。
味の良いわっぱ飯とお蕎麦でお腹がパンパンに膨れた。苦じぃ~~。
*帰りがけに知らされたのだが、ここで小島よしおの一行も食事中だった。
食事の後は、いよいよ県立博物館へ。もう一つの楽しみが始まる・・・
間もなく駐車場という頃、携帯にメールが入った。
「あんな話こんな話」のpochikoさんからである。
「只今博物館到着です。その辺をぶらついてます」と。
pochikoさんとはブログ開設して初期の頃からの、いわば旧知の仲である。
会津へ嫁いだ妹に久しぶりに会うような気持ちと、そしてちょっぴりドキドキ。
程なくしてpochikoさんとご対面。
みんなの前なので歓声を押さえながらも喜びは隠せなかった。
鶴ヶ城へ移動してからも話が続き、
千利休の子・千少庵の築いたという茶室「麟閣」でお抹茶を戴きながらブログの話などを・・・
小島よしおの写真を撮りたいというpochikoさんと別れて、私は駐車場の方へ急いだ。
pochikoさんは、ポチポチ、いやピチピチとして、
若さとエネルギーに満ち溢れたまさしく会津のお母さんだった。
それが証拠に、帰宅してバタンキューとなったころ、
pochikoさんのブログはもうUPされていたのだ。
*鶴ヶ城でのイベントの詳細などなど、pochikoさんのブログをどうぞ。
私たちは、この後慧日寺(えにちじ)とガラス館へ寄り、午後7時には全員無事に帰宅した。
*慧日寺は、会津仏教文化発祥の地である
未だ未だ復興の兆しが見えない福島県。
だが、帰りのバスの中は笑顔で溢れていた。
柳津の粟饅頭屋さん、美術館や博物館それに鶴ヶ城会館のお店の人たちも、
みんなみんな少しは元気になれただろうか?
がんばっぺ福島!
の思いを込めて一歩一歩踏みしめて歩いたこの日の歩数計、
15618と表示されていた。
毎朝のウォーキングはせいぜい4000歩。その4倍は歩いたことになる。