酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

小田原と六本木ヒルズへ

2018-06-03 15:47:21 | 

 

電車が静かにすーっとホームに入ると、突如「おさるのかご屋」のメロディーが、

そう、ここは小田原市です。

*このメロディー、未だに耳の奥にこびり付いています。

 

 

二日間の娘の休暇に合わせて、この季節に恒例となっている母子二人旅。

ホテルや電車、食事の場所等々全て娘の綿密な計画に任せ、

私はいつものようにただ付いて行くだけのとても快適な旅でした。

 

一日目は小田原城と江の浦測候所へ。日が暮れるまでじっくりと堪能しました。 

小田原城

   

高所恐怖症の私、石垣の一番上で震えながら娘に手を振っています。

さて、見つけてもらえるでしょうか? ( ̄ー ̄; ヒヤリ


帰宅後、小田原市に住むt子ちゃんと電話で話していると、

「中学校の修学旅行で箱根と小田原城へ行ったでしょう」と言われ、

「ええっ?私達小田原城へも行ったの?」

50年以上も前のことなので、全然記憶にございません!なんですけど、でも話しているうちに何となく

「あの写真がそうかな~」って


江の浦測候所

小田原から熱海方面へ向かって二つ目の根府川駅で降り、シャトルバスで江の浦へ。

相模湾の穏やかな波に心が落ち着きます。

 

 

茶室「雨聴天」 と  石造鳥居

雨聴天 千利休作と伝えられる「待庵」の本歌取りとして構想された 

本歌取りとは・・・古典を引用しつつ新作にその精髄を転化させる手法を言う(資料)

 

 

     

 ここには載せてませんが、石舞台 Stone Staje(能舞台)の橋掛かりに使っている

23トンもの巨石は、福島県川内村の滝根石なのだそうです。

 

2日目は東京へ移動し、六本木ヒルズの森美術館へ。

「建築の日本展:その遺伝子がもたらすもの」

森タワーの3階からエレベーターに乗リ、あっという間に53階の森美術館へ。

展示場へ入ってすぐ目に入ったのは、飯盛山「さざえ堂」の模型です。

 

利休の「待庵」では、入室体験もできました。

そして、最後に現れたのが、何と前日に見て来た江の浦測候所の模型やvideo等々。

 

美術館を出てすぐ、同じチケットで53階からの都内の眺望も可能ですが、何分にも高所・・・なものですから~

って、それより時間の関係で遠慮したのです。

 

それにしても、あのメロディー、なかなか離れません。

「エッサエッサエッサホイサッサ」 と口ずさむ今日この頃です

    


次回のお楽しみは?

三春町のまほらで開催される「こころの好縁会in三春」

玄侑宗久さん姜尚中さんのお話を聞くことが出来ます。

 

しばらくご無沙汰している、開成山のバラ園にも行きたいな~とつぶやいてみましょう。

叶いますように

 

長い旅行記になりました。最後まで読んで下さいましてありがとうございます

 

5月28日の歩数  16226歩

5月29日の歩数  11143歩

 

  

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即身仏(浅川町)~山本不動尊(棚倉町)へ

2018-02-09 21:19:21 | 

 

2月7日(水)  朝焼けがとってもきれい! 雲が桜色に染まっています。

 

 枯れ木に花?  撮影 2018.2.7

 

即身仏に会いたくて以前にも車を走らせたことがありましたが、

途中台風による土砂降りに見舞われ、やむなく断念しましたので、

今日はお天気が良いのを確認してのリベンジです。

向かう先は、即身仏が安置されているという浅川町の貫秀寺。

何か所か、日当たりが悪くて路面が凍っていたものの、

心配したほどでもなく、ほぼ快適なドライブでした。

 

即身仏は後ほど・・・

 

即身仏とのご対面の後、

続いて向かったのは、棚倉町JAの直売所に隣接しているレストラン。

おしゃれなレストランでした。

画像はフェイスブックに掲載しましたので・・・

 

棚倉町と言えば、

いつでしたか、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯!」で向井理さんが街中を歩いてましたね。

歴史と情緒のある素敵な町です。

棚倉城址もありますが、ここはまた次回にということで、

有名な山本不動尊へ。

 

山本不動尊の参道です。きれいに除雪されてますね。

本堂前にも駐車場がありますが、ここの駐車場に停めて、散策しながら目指すことに。 

 新潟県十日町市の美人林に勝るとも劣らぬ美しさです。 

 

本堂の向かい側と言うか、川の対岸、大きな洞窟の中に祀られています。

 130段もの急な階段を昇り、ふうふう言いながらやっと辿り着きました。

 

弘法大師さま(高野山奥の院にご入定)

 

新車のお祓いのために来られた一組のご家族と遭遇しました。

いつか新車を買った時にはまた来なければ、そう思いながら次の目的地へ。

 

 水郡線 磐城塙(いわきはなわ)の駅舎

林業の町塙町らしく木材がふんだんに使われています。

写真の右側には、近ければ毎日通いたくなるような図書館も併設されています。

駅舎の中にあるカフェで一休みし、

その後、道の駅はなわまで足を延ばし、野菜などの買い物をして家路へ。

日が暮れるまでたっぷりと息抜きした一日でした。

 

優しく送り出してくれた夫と、車の運転をしてくれた娘に心から「ありがとう‼」を。

 

<おまけ>

浅川町 貫秀寺薬師堂に安置されている即身仏と入定の際に使われた木桶

(石棺もありましたが、写真を撮らなかったので)

↓ クリックで拡大

即身仏 弘智法印 侑貞(こうちほういんゆうてい)

1683年12月8日 92歳で入定

 

 

 今日の歩数 8875歩

(車での移動が多かったけど、結構な歩数になってます)

 

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谷根千と六本木(MIDTOWN周辺)ぶらり旅

2014-05-21 21:23:24 | 


久しぶりの雨に庭の紅葉も濡れてます。


土日は東京へ。
東京で深呼吸(1)」以来、3年ぶりの上京でした。

東京で深呼吸(2)  東京で深呼吸(3)  東京で深呼吸(4)

真夏を思わせるような好天の中、谷根千(谷中、根津、千駄木)とMIDTOWN周辺を中心にぶらぶらと。
時折吹く冷たい風がとても心地良かったです。

谷根千は、以前ブログのお友達数人と一緒に歩いた街です。
2010年12月「チョウゲンボウのご縁

あの時のコースを少しだけ変えて、
朝倉彫塑館と正岡子規の子規庵を追加。
お昼ごはんは、串焼きのはん亭で、また、カヤバコーヒーでお茶もしました。



翌日は国立新美術館で開催中の
「イメージの力 -国立民族学博物館コレクションにさぐる」へ。

この日は博物館の日だとかで入館料が無料になってて、
それを知ってか知らずか多くのファンが訪れてました。

また、MIDパークで開催されてた「白州 ミッドパークカフェ
でラップサンドやソーセージなどと、ハイボールを飲み、至福のひと時でした。


それにしても、東京はやっぱりどこへ行っても人が多いです。
谷中銀座もはん亭もミッドタウンも東京駅も新宿駅も、観光客を含めて人、人、人・・・。


新宿駅や東京駅では雑踏の中で迷子になりそうでしたが、
娘のスマホのナビで無事に帰宅した母娘でした

一人で留守番をしてくれた夫と、お世話になった身近な人たちに感謝、感謝!!


   
     
    
    


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新緑の日光へ のんびり鈍行の旅(2)

2013-06-05 23:10:16 | 

花嫁行列(撮影:2013.3.31)


本館の朝食を終えた後、小一時間ほどホテル内の散策。
ヘレンケラーやアインシュタインのサインが残っていたり、
他にも見どころがいっぱい。

  

  

ホテルを出てすぐ、大勢の小学生に遭遇。
今日は快晴に恵まれ、子どもたちの会話も心なしか弾んで聞こえる。

間もなく、大谷川(だいや川)に架かる赤い橋、神橋(しんきょう)に花嫁行列を発見。ラッキー!
(トップ画像をご覧あれ!)
この日、これから行く二荒山(ふたらさん)神社でも記念撮影中の新郎新婦にバッタリ。
因みに、二荒山神社は縁結びの神様なんだとか。
何かいいことがあるかもしれない。



そんなわけで、朝からいい気分で世界遺産の日光へGO!!
念のために膝にはシップとサポーターをしたし、
澄み渡る空に眩しいほどの新緑、清々しさがとても心地よい。






◆眠り猫の坂下門をくぐって奥社(家康のお墓)まで、
合わせて約200段の階段を上らなれればならない。
下から見上げた時、余りにも急なので気が遠くなりそうと思ったけれど、
休みながら上ったので、それほど苦しくはなかった。

◆3代将軍家光公のお墓のある日光廟大猷院もかなりの数の階段で、
それでも脚の方が慣れて来たのか、悲鳴を上げるほどではなかった。

「大猷院の建物は東照宮に向いている。
これは、家康公に対する家光公の強い思慕の念を示している。」・・・・・日光観光協会


◆日光東照宮宝物館において
「松平容保宮司と明治の奉納品」の展示が行われていて、
是非会津の殿様に会って帰りたいと思ったけれど、
何分にも、もう時計の針は2時を指して体力も限界ということで、
仕方なくここは取りやめにして、昼食の場所へ足を速めることにした。


というわけで、堯心亭にてお庭を眺めながらのお食事(懐石弁当)

  
一の重  春キャベツの煮びたし 生引上げ湯波(ゆば) 鰹の刺身
二の重  三点盛り合わせ 鱚のはさみ揚げ 谷中生姜 茗荷
三の重  揚げ巻き湯波 矢車人参 絹さや 里芋
飯 椀  山椒飯
汁 椀  香の物
汁 椀  麦味噌
甘 味  柏もち

デザートの柏餅の可愛いこと。
美味しいお茶もお代わりして大満足。

そして、朝に登って来た坂道を下り、湯沢屋さんを目指した。
実は、来る前から旅の終わりは湯沢茶寮でお茶をして、お土産も水羊羹にと決めていたのである。

 

ところが・・・・・
ここまで辿りついてホッとしたのも束の間、突然娘の体調が悪くなり、
どうも堯心亭でのお茶の飲み過ぎが良くなかったらしく、
暫しお店の中で休ませてもらうことにした。

すると、
「駅まで送ってあげましょう」と。
なんて温かいお言葉でしょう。

私たちは湯沢屋さんの御親切に甘えることにし、日光駅まで送ってもらった。
お陰で予定より一つ前の電車に乗ることが出来て、
電車の中でひと眠りした娘はすっかり元気になった。
来る前からの企画と旅行中の細かい気配りやら目配りで疲れが出たのかもしれない。

本日の歩数  18,211歩

今回ののんびり旅行に笑顔で送り出してくれた義母と
須賀川駅までの送迎と、留守の間義母の世話をしてくれた夫、
往復の列車の時刻やホテルの手配、お食事処の下調べなど全ての企画をし、
膝痛の私を労わりながら導いてくれた娘に感謝!! 

*(1)(2)の長い記事を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
また、コメント返しが遅れている無礼をお詫び申し上げます。



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新緑の日光へ のんびり鈍行の旅 (1)

2013-06-02 21:00:34 | 

雨の中禅寺湖畔より男体山を望む(撮影:2013.5.30)


常々、「毎日が母の日」と言っている娘の企画。
母の日と誕生日祝いを兼ねているつもりなのかもしれないので、黙ってついて行くだけだ。
日光は中学2年の学習旅行以来、実に50年振りとなる。

<往路> 東北本線須賀川駅(7:55)→黒磯駅(9:15)→宇都宮駅(10:06分着)
   日光線宇都宮駅(10:35)→日光駅(11:17着)

電車の中では五木寛之の「林住期(りんじゅうき)」を読んだり、沿線の新緑に目をやったり。
自宅を出て早や4時間で日光へ到着。

駅前から世界遺産の日光へ続く街並みを散策し、ゆばの店でお腹を満たす。
生ゆばのお寿司とちらし寿司など。

その後、定期バスに乗って今日の目的地中禅寺湖へ。
霧に包まれたいろは坂は、誠にスリル満点であった。

中禅寺から雨の中を歩くこと約一時間、イタリア大使館別荘記念公園へ。
傘をさしていたが、途中強い雨となり、びしょ濡れになってしまった。
女二人でビジョビジョ?!

ストーブの傍で衣服を乾かしたりコーヒーで身体を温めたり、
ゆっくりと過ごす。





*クリックで拡大します

一休みして、またバスに乗ってホテルへ向かう。
途中、夕御飯を調達。
油源というお店のお惣菜や果物、そのお店で教えてもらった酒店へも足を伸ばし、
日本酒を買い求め、最後の難関、坂道を上りつめて日光金谷ホテルへ。





*クリックで拡大します

雨に濡れながらも頑張って歩き通したMy膝に乾杯!!
天鷹酒造の「辛口純米 天鷹 瑞穂の郷」180ミリリットルを半分ほど口にして
もうほろ酔い加減となった。

日光金谷ホテル 

本日の歩数 14,769歩         つづく・・・・・



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軽井沢でリフレッシュ 2日目

2012-04-17 12:44:16 | 


有島武郎別荘「浄月庵」


2日目は清々しい朝を迎えた。
6時に起床し、お風呂に入って膝のマッサージをし、
朝食の8時までに身支度を整えたり、荷物をまとめて宅配の手配をしたり、
窓際で二人並んで記念写真を撮ったり…

朝食は1階のカフェテラスで。
ここは、ジョンレノンファミリーもお気に入りの場所だったとか。
中庭を眺めながら、ふわふわのスクランブルエッグ、しっかりと焼いたベーコン、
それに珈琲と小さめのパン2枚にブルーベリージャムをたっぷりと付けて。
(夕食を簡単に済ませたので、「和食にすればよかったね」が二人の感想)

食事を終えて、8時半過ぎにタクシーで出発。
向かった先は、軽井沢タリアセン
昨日も今日も、運転手さんとの会話を楽しむ。
皆さんいい人ばかりだ。軽井沢を愛し、軽井沢について丁寧に説明してくれる。
なので、もっと話していたいと思うほど、あっという間に目的地に着いてしまう。


タリアセンに入る前に、隣接する軽井沢高原文庫へ。
敷地の下側に立原道造の詩碑を見つけた。
  

詩人であり、建築家でもあった立原道造の「のちのおもひに」

『夢はいつもかへっていった 山の麓のさびしい村に
水引草に 風が立ち 草ひばりのうたいやまない
しづまりかへった 午さがりの林道を』   


結核のために若くして逝ってしまったのが残念。
さいたま市に彼が設計したヒヤシンハウスが建てられたらしい。
娘は立原道造グッズを見つけ、喜んで買いあさっていた。

高原文庫では、丁度「生誕120年 芥川龍之介展」の開催中。
また敷地内には、野上弥生子の書斎(茶室造り)と堀辰雄の山荘も移築されている。

   

そして、実はトップの画像について、
「作家・有島武郎が、大正12年に波多野秋子と情死した別荘を移築。
父・武が明治末期に三笠に建て、武郎は大正5年から毎年夏を過ごしました」
パンフより。

現在はカフェとなっていて、見学は出来なかったが、
いや、入ろうと思えば入れたのだが、昼食は別な場所を予定していたので…
興味津津の私でも、若い娘には有島武郎の名前すら知らなかったのかも。




いよいよゲートをくぐり、塩沢湖(人造湖なんだとか)の右半分を一周することになる。

初めに目指したのは、ペイネ美術館。
一日目の聖パウロカトリック教会の設計者、アントニン・レーモンドが、
自身の別荘兼アトリエとして建てた建物を移築し、
現在は、「ペイネの恋人たち」で知られるペイネの美術館となっている。



なるほど、建物自体は素晴らしいが、展示されているメルヘン調のイラストがオバサンにはどうも合わない。
若い人たちがが来るところかなぁなんて思ったり。
でも年老いてなおこのような純粋な気持ちでラブラブな絵を描けたペイネはやはり素晴らしい。
(と如何にも知ってる風に書いておこう)


昼近くになってたどり着いたのは、深沢紅子野の花美術館。
明治44年に軽井沢郵便局として建てられた由緒ある建物なのだとか。
二階に深沢省三(ご主人)の絵画(三陸、大船渡の海岸の絵が多い)と共に展示されていた。

階下がソネットというレストランになっていて、そこで一休み。
旬の野菜のパスタとふきのとうのパスタを注文。
   

旬の野菜をふんだんに使ったパスタはやはり美味しい。
その後、旧朝吹山荘(睡鳩荘・すいきゅうそう)の前を通り、中央ゲートに戻って来た。
お天気が良くてとっても気持ちの良い散策。心配した膝痛も未だ未だ大丈夫である。


旅も終りに近づいてきた。
タクシーで千住博美術館、内村鑑三記念館へ。
運転手さんは、偶然にも昨日ホテルまで乗せていただいた運転手さん。
3回目もあるかな?と期待したが…

<軽井沢千住博美術館>


館内は、自然の傾斜をそのままに活用したなだらかなスロープ。
素晴らしい作品が沢山ある中、
時節柄か入ってすぐ目に入った「夜桜」が最も印象的だった。

『軽井沢千住博美術館は、世界で活躍する日本画家・千住博の作品を
美しい樹々や花々とともに楽しんでいただける美術館です。
建築家・西沢立衛による、やわらかなフォルムのガラスによって構成された光溢れる斬新な建築と、
四季折々の表情を見せるカラーリーフガーデンが一体となり、
森の中を散策するように作品を鑑賞していただけます。
時の流れによって表情を変える新しい発見に溢れた空間を是非ご体験ください。』

美術館パンフレットより

<石の美術館・内村鑑三記念館>
   

石の教会

石の教会からタクシーで軽井沢駅まで。
“峠の釜めし”の幟が目につく。
昔、父親が東北本線黒石駅で買って来てくれたのを何度か食べたことがある。
昔はプラスチックだったかな?とせと物の違いはあるが、懐かしい駅弁だ。
それを買い求め、午後4時発長野新幹線に乗り込み、地元駅に6時半過ぎに到着。

一日目、埼玉県のどの辺りだったか、
うわぁ~~~~っと思わず歓声を上げたくなるほどの見事な桜並木にも遭遇。
母と娘でこれといった喧嘩もなく、膝もよく頑張ってくれたし、
総じてとても楽しい旅が出来た。
いつものことだが、温かく見送ってくれた家族に感謝。

今日の歩数:11270歩 消費カロリー:208キロcal



簡単にまとめようと思いつつ、書きだすとどうしても長くなってしまいます。
長い長い旅日記を読んでくださいましてありがとうございました。

コメント欄を開けましたものの、会議と雑用で少々忙しくなります。
皆様のブログへは暇を見ながらお邪魔したいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。



 田村うすにごり生(数量限定)が入荷しました。720ミリリットル 1,890円

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軽井沢でリフレッシュ 1日目

2012-04-15 22:01:27 | 




水郡線の地元駅を8時30分に出発し、
郡山駅で往復のチケットを購入したり、買い物したりして、
Maxやまびこ210号に乗り込む。
大宮駅であさま515号に乗り換え、軽井沢駅に11時26分に到着した。
斎藤茂太先生の「いい言葉は、いい人生をつくる」を読んでいたので、
3時間(326.4キロメートル)はあっという間だった。

*因みに、復路は連絡が上手く行き、軽井沢16時発で地元駅着18時33分。
約2時間半で30分の短縮だった。


軽井沢は、天気予報通りしとしとと雨が降っていた。
タクシーに乗って旧銀座通りへ。
あらかじめ調べておいたお蕎麦やさんへ直行し、信州蕎麦を戴く。

注)画像はすべてクリックで拡大

 
鴨せいろ蕎麦(娘)と胡桃せいろ蕎麦を註文し、例によって二人仲良く…
(二人前で3,000円也)


お腹が満たされたところで、銀座通り商店街をブラブラ・・・・・
お酒屋さん、お味噌屋さん、八百屋さん、漬物屋さん、パン屋さん、洋服屋さん、
骨董品屋さん、手作りソーセージのお店etc.

その途中、名高い人が設計し歴史的建造物と言われる教会へ
   

*聖パウロカトリック教会

内も外も全部、無料で見せていただいたので、
感謝しながら「讃美歌 頌栄541番」を歌い 絵ハガキを買って教会を後にした。


そして、ここらで少し疲れたので、茜屋珈琲店へ。
   

せっかく軽井沢まで来て黙ってコーヒーをすすっていたのでは美味しくもなんともない。
マスターに「お客さんが多い時には並んだりもするんでしょ?」と声をかけ…
珈琲と「高いがうまいお菓子735円也」というのを戴きながら話が弾み、
また、軽井沢散策のアドバイスもいただいたりして、
ほんの短い時間ではあったが、
ひろ~い店内で心地よい音楽を聞きながら母娘の至福の時を過ごした。


観光シーズン前の平日の午後、そんなに強くはないが、雨が降ったりやんだり。
人通りが少なくて、私たちにとっては幸運であった。
 


寒くなって来たので、多くの文豪たちが宿泊していたという「つるや旅館」の前を通り過ぎ、
芭蕉の句碑を横目で見て『ショーハウス』へ急いだ。
   

「明治19年、軽井沢町にはじめて訪れたアレキサンダー・クロフト・ショー師は、この地を『屋根のない病院』と呼び絶賛しました。そして、自ら明治21年、軽井沢で最初の別荘を建てました。
この別荘が『軽井沢の別荘』を生み出すもととなりました」(軽井沢町ショーハウス記念館より引用)
       


碓氷(うすい)峠の碑がある先へ行ったところに有名な建築家の建てた別荘があり、
だがそこは進入禁止になっていたので引き返し、タクシーを呼んでホテルへ向かった。

今日の宿は軽井沢万平ホテルである。
なんと、部屋の番号が大好きな数字だった。
   


夕食は、銀座通りのパン屋さんで調達したサンドイッチ、サラダ、コロッケ、メンチカツなど。
軽井沢ビールで乾杯し、猫足のバスタブで足の疲れをほぐし、
明日へ備えるべく早目にベッドに入った。

今日の歩数:8022歩  消費カロリー:139kcal

**都合により、2日目を更新するまでコメント欄を閉じます**



チョウゲンボウのご縁

2010-12-02 22:35:23 | 

     チョウゲンボウ(猛禽類)のキョロ姉さん


◆ブログ友のwakasamaさんから呼びかけがあったのは、確か5月末か6月初めのことだった。
そのずっとずっと前に、誰からともなく「みんなでチョウゲンボウのキョロ姉さんに会いに行こう!」という案が持ち上がり、鳥類大好きな我が家の夫も「俺も行きたい」なんて言っていたのだけれど、そう容易く実現するはずもなく、いつかいつかと先延ばしになっていて、ところがこの度ようやくその念願が叶ったのだ。
とは言っても、諸般の事情により、初めのキョロ姉さんに会いに行こう…という案は取りやめ、オヤジな私様のご案内で下町散策がメインとなった。

◆北から南から・・・
 九州のba-baさん、雪国のルレクチェさん、地元のjakuson59さんとwakasamaさん、オヤジな私様に福島から私いっこんまと翌日には関東圏のmさんも加わり、中高年小集団の出来上がり。(あ、未だ未だお若いルレクチェさんは例外なり)

◆京成本線葛飾柴又駅へ・・・
 寅さんの銅像の前には、寅さんとのツーショットを狙う観光客で一杯。
写真は諦めて先ずは帝釈天へと足を進める。
帝釈天の庭で集合写真撮影、その後、山本亭から寅さん記念館へ。

 

久しぶりに口にした鰻は美味しい!
みんなで食べればさらに美味しい!
一粒残さずきれいさっぱりと・・・。

◆wakasamaさんのブログ「葛飾柴又帝釈天」をどうぞ~。


◆押上へ・・・
 業平橋からの東京スカイツリー 
この橋の上でスカイツリーの足元からてっぺんまでを写すのは非常に難しい。
路上に寝そべるような格好で、地面にカメラをつけるようにして写していたカメラマンもいた。それもそのはず、塔体の高さが500メートルを超えたそうだ。2010.11.30現在


◆浅草へ・・・
「電気ブラン」で有名な神谷バーはお昼から超満員なので、別なお店を探すべく浅草界隈をぶらぶらと・・・。

ようやく見つけた小さな店の路上のテーブルを囲み「電気ブラン」なるものを初体験。
「電気ブラン」と「ウーロン茶」を代わる代わる飲むと・・・う~~ん、正に聞きしに勝るの美味しい飲み物。これはいける!! 山かけもつくねも枝豆も超美味しかった~。

        
        


◆上野でお別れ・・・
お友達と別な場所で落ち合うことになっているルレクチェさんを上野駅でお見送り。
これにはちょっと参った。雑踏の中に娘を手放すような思いとでも言おうか・・・。
また、都心部へ帰るjakuson59さんとも再会を約束してのお別れとなった。

◆町屋へ・・・
ba-baさんと二人で予約していた駅からそう遠くないビジネスホテルへ。
のつもりだったが、オヤジな私様と3人で小さなもんじゃ屋さんの暖簾をくぐり、本場のもんじゃ焼きと日本酒をちょびっと戴く。
今宵はもんじゃ初体験となった。

◆トラブル・・・
ホテルで「竜馬伝最終回」を観るために7時半にはチェックイン。
ところが、午前中に配達されているはずのトランクが届いてない
取り敢えず部屋に入り、自宅に連絡。

ba-baさんとおしゃべりしたり、お風呂に入ったりしてゆっくりしていると、午後10時半ごろに自宅から電話あり。
ドライバーさんがお出でになって・・・イロイロ・イロイロ・・・明日の朝出発までには届くだろうということになり、ようやく一件落着。

着替えの下着類、ドライヤー、お化粧品等々がないと、明日はふくら雀改め「着たきりすずめ」となるところだった。良かった~~。


◆谷中へ・・・
ここからは、mさんオヤジな私様のブログへご案内します。


◆楽しい時間は、経つのが早い。あっという間の2日間だった。とりわけ2日目、昼食が済むと、もうひとつの心が帰りの準備をしている。
本当はもっとゆっくりしていたいと思っているのに・・・。
  ここでもっとのんびりとしていたかった。


◆富士山

皆さんとお別れして新幹線に乗り込む。
ふと窓の外へ目をやると、富士山が優しく見送ってくれてるかのようだった。

             
   
埼玉県戸田市近辺から見えた富士山(東北新幹線・上野発16:26やまびこ213号より)


◆感謝
皆さん、ありがとうございました。またお会いしましょう!
今回参加されなかった皆様にもいつか何処かでお会いしたいですね。


◆追記 2010.12.4
<おまけの写真>







「自然酒の生しぼり」「自然酒の酒粕」(仁井田本家) 発売中!!



イーハトーブへ Ⅱ

2010-09-20 22:01:53 | 

     クレオメ(撮影:2010.9.19)

猛暑に強いと言えば、このクレオメもそうだ。



種をまく前にこぼれ種から芽が出て、プランターに種をまいたのよりずっと丈夫に生きている。



さて、旅行の続き・・・朝早くに出発したので、出来るだけ早くホテルに入りたいという要望があり、午後4時ごろには「幸迎館」へチェックインとなった。

参加者13人に4部屋が与えられ、
私たち(3人)の部屋は、大小の和室(2)と洋室(ベッド二つ)があるので、一人一部屋みたいな豪華さだ。

先ずは温泉に入り疲れた身体を癒す。
明るい時間帯の露天風呂もこれまた最高!!


宴会も楽しい。
歌って踊って、明るい笑い声が絶えず、30人、50人もの大宴会かと思えるほどの賑わいである。



これは、事務局のTさんとじゃんけんして、負けた順に用意された素敵なものが貰える。
私はシルクのマフラーをゲット。


お料理は、食前酒からデザートまで13種類。



↑岩手牛サーロインしゃぶしゃぶが一番好評だった。



↑豚ロースきのこ巻き 海老・浅利のベシャメルソース 牛蒡ポンパイユ キヌサヤ



↑カフェオレムースの求肥包み 無花果胡麻クリーム



翌日は、朝ぶろとバイキングで体調を整え、8時40分の出発。
先ずは、JAの直売所「母ちゃんハウスだあすこ」へ。
大きな直売所、駐車場も広々としている。
開店前に到着したのだが、すでに常連らしいお客様がちらほらと。
写真がないのが残念。



↑ 「遠野昔話」の柳田国男住んでいた家。
午後2時から語り部の話があるということなのだが、時間の関係でお話を聞かないで出発。これも残念。



↑ 遠野市のこの辺りの街並みがきれいだ。


↑バスの窓から

2日間、飲んで食べてしゃべって楽しく過ごし・・・帰りのバスの中では、「きみまろ」と「釣りバカ日誌18」が流れていたが、ほとんど眠っていたようである。


<おまけ>エーデルワイン工場で買い求めた赤ワイン

     「夜空のカノン」(撮影:2010.9.17)

娘が作ってくれたお料理と「夜空のカノン」、家族4人でじっくりと堪能。
初秋の幸せなひと時である。


自然酒の古里「田村」と「田村生生原酒」が、熟成されて一段と美味しくなる季節です。

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イーハトーブへ Ⅰ

2010-09-18 21:37:28 | 

     ノウゼンカズラ(撮影:2010.9.18)

今年初のノウゼンカズラをUPしたのは7月18日のことで、あれからちょうど2カ月。
ノウゼンカズラはまだまだ元気である。
カメラを向けていると、そこへクロアゲハも寄ってきて…クロアゲハも元気!!



一泊旅行から帰ってもう何日も経つというのに、なんだか旅行記をまとめる気力がない。特別疲れたというわけでもないのだが・・・。
そんな私を、ノウゼンカズラとクロアゲハが奮い立たせてくれた。


朝から雨の12日、女性部の会員13名を乗せたバスは、イーハトーブへ向かってひたすらに走る。

*イーハトーブとは、「岩手」(歴史的仮名遣で「いはて」)をもじってつくられた宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉である。(ウィキペディア)


今夜の宿は、『千と千尋の神隠し』のモデルになったという花巻温泉郷・山の神温泉「幸迎館」という宮大工の手による大きな旅館。今女性に人気があるホテルということで、とっても楽しみ。

宿に行く前に、何か女性部らしい研修をしなければ・・・

ということで、成島和紙工芸館、へ。ここでは、手すき和紙の体験が出来る。

一時間ほど滞在し、出来上がった和紙をもらって再びバスに乗り込む。


昼食は、「道奥金婚亭」という漬物屋さん。
しし踊りの太鼓の音で迎えてもらえた。

*kさん、n子さん、k子さんの秘蔵写真はこちら

次に、宮沢賢治記念館へ。


広大な敷地の中にあり、駐車場わきには「山猫軒」というお土産屋さんが・・・



おおう! 童話「注文の多い料理店」の山猫軒を想わせる佇まいである。


この日の最後の見学場所、「南部杜氏伝承館」で酒造りの記録映画を観賞した後、売店でお酒の試飲をした一行は、皆一杯機嫌で宿へ辿り着いた。

                             Ⅱへつづく・・・・・



自然酒の古里「田村」と「田村生生原酒」が美味しくなる季節です。

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