ここ数年、理系志望者の数学力の低下が著しくなっています。2012年度入試においても、理系志望者の合否を分けた科目が数学でした。2012年度入試において、各大学の数学の問題が難しくなったから、合否に差ができたのではなく、いかに計算力(スピード、正確さ)を問われたのが2012年度入試であったかと思います。皆さんは、日頃より英単語を覚えるように数学の計算練習をしていますか?
ご存じのとおり日本の大学受験は、試験会場で電卓を使用しての計算ではなく、手計算となりますので、この計算力は、日頃からの訓練がモノを言います。実際に計算練習する際は、入試問題レベルではなく、簡単な計算問題で構いません。いかに早く、正確に、解けるかが重要になります。そして、早く正確に解くためには、問題を見て瞬時にその問題を解くための公式が導き出せるかということも大切です。ゆえに、まずは公式を早くマスターすることが重要です。そして、基礎的な計算問題を数多く解いていきましょう!その日々の練習が実際の入試で合否の結果になっていきます。
一般入試においても理系指導力が高く評価されている駿台ですが、帰国入試対策でもそのノウハウが導入されて、本年度、更に強い帰国理系を目指していきます。
(ots)