台所で仕事をしていたときのこと。
コロナ禍でお客様が滅多にないので、台所(兼私の仕事場)で仕事をしていることが多いのですが。
「お客様が来られたよ~」の合図(チャイム)があり、
いそいそと出て行くと、60代のご夫婦と思われる方が、冷蔵庫の中を覗いていらっしゃる。
あぁ、早速おいでになったのね~と勝手に思いこんだ私。
「あら~~、お久しぶりで~す。お元気でしたね~」って。
すると、男性が振り返って、
「久しぶりというか、初めてだと思うんですけどね~」と仰る。
ええっ??
そう言えば、昔営業で来られていた小中学校の後輩Eさんとは少し違うような・・?
実は、2時間ほど前、Eさんから電話があり、
「加登屋さんの脇の道を登って行くと、宇津峰山に行けるの?」
「そうですよ~。寄ってくださいね~」
という会話をして、私はリタイアされたEさんをいろいろと想像しながら楽しみに待っていたのです。
いや~、申し訳ございませ~ん、実は~と平謝りの私でした。
でも、なんかこんなことで打ち解けたというか、昔からの知り合いかのように思えて、
ご夫婦の慣れ染めやら、山登りのことやら初対面とは思えないことなど、
気を使わないで話をすることが出来て、かえって良かったのかな~と。
お二人は朝にお隣I県H市から来られたご夫婦で、
午前に平田村の蓬田岳に登られて、午後に宇津峰山に登る計画で当店へ立ち寄られたのです。
いや~、しかし思いがけずにご夫妻との会話に交ざることが出来て楽しかった~~。
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