文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

ウーピー節が再ブレイク! 4・27号ニューズ・ウィークから。

2011年05月13日 23時22分45秒 | 日記
テレビ 禁断の(?)ジョークで仕事を干されていたウーピー・ゴールドパークが毒舌と共に復活
 
ジョージ・W・ブッシュ前米大統領の「罪状」がまた1つ増えた。ウーピー・ゴールドパークも、ブッシュに芸能生活をつぶされかけたという。
 
事の発端は04年。民主党のジョン・ケリー上院議員の資金集めパーティーで旨ったジョークだ。「私は陰毛(ブッシュ)が大好きなのに、誰かのせいで陰毛の評判が悪くなった」

ゴールドバーグにしてはおとなしいジョークだった。しかし翌朝のニューヨークーポスト紙は、「ブッシュ大統領に対する性的な当てこすりに満ちた卑猥なな放言」と報じた。
 
実際に一線を越えたかどうかはさておき、彼女は干された。ダイエット食品のCMを降ろされ、民主党全国大会からの招待も取り消しに。映画やテレビの仕事もぴたりと来なくなった。
 
ニューヨーク近郊の別荘地タキシードパークの自宅は売却し、マンハッタンのアパートメント(ドアマンなし)に引っ越した。「アメリカで、しかもコメディーの世界で、経済的にこんな状況になるなんて思ってもみなかった。何年も什事がなかった」 キャリアのつまずきをたった1回の失言のせいにするのは無理があるかもしれないが、彼女の友人ビリー・クリスタルの言うとおり「厳しい時期だった」ことは確かだ。「ある年齢になるとすべてが厳しくなる。だから(ABCのトーク番組)『ザ・ビュー』への出演は彼女にとってありかたい」
 
番組にとってもありかたい。07年にゴールドパークを司会者の1人に起用して以来、最高視聴率を数回記録している。もっとも、彼女がおとなしくなった様子はなく、本番中の風変りな賑る舞いはたびたび話題になる、
 
ニューヨークのモスクの建設をめぐりニュースキャスターのビル・オライリーの発言に慎慨したときは、彼を残して退席した。大富豪ドナルド・トランプに向かって、バラク・オバマは米国生まれではないから大統領になる資格はないと言い張るのは、人種差別主義と変わらないと言ったこともある。

好感度でオプラ超えも
 
当初は、朝のトーク番組にはふさわしくない人選にも思えた。しかし下品な言葉遣いにもかかわらず(だからかもしれない)視聴者の人気は高い。Qスコアズ社の調査によると、成人女性の好感度はほかの司会者の2倍。あのオプラ・ウィンフリーをも上回るという。
 
「ウーピーのキャリアでまったく新しい章が始まったと実感している」と、司会者の1人バーバラ‘ウォルターズは言う。
 
新しい章にはブロードウェイのプロデューサーとしての顔もある。自身が主演した92年のヒット映画『天使にラブーソングを…』のミュージカル版を手掛け、既にロンドンで成功。4月からブロードウェイで上演中だ。
 
課外活動にいそしむのは、『ビュー』の降板を考えているからなのか。「今シーズンが終わったら卒業して、自分らしい生活を送りたいと考えてきた」と、彼女は皮肉っぽく語る。「何もやることのない日が4日は欲しいのよ。たばこをふかして本を読んで。たばこは行儀が悪いことは分かっているけど」

行儀を気にする人とは知らなかった。

ラミン・セトゥデ(エンターテインメント担当)

癌よ、私の邪魔をするな シドニー・ハーマン 4・27号ニューズ・ウィークから。

2011年05月13日 22時39分36秒 | 日記
*この週刊誌が50万部は、読まれるべきである理由も、この文章には横溢している。

芥川は、癌を、この世に棲息する悪党ども、に置き換えて読んだ。

遺稿 本誌米国版の会長シドニー・ハーマンが急逝 癌告知の直後に本誌へ寄せた遺稿を掲載する
 
4月12日に92歳で死去する数週問前、米ニューズウィーク本社の会長シドニー・ハーマンは本誌向けのコラムを執筆、癌に負けない決意を表明していた。残念ながら癌には勝てなかったが、この遺稿には故人の強い気持ちがあふれている。オーディオ産業に革命をもたらし、最晩年にはジャーナリズムの世界にも革命を起こそうと立ち上がった男の熱い思いがー。

 
私は急性骨髄性白血病(AML)の告知を受けたばかりだ。うれしくはない。だが、おかげで気合が入った。
 
古い話で恐縮だが、偉大な判事ラーンド・ハンド(1872~1961)が自分の夢を語ったことがある。ローマのコロッセオ(円形闘技場)に歴史上の偉人たちが集まり、自分をたたえる演説を競い合っているのだが、やがて会場に神の声が響く。「静まれ、いよいよ次はラーンド・ハンドの出番だ」……。
 
私にもそんな出番を与えてほしい。私には私なりの、癌との戦い方があるからだ。もちろん、この病は恐ろしい。だが、素敵に皮肉な一面もある。私に勝ち目があるとすれば、必要なものは3つ。戦う決意と家族の愛、そして(何と!)私の老いだそうだ。
 
もしも私か30歳か40歳ほど若ければ、確実に死ぬらしい。白血球中の「芽球」という異常な細胞が、たちまち私を食い尽くすからだ。だが老いた肉体では、癌細胞にもそんな元気はないらしい。私も無駄に齢を重ねたわけではないのだ。
 
それに、私は今も「健康」だ。大抵の人は、「ここまで長生きすると知っていたら、もっと健康に気を付けるんだった」という悲しいジョークを聞いたことがあるだろう。しかし私は、以前から健康に気を付けてきた。毎日欠かさずエクササイズに励み、暇があればゴルフを楽しんだ。働くのは好きだった。書くことも読むことも、音楽を聴くのも聴かせるのも好きだ。
 
古代ローマの詩に、「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という言葉がある。そのとおり。両方あれば言うことなし。それがかなわぬなら、せめて精神だけでも健全でいたい。
 
私の家族や友人にも、癌を患った人はいる。みんな本気で癌と戦った。ほかのことはすべて捨てて闘病に専念した。
 
私は違う。私は癌に言ってやった。引っ込んでろ、私の邪魔をするな、と。私には、まだやらねばならぬ仕事がある。
 
軽めの化学療法を受けながら、私は南カリフォルニア大学での講義の準備をするつもりだし、ニューズウィークの最新の営業報告にも目を通すつもりだ。読書も音楽鑑賞も、ゴルフのイメージトレ―‘ニングもしたい。ニューズウィークの経営を引き受けてからは中断していたゴルフ本の執筆も再開したい。
 
ニューズウィークは私に、素晴らしい新たな人生をくれた。この雑誌はメディアの世界の革新と再生に積極的に関わり、その革命を先導していくだろう。
 
私の後を継ぐ家族も、私と同様にニューズウィークの未来を、そして提携先であるデイリー・ビーストを全力で支えていくつもりだ。資金面の心配はないし、今後もないだろう。
 
経営面でも知的な面でも、私の貢献は小さくなかったと思いたい。しかし私には分かる。ニューズウィークは今後も前進を続ける。私かいなくても。

知性と自由のチャンピオンであるアメリカだからこその人物の、この最後の言葉に、芥川は涙があふれた。

フジモリの娘がペルー大統領に? 4・27号ニューズ・ウィークより。

2011年05月13日 22時27分57秒 | 日記
ペルーで「フジモリ」が復権するかもしれない。もちろん元大統領本人ではなく、長女で国会議員のケイコ・フジモリ(35)だ。先週のペルー大統領選の結果、左派の元軍人オジヤンターウマラと6月の決選投票で対決することになった。
 
ケイコはカトリック系高校を卒業後、米ボストン大学やコロンビア大学経営大学院で学び、06年国会議員に当選。19歳たった94年から2000年まで離婚した母に代わってフジモリ政権のファーストレディーを務めた。
 
今年の経済成長率見通しが7%とペルー経済は好調で、決選投票になれば急進左派のウマラより市場開放路線を引き継ぐケイコが有利とみられている。ケイコは選挙戦で貧困対策など父の功績を強調。
「当選すれば父を恩赦する」という持論は封印している。
 
ただケイコも、ベネズエラのチャベス大統領にも通じるウマラも貧困層が支持基盤で、上・中流層はどちらを選ぶか迷っている。

「癌とエイズのどちらを選ぶか」と悩むようなものだと、大統領選でフジモリに敗れたことのあるノーベル賞作家マリオ・バルガスリョサは語った。

大橋希(本誌記者)

*マリオ・バルガスリョサの評は、身も蓋も無い批評の典型と言うべきか(笑)

今、NHK「ニュース9」で、ちゃんとした報道をしているじゃないか。

2011年05月13日 21時26分25秒 | 日記
ニュージーランドでは地熱発電が10数%を占めている。そのシステムを納入したのは日本メーカー=富士電機HDであると。

富士電器は世界40カ国以上に納入している、と。

さらに、ニュージーランドでは再生可能エネルギーによる発電が70%以上を占めている。

何故か。かつてフランスが、ニュージーランド近郊(ムルロア環礁の事だろう)で行った大気圏原爆実験に対する反感からだと。

フランスパンを踏みつぶしているニュージーランド国民の映像をはさみながら。

こういう報道を、もっと、ずっと前から何度も、流し続けるべきだったのである。

しょうもない芸人を使いまわした痴呆番組を20年超流し、巷に阿呆な政治屋と悪人どもを量産し続けて来た暇に。

どうやら、芥川の提言は、ただパクられただけのようだから。

2011年05月13日 17時07分08秒 | 日記
人の意見を平気でパクる。

このような人間には、ロクな者はいないのが当然なのだ。

それを実証してくれている人間を私たちは、今、毎日、見さされている。

その事についてのメルマガ号外を17:50分で発行。

標題の事について、芥川の投稿を待っていたかのように(笑)朝日新聞が、読者からの私案を、先日募集した。

無名の芥川の論文を、朝日が採用掲載する訳はあるまい、と思いながら、応募した。

読者の方はご存じの様に、芥川は、ビジネス人生における最後の仕事に於いて、巷に巣くう悪人の塊の様な者たちに、甚大な被害を被ってしまったゆえ、今、日本を救う、唯一にして完璧な案であると、150%の確信を持っていた論文は、完璧な文章に仕上げる事が出来なかったかもしれない。

どこか、上記の状況が芥川にもたらしているマイナスに災いされた思いがあったのだ。

日本中、或いは、世界中が、そのシンプルな真実に驚愕する論文に仕上げられなかった面を感じていた。…悪党というものは、結局、国に対しても常に重大な罪を犯しているのだ。

何故なら、芥川の、この論文が、芥川の Heart Of Gold の状態で、完璧な名文として仕上げられていれば、日本は、一瞬にして変わるからだ。

朝日が、上記の芥川の個人的な苦しみの跡を、傷と思わず、採用してくれ、満天下に発表してくれたなら、それこそ朝日の朝日たる由縁であると、40年以上の愛読者としては思いもするのだが。

先ほど、その論文を、芥川の、「文明のターンテーブル」、第二章、「21世紀の戦争と平和」、復興財源と原発について、と題して、メルマガ18:10分発行の号外としました。

さっき、弊社専務が、国家公務員給与10%削減云々などという、芥川の提言を、章もない形でパクったような記事を検索したと言ったのだった。

これは、やりかたが姑息なだけではなく、…実際は、為すべき本当の内容でもないのに、自分たちも、ほれ、この通り、努力しています。だから消費税増税をお願いします
と、言いだそうとする魂胆が透けて見える様な案なのである。

芥川の18:10分発の号外は、これこそ全国民必読の案であり、真実です。

日本の現場力の強さ 現場のマネジメントが強い証拠 カルロス・ゴーンは語った。

2011年05月13日 16時46分52秒 | 日記
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は12日、記者団とのインタビューに応じ、「原発問題があっても、電気自動車(EV)に対する追い風は変わらない」などと答えた。主なやりとりは以下の通り。

文中黒字化は芥川。

--震災から2カ月、復旧の状況をどうとらえている?

日本国民の取り組みには強い感銘を受けている。日産でも最も被害の大きかったいわき
工場(福島県)は、余震があったにもかかわらず、4月18日にはエンジンの生産を再開した。これは日本の現場力の強さを示しているし、現場のマネジメントが強い証拠だ。

--昨日の決算発表で、生産正常化のメドを10月と示した。トヨタ自動車やホンダなどに比べて1カ月程度早い見通しだが、その理由は?

他社と比べることはできないが、海外で現地生産が進んでいることが一つの理由かもし
れない。日産では中国やロシア、タイなど新興国でも生産の現地化を進めてきた。ただ、根本的には現場が強いことだ。震災後、開発や生産、購買などのチームワークはすばらしいし、ありえないような労働時間の中で一丸となって復旧に取り組んできた。こうした現場力の強さがあるからこそ、強気になれるのだ。今は1カ月前よりもずっと楽観的だし、一カ月後もさらにそうなるだろう。

--持ち株会社設立など仏ルノーと資本関係を見直す考えはあるのか。

まったくタブーではないが、優先課題は低いと考えている。まず重要なのは各社がコア
事業をまず発展させることだ。その後の課題になる。


--電力問題や円高など日本のモノづくりを取り巻く環境は厳しい。

電力問題などによって、日本のモノ作りに対するハードルは高まるだろうが、それによ
って、決断やコミットメントは変わらない。国内生産100万台の死守は非常に固い決断だと強調したい。高付加価値や先端的技術のモノ作りは日本で行うし、世界に対するヘッドオフィスは日本だ。今後多くのEVやバッテリー、高級車「インフィニティ」も国内で作る。100万台生産の根拠は十分にある。

--原発問題はEVの普及にマイナスとはならないのか。

確かに停電の際に充電はできないが、停電になると給油もできないんですよ!給油ポン
プも電動ですからね。EVならばバッテリーに蓄電できる。今後はバッテリーが根本的な重要技術になる。原発問題があっても、EVに対する追い風は変わらない。
 
今後さまざまなエネルギー議論が起きるだろうが、電力は原子力だけでなく、石油、石
炭、天然ガス、風力、太陽光などさまざまな選択肢がある。一方で内燃機関はガソリンが枯渇すれば動かすことができない。

 
日産のEV戦略に何ら変更はない。今後は小型商用車「NV200」のEVを投入する
。NV200は先日、米ニューヨーク市のタクシーとして全面採用が決まったが、このEVバージョンの投入が、ニューヨーク市の決断の一つだった。なお、NV200のEVはメキシコで生産する。NAFTAでの生産は、ニューヨーク市の条件の一つだった。


(並木 厚憲)

(株)東洋経済新報社 四季報オンライン編集部
 

アメリカ建国時のリーダーのひとりで、合衆国憲法を起草したジェームス・マディソンの言葉

2011年05月13日 13時31分11秒 | 日記
昨日、週刊朝日を整理していて、何気に以下の号を読みだした。
最初に読んだのは、小倉千加子さんの連載コラムで勝間和代さんについて書いてあったものだったが。

文中黒字化と*の文章は芥川。

2009年4月3日号週刊朝日p160ーp161から。

小沢一郎が霞が関に宣戦布告

…前略。

情報は国でなく国民のものだ

提訴翌日の17日、今度は小沢一郎・民主党代表が記者会見で明言した。
 
「あの密約文書の中身の詳細についてはよくわかりませんけれども、もし政権を任されたならば、外交問題であれ、内政問題であれ、可能な限り開示していくということは当然の方針としてやっていきたい」
 
もっとも公開度の低い外務省も対象にするということは、全省庁の「秘密」を白日の下にさらすという意味だ。岡田副代表よりも踏み込んだ「宣戦布告」と言えるだろう。
 
こうした試みは海の向こうですでに始まっている。
 
アメリカのオバマ大統領は就任翌日の1月21日、情報公開による「開かれた政権」を宣言した。ワシントンでは過剰な秘密主義が続いてきたと指摘し、「この政権は(情報公開請求に対し)情報を隠そうとする職員ではなく、公開しようとする職員を支持する」と言い切った。

公文書は原則公開で、必要な場合に限り非公開とする「政府公開命令」の120日以内の策定を命じる通達に署名。

さらに、ブッシュ前大統領の方針を転換して、歴代大統領が所有した記録の公開範囲を拡大する大統領令も出した。
 
いわば、政府の情報は国のものではなく、国民のものだ、と明確に位置づけたことになる。
 
沖縄密約をめぐる提訴後の記者会見で、弁護団は「知る権利を求めて」と題した文書を配った。
 
〈民衆に情報を与えない、もしくは、情報を獲得する手段を与えないでいて、民衆的な政府などというのは、これは道化芝居の序幕か、悲劇の序幕か、どっちかである。いや、その両方でもあろう〉

*私たちが、今、道化芝居、或いは悲劇に直面していないと誰が言えよう。
 
引用されたのは、アメリカ建国時のリーダーのひとりで、合衆国憲法を起草したジェームス・マディソンの言葉だった。
     
本誌・諸永裕司