関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

「中古」の芸能人を入学させる学校に、入社させる会社 ─── いずれにせよ見え隠れする?フキンシンな経営者の下ゴコロ。

2010年10月10日 | 日記

先だって、大麻使用で逮捕歴のある元大物女性アイドルを(通信制の)学生に迎えたことで物議を醸した《創造学園大学》(群馬/堀越学園)さん

実は、すでに経営状態が「火の車」状態だったことが複数の関係筋からリークされ、世間の見る目も(いっき!に)冷ややかになりました。

特にここ数日のマスコミ報道を見聞きするにつけ、「いよいよ<破綻>も時間の問題だ」と感じざるを得ません。わたし自身、零細事業の経営者ですし、少し前には名もない小企業が倒産してゆく渦中にも居合わせましたら、その最終局面で経営陣がどんな「悪あがきに走る」か? は痛いほど存じあげております。

明らかにこの学園の首脳各位は、今ごろ「売却先」探しに奔走して回り、その間の(苦肉の自転車操業術で)X-Dayまでの時間稼ぎをしているように映ります。まあ、ここまで門戸を拡げてきてしまった「総合福祉」大学ですから、値段さえ折り合えば買い手はつくでしょう。わたしはこの件に関して、この大学がつぶれるぞー^^; などという下卑た風評を煽るつもりは毛頭ありません。罪なき在校生のみなさんも、(今後の事態がどう推移するにせよ)おおかた放り出される心配はなく、ナンとか卒業証書を手にできると思います。

それにしても・・・・

この「みるみるうちに教育事業者が転落する」構図は、ひとりの英国人教師が殺害された事件から加速度的にボロを出しまくり、ついには破綻した某ウサギの英会話学習塾をホーフツとさせます。火のないところに煙はたたぬ・・・スキャンダラスな事件が、ナンとか誤魔化していた内部パニックを、傍目にさらしてしまう。そういう事って、あるんですよね結構。

そういう、胡散臭いタイミングに(藁をもすがる広告塔として)利用された某元アイドルさんもアイドルさんですが・・・・その一方で、実に「ウマい♪」タイミングで芸能人から社会人に乗り換えおおせる例も増えています。

一番極端なのは、90年代から徐々にメジャーに成り上がった「ジュニア・アイドル」たち。特に、12~14歳の若さで芸能畑に飛びこんでくるグラビア系美少女たちの「賞味期限」は長くて18歳あたりまで。そこから先は(事務所ぐるみで相当に)努力して俳優やバラドルに転身できでもしない限り、先がございません。

なワケですから、そこそこ名の通った私大でも出て、少しでも(アイドル時代のささやかな知名度も武器に)高給の取れる会社に就職しよう! 。。。そんな目論見も生まれてまいります。そうやって、受け皿になってくれる企業も、実は多いのですな。例のオウム事件における教団側の、《美人信者をかき集めてマスコミの好奇心を唆(そそのか)そう》、なんていう奇抜なPR戦略を見て育った世代 ── そんな彼らが今や、新興企業の経営を握っておるのですから。

こうした「中古ジュニア・アイドル」の、よく知られる採用例がフジテレビの平井理央アナ。最近だと(アメーバでおなじみ)サイバーエージェント社の奥田綾乃さん【→画像・下】。もお── っと昔の起源をたどれば、ヒューレットパッカード社に就職したキャロライン洋子さん(笑)!あたりですね。(芸能アイドルとしての)社会デビューが早い分、大卒の春からは「もう一度、華やかなステージデビュー☆」が満喫できる。

はてさて。 きょうびのジュニア・アイドルって、(親御さんにとってもご本人にとっても)結構「オイしい職業」になった・・・といえるのかもしれませんねえ。


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