文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

二流のエゴイストが、国や世界を救うなんて事は有り得ないのである。

2011年05月27日 07時30分16秒 | 日記

日本のマスメディアの報道が、どんなに、馬鹿げた物であるかを、一作日、夜の「ニュース23」は、見事に報道していた。
私が、この奇異さと感じ書いた章を御参照下さい。
私は、とてもフランスを愛している人間だから、余計に感じた。
あの当時、原発受注が進展していなかったアレバ社は、あの女性CEOの更迭を決定していたというではないか。
あの時の、…当然ながら異例に、泥縄な…汚染水処理施設受注決定で、彼女の首は繋がったのだ!、と。
この施設が、どれほど天文学的に高価な物で、これから、これを使う事を止める決定をしないかぎり、ずーっと、莫大な金食い虫になる物だと言う私の懸念を、実証している。
アレバ社の仕事ぶりとは、そういうものなのだ。
納期が守られた事は殆どないだろうが、それに対するペナルティは無し。
相手が原子力であることを良い事に、次から次と、技術料やら何やらが、雪だるま式に増えて行く。
発注者は「相手が原子力であるがゆえに」、うのみにせざるを得ない。
私の推測が、常に100%の確率で当たって来た事は、読者の方はご存じの通り。
今回の無用の長物は、一兆円を超える負担となるような契約に成っているはずだ。
二流のエゴイストが、国や世界を救うなんて事は有り得ないのである。
巷に棲む悪党どもと一緒なのだ。
国に、大損害を与える事だけは一人前なのである。
今回、最も有用な働きが出来た人物…だからこそ実力者であり、剛腕と呼称されていた様な人物を、座敷牢に閉じ込めて、やり続けて来た事は、卑しいパフォーマンスだけなのだ。