酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

東北に希望の光

2011-06-27 21:47:12 | がんばっぺ福島!!


モンシロチョウ(撮影:2011.6.22)

岩手県平泉町の中尊寺金色堂と毛越寺(もうつうじ)が、世界遺産として登録された。
10年にも及ぶ町民の悲願がようやく実を結んだ。

平泉世界文化遺産登録のニュース朝日新聞(6月27日)

これより先に我が福島県にも嬉しいニュースが届いた。
2013年放送の大河ドラマに
会津若松市出身の新島八重の生涯を描いた「八重の桜」に決まったのである。

*福島民報新聞 論説・あぶくま抄 6月24日
*福島民友新聞 民友ニュース   6月23日


平泉世界遺産登録で中尊寺金色堂と毛越寺を中心に観光客が増えると予想されるが、
その際には是非我が福島県にもお立寄りいただきたいと切に願うものである。



罹災証明書を提示すれば、東北全域の高速道路が無料になることになった。
どこかへ行く予定があるわけではないが、一応手続きをしたいと思っている。

で、素人的な考えではあるが、
罹災証明があるなしにかかわらず、東北地方の高速道路を全て無料化にすれば、
多くの人たちが被災地へ来やすくなり、それで復興につながるのではないかと思うのだが、
JR東日本や民間バス会社との関連もあり、そう簡単には行きそうにない。



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邂逅と別離

2011-06-19 17:07:34 | がんばっぺ福島!!
   

A子さんちの薔薇(撮影:2011.6.19)

アレから100日も過ぎたことですし、
長いこと閉じていたコメント欄を本日より開くことにしました。
このブログにも爽やかな風が吹けばなんて
どうぞよろしくお願いいたします。



20年もの長きにわたり、
シール店会や女性部担当としてお世話してくださったTさんが、
同じ市内のK町商工会へ転出されることになり、
昨夜はいつもの地元の中華飯店で送別会を開いた。

記念品と花束と他に寄せ書き用の色紙を用意して、
出席者全員に思い思いの言葉を綴ってもらった。
〆は、t子さんが指揮者となりシュプレヒコール。
総立ちになり「がんばれ!がんばれ!」とエールを送った。

娘を嫁に出す親の気持ちをちょっぴり味わえた夜だった。

それにしても、
女性部のお姉様たちはみんなパワフルで、それぞれに多趣味・多才である。
日本舞踊、フラダンス、クラシックダンス、大正琴、ストレッチ体操、スポーツ民踊、バレーボール、
ガーデニングに野菜作り等々。
一人でいくつも習っている人もいる。
商売と家事をしながら、よくもそんな時間がとれるものだと感心すると共に、
それはやはり時間の使い方が上手なのだろうと納得した。

私は、家の中でできるブログと
ブログを通しての交流をこれからも続けて行きたい。


我が家のクレマチス(撮影:2011.6.19)


そして、別れがあれば新しい出逢いもある。
数日前にやってきた2種類のクワガタ。(親子ではない)

撮影:6011.6.17

お客様から戴いたきゅうりの最後の一本を与えた。
しばらくクワガタの観察も続けて行こう。

<おまけ>野菜スティック(きゅうりと大根)

撮影:2011.6.10

柔らかくて瑞々しくてとても美味しいきゅうり。
曲がっているというだけでB級品とかになってしまうらしい。
このほか、三五八漬けやサラダ、チャーハンなどいろいろに使った。



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義援金

2011-06-16 20:42:32 | がんばっぺ福島!!

先日の女性部総会で満場一致で決議した“義援金”を届けるため
厚生文化事業団の窓口となっている福島民報郡山本社へ。
部長になって初めての大仕事である。

担当の方に義援金を渡した後、副部長のKさん、事務局のTさんと並んで写真を撮ってもらった。
緊張したためか大きく歪んだ顔が、本日(16日)の紙面に掲載されている。

新聞社を訪ねたのは、遥か昔(昭和53年)に子どもたちを引率して福島市まで行った時以来だ。

受付嬢に「義援金を・・・」と話すと、
すぐ隣のそれ専用らしき応接室に案内され、トントントンと。
あれよと思う間に事は済み、領収証を戴いて・・・ふふっ、意外と機械的だった。

アレ以来、全国の数知れぬ人たちがこんな経験をされてるんだな~。


4年振りの再会

2011-06-14 22:36:18 | がんばっぺ福島!!


「豆らかね」は、越後の方言で「元気ですか?」という意味なのだそう。
そう言えば、「豆で達者で」という言葉もある。


実に4年振りの再会だった。
初めてお会いしたのは、忘れもしない2007年7月7日。
縁を結んでくれたのは、あの日猪苗代で行われた「ウルトラマラソン」。
  *2007 BANDAI INAWASIRO URUTORA MARASON

4年の歳月を経た6月13日、
ところは、谷●川の橋の上・・・ではなく、名もない小さな橋のたもとの小さな酒店。

山形県東根市で開催された「さくらんぼマラソン大会」に参加された
ブログ友“走りと泳ぎと週末菜園”の美浜さんとそのお仲間、総勢6人のオジサンたち。
東北自動車道を真っ直ぐ南下するところを、
わざわざ須賀川ICで降りて、49号沿いの我が家まで足を延ばして下さったのだ。

大震災や原発の影響を心配して下さって、「元気な姿を見たい」と。
なんて嬉しい心遣いだろうか。
短い時間だったが、美浜さんと愉快な仲間達と初対面でありながら親しく歓談することが出来た。
豆でいれば、またいつか何処かで・・・・。

お帰りになる直前に撮ってもらった皆さんと私たち夫婦との写真、
出来栄えがどんなか、非常に気になるところではある。

*美浜さんとは「日本縦断駅伝」以来のお付き合いが続いている。

<おまけ> 2011.6.15
美浜さんから写真が送られてきました。
その内一枚だけ(夫が写ってない方)を掲載します。


そして、こちらは不思議な再会。


キャロルロゼ(撮影:2011.6.6)

昨年のミニトマト「キャロルロゼ」の鉢にひとつだけ芽が出て、こんなに大きくなっていた。
果たして実はなるのか?
非常に疑問ではあるが、せっかくの再会、これは優しく見守ってあげなければ。  



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あれから3ヶ月・・・

2011-06-11 15:12:12 | がんばっぺ福島!!


待ち望んでいたクレマチスがようやく咲いた(撮影:2011.6.11)


あれから3ヶ月、雨の朝を迎えた。

この辺りでは、未だに洗濯物を外に干している家は見当たらない。
多分我が家くらいかな? 今日だって雨上がりにはすぐ外に出したし・・・
(因みに娘のは家の中に干してる)

元々なるべく手を出したくないと思っていた庭の草むしり、
早起きした夫がやってくれたのだろう、いつの間にか小ざっぱりしていた。

地元の小学校で、子どもたちは窓を閉め切った校舎の中で生活している。
熱中症対策は万全なのだろうか?
身体の成長に悪影響&支障はないのだろうか?

我が家近辺の放射線量
6月4日 0.145μsv/h  (5月22日 0.175μsv/h)
小学校近辺の放射線量
6月4日 0.174μsv/h (5月22日 0.162μsv/h)


「もしこの地区が警戒区域とか避難区域だったら・・・」
もしも・・・と、何かと言えばシミュレーション大好きな我が家族である。
食事をしながら例によって話し合ってみた。
(洗濯物同様、「何と馬鹿な家族」と思われるだろうけれど

避難場所は、
東京の義妹夫婦から許可をもらっている越後湯沢のリゾートマンションと決まり、
すると夫が、
「俺とおばぁは留守番してる。二人で行け」さらに「玉川温泉に行ったと思えば癌も治るし・・・」と。
放射線は癌治療に丁度良いのだとか。

注)秋田県玉川温泉:がん治療で名の知れた温泉

なるほど、
放射性物質の違いはあるかもしれないが、線量だけで言えば、
玉川温泉は毎時6.0マイクロシーベルトを上回っているらしい。




しかし、こんな話をしていられるうちはいいけれど、
飯舘村や川内村など実際にそうなったらとっても深刻なことで、笑ってすまされる問題ではないのだ。
なかなか収束の兆しの見えない原発に今日も憤りを覚える。


<再掲>前回の記事に誤り(リンクミス)がありましたので・・・

先日、山口県のご出身であるTさんよりこんなコメントを戴きました。
御地ではいまだに長州は敵対視してるんですねー、でも歴史の流れですので・・・

そこで、こんな記事を見つけましたよ。
原発に負けるな!会津救済に“薩長”参上
旧敵・薩長が本県観光にエール

和解」に向けて大きく前進しています。


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近況と義母のある意味愉快な話

2011-06-07 16:20:00 | がんばっぺ福島!!


1日


実家からの帰り道 いつもの場所で(撮影:2010.6.1)

『安積野(あさかの)のはて 山青く   
工都(こうと)のけむりのぞみつつ
明日の日本を我らは担う~~♪』
作詩 源後三郎 作曲 古関 裕而

これは、母校(高瀬中学校の)の校歌の一部であるが、
あいにくの曇り空のため、青いはずの山も工都の煙も見えなかった。


3日
安積町の「はた野」というお店で会議とその後のお食事会があった。

   

ろうそく作り、3B体操、バレーボール大会など、
忙しくも楽しい一年となりそうだ。


6日
リフレッシュのため出かけることになった娘の送迎で東北本線須賀川駅まで。
このところ窓の外をぼんやりと眺めていることの多くなった義母も連れ出すことにした。

今月末に87歳の誕生日を迎える義母、年相応と言えば年相応なのだろうけれど、
最近めっきり老けこんだような気がする。

洗濯物を干したり取り込んだりしてくれていたのだが、
もともと畑仕事に比べ、家事は苦手な方なのかも。
見ているとあまりにも粗相なので、やり直すことが多く、
それなら初めから自分でやった方がいいと思うようになり、
仕事を取り返すのは良くないと思いつつ、どうしてもそうなってしまう。

昨年の秋と今年の4月と
姉妹のように仲良くしていた親戚のmさんkさんに先立たれ、
話し相手がいなくなったことも大きな要因に違いない。

常に一緒にいる私が話し相手になってあげればいいのだけれど、
話の内容と言えば、昔話とか誰々さんの体調が良くない話など、
私にしてみればたいして興味のない話ばかりで、
逆にこちらのストレスが溜まる一方なのだ。
それに、30年も一緒に暮していれば、その昔話も耳にタコだったりして、
あぁ、これでは良くないな~と思いながらも、話題を逸らしたくなったりして・・・。

そんなわけで、罪滅ぼしのために連れ出すことにしたのだ。
片道15分ぐらいの道のりなのだが、少しは気分転換になるだろうし、
食事中や仕事中にはうんざりの話題でも、
車の中では優しく聞いてあげることが出来る。

娘を駅で見送り、その後ついでにロックタウンで買い物。
ここでおもしろいことがあった。
義母が、大きな姿見の前で笑っている。
岩手の義姉(義母にとっては長女)に似た人を見つけたので、笑顔で近寄ったら
相手もニコニコしながら寄って来た。
もっと近くによると、相手も寄ってきて・・・・・と、
何度か繰り返してようやく気がついたらしいのだが、それでもとても嬉しそうだった。

こんな事って、お年寄りにありがちな光景なのかもしれない。
義姉妹達にも知らせてあげようと思う。


先日、山口県のご出身であるTさんよりこんなコメントを戴きました。
御地ではいまだに長州は敵対視してるんですねー、でも歴史の流れですので・・・

正直何とご返事すれば良いのか戸惑いましたが、
本日の新聞に嬉しいニュースが載ってましたのでお知らせいたします。
薩長が本県観光にエール』  和解」へ大きく前進してます。


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