お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
これは昨年の画像です。桜が満開でした。
2006年の第35回登山大会
2007.4.29撮影
今日は好天に恵まれた『昭和の日』です。
桜はほとんど葉桜になってしまいましたが、
ウグイスが朝から興奮してましたよ。
山が賑わいそうだということを感づいているかのように
何度も歓喜の歌声を聞かせてくれました。
さて、頂上では毎年行政区の主催で祭礼が執り行われます。
例年通り、野菜、果物、米、鯛などが供えられますが
今年は神主さんの要望で洗米ではなく洗わない米を
鯛ではなくスルメをということでしたので、
毎年洗米を用意していた私は少し気が楽でした。
何事も簡素化されていくようですね。
参加者に配布された“しおり”を転記して記録に残します。
【概況】
郡山市田村町と須賀川市にまたがる海抜676.9メートル、
阿武隈山地に属する独立峰である。
山頂からは福島空港や郡山.岩瀬地方が眼下に広がり、
遠く安達太良、磐梯、那須の山々が見渡せる。
谷田川登山口(国道49号鈴ヶ内停留所)は山麓の馬場平から
登山道が整備されている。
昭和6年7月31日、国から史跡に指定されている。
【歴史】
今から約650年前、南北朝時代の興国元年から
正平8年5月4日までの13年間、
陸奥鎮守(むつちんじゅ)大将軍北畠顕信らが
宇津峰宮(うつみねぐう)を奉じて奥州地方に号令を発し、
南朝最後の砦となった山。
山頂には鐘突堂、千人溜(せんにんだまり)星ヶ城、
長平城、空堀跡(からほりあと)、数多くの石碑や二等三角点、
東屋などがある。
南朝再興を夢見た人たちにひととき想いをはせることができる。
【御井戸の清水】
南北朝時代、城にたてこもった皇族や武将など
高貴な方々の飲料水として使われたそうで、
そのため「御」の敬称をつけた。
2006年4月撮影
【自然】
宇津峰周辺の植物相は、大部分がコナラ、アカマツ林で、
その他植林されたスギ林または伐採地となっている。
星ヶ城跡はシバが植えられて広場となっており、ヤマザクラ、
アカマツ、ヤマモミジ、カシワなどの亜高木。
千人溜付近は、アカマツ、コナラ、ミズキ、サクラ、スギ、
カラマツ、オニグルミなどの高木。
長平城跡はササ、ススキ、ゼンマイまどで覆われている。
毎年参加者に配られていたペナントは、
美術教師の故K先生により作成されていました。
市の鳥“カッコウ”がいますね。
山の上には“2004”の文字が・・・。
今年は携帯電話用のストラップでした。
<おまけ>我が家の庭のハナカイドウです。