
恒例の『今年の漢字』の募集が始まっている。発表は 1ヵ月後の12月14日(月)。あっと言う間に発表、ということに💧なるのだろう。
だが、その(いつも通りのスケジュールである)募集期間の短さに比して、今年という今年ほど、「予想候補を1字に絞り込むこと」が難しい年も他にないんじゃないかァ❔❔
そんなコトはない、毎年(同じように)難しいヨ❕ と反論する声もあろう。じゃ、なぜ自分が「今年は」難しいと思うのか。ざっと説明する。
それは、今年を「何の年」と尋ねられたら、十人中十人が「コロナの年」と答えてくるほど、「選定テーマが"コロナ"一択」だからだ。昨年の(改元した令和の)『令』みたく、テーマに対し、漢字も1字に直結してるならイザ知らず、「コロナを1字で表すと❔」と言われても想う文字は10個から20個は出てきて、ひとつに絞りにくい❕ んである。
以下、ありがりな候補を勝手に挙げて行こう。
とか言いつつ、一番可能性が強そうな『禍』。新聞を賑わせはじめた当初「コロナ禍の"禍"って、どう読むの?」という疑問から一躍、世の中の「流行漢字」にもなった。今や小学生にも読める「昨年まではレアだった漢字」という意味で唯一、今年に限った「有力候補」とも言えようか。
次に『災』。過去にも複数回選ばれてるが、近年めったにない疫病災害で選ばれてくるかはビミョー。振り返れば1995年の阪神淡路大震災のときも「それまで大震災の怖さが人々の意識から薄れてた矢先」だったために『災』じゃなく、よりストレートな『震』が選ばれてる。今年の場合、むしろ(これまでマイナーにみられてた)漢字の『疫』、病院の抱えてた実情や医療態勢が問いただされ『病』の方が有力になってくるか。
新型コロナウイルスという病原体からの連想で『菌』も出てきがちだが学術上、ウイルスはあくまでウイルスなのであって細菌とかバイ菌の類いではない。語弊があるので(=仮に決まったら巷の抗議が殺到すると思われ)選ばれないだろう。
コロナ禍で社会に鬱積したイメージからだと『家』『粛』『耐』『疑』『遠』『離』『隔』『怖』『無』『苦』… などなど。奇しくも『怖』の字の"つくり"=[布]は過ぎしアベノ布マスク騒動の名残りも滲ませるなw
怖い、っちゃーネットの匿名を介した誹謗中傷にも「怖さ」を思い知らされた1年だった。次代への警鐘って思い入れから、いずれも"いわゆる文化人"による審査方式なら選ばれそうな1文字ではあるが、パンピー大衆の投票だと上位を占められるかどうか。(ネックは)その辺りだろな。
以上、わたしの個人的な『1字』予想は そんなとこで。
最後に、これまた当ブログ年末恒例の《漢コラ》テンプレートの2020年版


=了=
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