暑い時期に食べたくなるものといったら、どんなものをイメージしますか？ アイスの天ぷらはいかがでしょうか。海外で著名になった日本食のなかでもアイスの天ぷらは外国人には驚かれるようです。
では、なぜ冷たいアイスが高温の油で揚げることができるのでしょうか。それは、アイスをつくる時の工夫とつくる人の腕前によるそうです。まず、アイスをつくる時に通常のアイスよりも、空気の層を多くしたものをつくります（空気によって、熱が伝わりにくくなります）。そのアイスを180℃前後のわりと高温で表面だけをさっと揚げるそうです。アイスの表面をカステラやスポンジで包んでから揚げる方法もあるそうです。
こんなところにも、日本人の創意工夫の気質がみられるような気がします。自分の身近な生活のなかにも、文化を感じられることがあると思います。海外の生活を振り返る参考にしてください。
（yos）
