酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

介護関連のあれこれ

2013-01-22 20:23:58 | 介護


大雪の夜(撮影:2013.1.14)


田村町商工会恒例の「新春講演会&新年交歓会」が
20日(日)から21日(月)に磐梯熱海温泉ホテル華の湯で開催された。

膝痛の私もこの日を楽しみにしていて、しかし、義母の介護のことがあり、
急遽、夫に替わってもらうことにした。
大雪の日に、一人で雪かきを頑張ってくれた夫にも、このようなご褒美も必要だろう。

毎年ご夫婦で参加する人たちが何組かあり、羨ましいと思いつつ、
しかし、わが家はそうもいかない。
まして、今年は特に…

この時期のもう一つの楽しみ、
組合の「はよなわ」新年会も、事情によりお流れになったし、
私の今年の温泉行きはしばらくないかもと思われる。

20日の比較的暖かい時間帯に、DKの隅の洗面ユニットで義母のシャンプーを決行。
ドライヤーで乾かしている間に、
「そうだ、床屋さんにカットをお願いしよう」と思いつき、
TELするとすぐに来てくれた。

日当たりのよい縁側に髪ばさみの小気味良い音が響き、
その間、私も義母のベッドの周りをきれいに整え、
義母の髪型も部屋の中も、忽ちきれいになった。
そして、縁側の床にはかつらが作れるほどの白髪が散乱して・・・


事務整理の合間に、郡山市のウェブサイトを開き、
♪くらし → 介護・福祉 → 高齢者福祉 → はり、きゅう、マッサージなど施術費助成事業を見て
「私も該当するかもね~」と、
町の包括支援センターHさんに電話で問い合わせをした。


↑21日の午前、Hさんが持ってきてくれた文書

Hさんと話し合いの結果、
かろうじてと言うより、良いのか悪いのか、
65歳以上の寝たきり、又は認知症高齢者を介護している60歳以上の方
の項に該当することが判明、
申請すれば、年間12,000円分のマッサージ券が交付される。
(今年度はあと2ヶ月しかないのでどうなるか? 次年度からは全額交付の見込み)

申請書に住所・名前・生年月日が証明できるもの(保険証の写し)を添えて、Hさんに託した。

というわけで、
もしマッサージ券がもらえれば、今までより回数を増やすことができるし、
膝も財布も少しは楽になるかもしれない


 飲む森林浴! きんぽう自然酒のたる酒 ご予約受付中

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老老介護の現実 ヾ(@~▽~@)ノ

2012-11-23 10:51:25 | 介護



かな sho Exhibition

日時:11月21日(水)~25日(日) 午前10時から午後6時まで(最終日は午後4時まで) 
場所:郡山駅前ビッグアイ6階展示室

   入 場 無 料

主催:春泉かな書道研究会


さて、老老介護の現実について

先日の朝のこと。
朝食を終えて、薬箱を取り出し、義母の薬をテーブルの上に置き、
いつものようにコップに水を注いで、
で、娘に「お父さんたらね・・・」と話しかけ、

「ゴクン」 ん?!

あれっ?  飲んじゃった~~。

わが家の義母は、毎朝、お医者様から処方された2粒の薬を服用中である。
管理は、勿論、私いっこんまが…。

わが家の近くで独り暮らしをしていたnおばさんが、
生前、何度となく薬箱を抱えてわが家へ来ていた。
足りない、無くなった、数が合わない等々・・・

そんなわけで、それならそうなる前にと、義母の薬は私が管理している。

義母は食事が済むと、さっさと部屋へ戻り、ベッドに入ってしまうので、
「ハイ、お薬ですよ~」と持って行くのだ。

そういう習慣にしていたのだが、何とまぁ、この日は、とんでもないことに…
「あっ、しまった」と思った時にはもう遅い。

義母の薬の能書きを見ると、
一つは、「血圧を上げる物質の生産を抑えて、血圧を下げる薬です云々」
もう一つは、「脳の働きを改善する薬です等々」と。

声を出して読んだので、娘が「それはいいわね」って。
そうかもしれないけど、心配なので自分の血圧の薬は止めにして、
コレステロールの薬とサプリメントだけにした。

そして、もう一度読み返すと、
「血圧低下によりめまい等が現れることがありますので・・・」や
「めまい、ふらつき等があらわれることあありますので・・・」とあるので、

それでは仕事にならないと思い、冷蔵庫からドリンクを一本取り出して飲んだ。

しばらくすると、効き目が表れたのか?
めまいのようなふらつきのような、悪寒もするし、胃はムカムカして食欲がない。

昼近くに、実家の弟が白菜、大根、ごぼう、ブロッコリーにカリフラワーと
沢山持ってきてくれて、
何かお昼を準備しなければと思いつつも、こんな状態ではどうにもこうにも、
お粥を作り、カボチャをチンしたりして、義母には食べてもらえたのだが、

弟と夫と3人でお茶を飲みながら(正確には私は何も口にできず)
40分ぐらいおしゃべりしていたが、
「ごめん、今日は具合が悪くて・・・」と、帰ってもらうことにした。


夕食は娘の当番で、「黒酢の酢豚」等を作ってくれて、黒酢の匂いで目が覚めた。
胃袋の目も覚めたのか、食欲が出て少し食べることが出来た。

そうそう、夕食の前にテーブルに伏せて眠っていると、
「お母さんは、おばぁちゃんのお薬を間違えて飲んで、具合が悪くなったんだよ」と言う娘の声が。
多分、義母が、仕事をしないで眠っている私のことを見て、笑っていたのだろう。

私のミスなので、特に義母に言う必要はないと思っていたのだが…。

老老介護の現実は、こういうことなのかも。
私は公私ともに認めるおっちょこちょいであるが、
しかし、
私以外にもこういうミスをする人がいるかも知れないな~って。


おいしいごはんの mさんに編んで戴いた手編みのスヌード  
実際の色と少し違うし、本当はもっとキラキラしてるけど。

mさんのネットショップはこちら→アトリエ★K

21日午後にちょっとした研修会があり、
その間ずっと、このスヌードを巻いていたからか、
体中がポカポカして、胃のムカムカもすっかりとれて、
帰宅途中、寄り道したい気分になった。

よし!駅前のビッグアイで開催中の「かな syo Exhibition」に寄って行こうと

  

  

*下段の3枚が娘の作品。
知らぬ間に、わが家の娘も結構頑張っていた。


駅前へ行く前、文化通りを走って行くと、
文化センターの前に県外ナンバーなどの観光バスが何台も止まっていて、
バスの周辺には、中高年の男女の姿が沢山見られた。

不思議に思って調べてみると、あ~やっぱり、なるほど。
綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ~中高年に愛をこめて~
というのがあったみたい。わが家の義母も連れ出さなければ…



突然の膝痛発症から本日で丁度丸一年、お陰さまで大分良くなりました。
今後の老老介護に備えるべく、適度な運動をして健康維持に努めたいと思います。


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そのご・・・

2010-04-07 17:30:32 | 介護

     桜がまだ咲かないので、庭のパンジーをd(*⌒▽⌒*)b  (撮影:2010.4.7)


定休日の午前中、前述のAさんご夫妻の認定調査のため同席する。
要介護、要支援のアレだが、調査員の○さんが頭を傾げている。
もしかすると要支援にもならないかも。

Aさん、90歳にしては筋肉が思ったよりしっかりしているし、記憶の方も衰えていないという。
ふらついて転んだりするのは、お酒のせいではないかということになり・・・

87歳の奥さんも、こういう時って緊張しているからだろうか、
意外としっかり話ができて、いつもと違うような気がする。

これって喜んでいいものなんだろうか?
家事がしんどいので手を貸してもらいたいといってるのに・・・。

というのは、我が家のN伯母が“要介護1”に認定された頃に比べて、
最近は大分厳しく(辛く)なっているというのだ。

認定審査には第1と第2とがあって、第1審査はコンピューターが審査する。
で、このコンピューター君、結構厳しくて、例えチェック項目が沢山あっても、
簡単には認めてくれないというのである。

当然、第1審査を通過しなければ、第2の審査会には提出されずにボツとなり、
介護保険は適用されないことになるので、
今後の快適生活のためには、別な方法を考えなければならなくなる。

審査会の結果が出るのは連休明けになるだろうということなので、
介護指導員のHさんが、
「出来るだけ有利な方法でプランを立ててみましょう」と言ってくださったので、
大変心強く思っている。




ふと気が付いたら
お彼岸にお墓参りに行ったあの日以来、どこへも出かけてない私。
昨日は体調不良でシール店会の役員会を欠席したし・・・。
しいて言えば、Aさん宅へ2,3回足を運んだことと、
先月24日、罹りつけのN医院へ診察と胃カメラの予約のために行ったことのみ。
食材の買い物は2月の末に行ったのが最後で、その後ずっと娘にまかせっきり。

こんなことは良くあることで、別に出不精とかウツとか引き籠りとかではなく、
今月は、新酒の「田村」の発売準備で何かと忙しい。
その上、ちょっとの暇を見つけては、自分の部屋の模様替えなどしていたからなのである。

急にこんな自分が可哀想に思え、どど~んと大きなストレスを感じた。

14日と21日、またしてもN医院で検査があるので、
21日夜のきんぽう蔵コンサート~桜と新酒とジャズの夕べ~を楽しみにもう少し頑張ろう!!





あなたならどうする? -例えばある老夫婦のことー

2010-03-30 21:13:45 | 介護

     この間の雪の日の朝 Sさんちのしだれ梅 せっかく咲き始めたのに…ぶるるっ


     もう一枚は下側から覗いてカシャっと  (撮影:2010.3.25)


「あのね、車を誰かに上げたいんだけど・・・」と、突然の電話。

2月末か3月初めごろだったと思う。電話の主を仮にAさんとしておこう。

「60年間無事故なの。どこも壊れてないし、キズもないんだけど、もう年だからね。
出来れば無事故無違反の人に上げたい。誰か貰ってくれる人見つけてくれない?」

私も無事故無違反だけど・・・20年も乗ってる愛車があるし・・・

Aさん、大正9年1月○日生まれ。 
奥さん、大正12年11月○日生まれ。

会津生まれのAさんと山形生まれ、岩手育ちの奥さん。
身寄りもいざとなった時の相談相手もない。


     49号沿いのアカシヤ並木(撮影:2010.3.25)

それから数日後。
定休日の午後なので、自分の部屋の模様替えにとりかかろうと思っていたまさにその時、

「二人とも具合悪くて寝てたんだけど、パンか何か、カステラみたいなのあったら持ってきてくれない?」と、奥さんの弱々しい声。


さあ大変!(って、こんな時すぐ最悪の事態を想像する癖がある私)

小さな山芋と野菜ジュースとカステラとパンを用意し、大急ぎAさん宅へ。



足が痛くて食事の準備ができないと言うので、ヘルパーさんのお世話になるよう勧め、
二人の許可を得て帰宅し、介護支援センターに連絡。

車については、結構な年数が経っているし、自動車税のこともあるので、
3月中に廃車の手続きをするように勧めた。

翌日、夫が行政センターまで乗せて行き、印鑑証明やその他諸々。
印鑑証明は本人でなければ取れないし、付き添いの印鑑証明も必要だとのこと。
廃車も簡単には出来ないらしい。行ったり来たり忙しく走り回っていた。


     ayamiさんちの玄関前(撮影:2010.3.25)


その数日後の土曜日、介護支援センターのHさんとともに再び訪問。
介護の対象になるかどうか話を聞いたり二人の様子を見るためである。

Aさんが朝から起きてこないし食事もとってないということなので、
もしものことを考えて、明日はお休みになるし、今日のうちに診てもらえば、
ということになり、早速お医者さんに連絡。
採決、血圧などの検査をしてもらうこととなった。



     我が家の庭の梅(撮影:2010.3.29)


今後どのように接すればいいのだろう?
思案に暮れていると、その日の夜に先生から直接電話があった。
採決の結果および血圧、脈拍など異常なし。(ただし、栄養状態が良くない?)
今すぐどうということはないが、何しろ90歳なので、このまま不規則な生活を続けていけば、
危険な事態になることも考えられるので、介護をお願いすることは賢明だし、
今後のことは一切お任せしてはどうかと。


     ウォーキングコースの水たまりに薄氷が張って・・・(撮影:2010.3.30)


     子供の頃、田んぼの薄氷を割るのが面白くって、未だにあの感触が忘れられない。



私たち二人だけでは抱えきれない問題もあろうかと思うので、
お医者さんの指示通り、
今後は支援センターや民生委員などと相談していきたいと考えている。

先生も言っていたが、これからこのようなケースがどんどん増えていくだろう。
ある程度予想はしていたが、他人事とは思えない切なく重苦しい問題である。


     いつも雑草一本生えていないTさん(89歳)の庭 (撮影:2010.3.25)


本日介護支援センターより電話あり。
近日中に市の調査員がAさんのお宅へ訪問することになった。
その時私も一応立会人として同席する。
この老夫婦に明るい兆しが見えることを、明るく元気な未来が訪れることを祈りたい。





そんな折、「T市で父子無理心中か?」のニュースが。
長男(59歳)とその介護をしていた父親(86歳)の二人が亡くなっていたそうです。

寒い日に一段と寒くなる話題で


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