砂蒸しの 頬なぶりゆく 若葉風
砂蒸し温泉は指宿と有名だが、ここは観光地化している。指宿の先に山川砂蒸し温泉がある。ここはあまり人も多くなくおもに地元の人が楽しむ鄙びた風情がある。前に海、右に開聞岳を見ながらの砂蒸しは極楽極楽。こんな素晴らしい温泉を利用しない手はない。
砂蒸しの 頬なぶりゆく 若葉風
砂蒸し温泉は指宿と有名だが、ここは観光地化している。指宿の先に山川砂蒸し温泉がある。ここはあまり人も多くなくおもに地元の人が楽しむ鄙びた風情がある。前に海、右に開聞岳を見ながらの砂蒸しは極楽極楽。こんな素晴らしい温泉を利用しない手はない。
夏出島 アドリア海の 真珠とや
クロアチアのダルマチア海岸に要塞都市ドブロブ二クがある。西ローマ帝国崩壊後、スラブ民族が進出し海岸沿いに住み始めたようだ。その後ラグ―ザ共和国として、オスマン朝とも献納金を払って独立を維持するとか、ベネチア共和国と争い強調するような政治性を発揮した都市国家という。
ほんの300mぐらいの丸い城壁のなかに中世からの建物が独特の形で残っている。強烈に暑いが、青い空青い海を見ながらこの城壁の上を歩くのが楽しい。きれいな絵になる街だ。
この辺りのバルカン半島は、旧ソ連崩壊の時代背景のなかで、6共和国・5民族・4言語・3宗教と言われる旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国が、チトー大統領亡きあと、1991年から各共和国が独立の動きを始める。セルビアが旧体制維持側、これに対し、スロベニア・クロアチア・ボスニアヘルツエゴビナ等が分離独立派で、当然軍事衝突が生じた。さらにボスニアのようにムスリム人44%セルビア人33%クロアチア人17%のモザイク国家で、民族ごとの意思が違うということがあり、民族ごとの衝突と複雑な戦闘、民族浄化もがあり、NATOの軍事介入や米国の調整等で停戦と国境制定と、現在の国境線が決まっている。 お陰で現在安全に旅行できるわけだが。
下の地図は、ドブロブ二クの城壁内の諸建物に爆撃等の損傷の跡を正確に表示したもので、これら戦争の傷跡を昔と同じに修復したものである。世界遺産も崩壊の危機にあった。
暑い中でビールがうまい。スラブ系のお姉ちゃんも可愛い。
2万トン級のアドリア海クルーズ船がドブロブ二クは小さすぎて泊まれないので、湾外に停泊し乗客は散策に行っている。
初旅は、夢の満鉄あじあ号
満鉄の雄姿は写真でしか見られない。国内よりも速い豪華な旅客鉄道であった。南満州鉄道株式会社が最高に輝いたころ、大連の港から新京まで、赤い夕陽を見ながらひた走ったであろう「あじあ号」だ。満鉄という言葉が日本人に与える夢と語感を今一度かみしめてみたい。
昭和2年の切符か。大宮の鉄道博物館に残っていた。
これも歴史記念だ。
銀座中央通りの、お江戸日本橋の真ん中にある。左右の信号で車が止まっているときに、急いでのぞくしか出来ない。江戸時代から、5街道の出発起点で、現代もそれを維持している。
この色を 永久(とわ)に留めん バラの精
代々木公園はバラの真っ盛り。バラをバックに美少女の写真を撮っている。多くの人の視線のなかにバラの色に負けないようにポーズをとっている。この先どんな美人に成長するか、楽しみだ。
水澄むや 忍野の空に 泳ぐ鯉
忍野八海は富士の湧水がこんこんと湧いている。季節の移り変わりを映して水の色がいい。昔の生活の跡がのこっていることもあり、富士の姿を背景に外国人の旅行者も多い。写真を逆転させると鯉が天を泳いでいる。
業平の 心根浮かべ 杜若
いづれがアヤメ、杜若と言われるように見分けにくい。生態的には乾燥地に生えるのがアヤメ。水中・湿地に生えるのがカキツバタで、それらの中間地に生えるのが花菖蒲と言われる。しかし生態が移ることもあるから、ますます分からない。三河の国の八橋の杜若が有名。
青鷺の 鯉を見つめて 思案顔
青鷺は夏に来て繁殖し大陸に帰るのもあるが、留鳥といって日本にとどまる鳥もある。一羽で行動していることが多く、一人孤高に耐えているようにも見える。小魚を食べても池の大きな鯉は無理だろう。グレイがかった薄青の背に初夏の美しさが見える。
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今日6月1日も吾輩は日比谷公園でテニス。
その前に、いろいろ現代的写真をと考えたが、これはという被写体が見つけにくい。
お譲さんかオバサンか分からないが
三輪自転車を楽しんでいる人がいた。
青鷺のそばで、鳥などにわき目もふらず読書している人がいる。外国人か?分からない。
一方で公園の芝生を刈ってメンテナンスをしている人もいる。
顔色も 遠慮しがちに 立葵
葵の花は背も高く気品もあるが、なぜか新来の輸入物的花々に一歩置かれている感じがする。現代という時代の人気にマッチしえないのからか。しかし道端に咲いてる葵にも葵の美しさがあり、これを発見するのが喜びというものだ。
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29日の日曜日は代々木公園に散歩に行った。各種バラが咲き誇っている。
このバラを追って、写真撮影をしているモデルがいた。
東京オリンピックの選手村の一室が保存されている。
これは貴重品だね。
野外音楽堂では、今日はラオスのフェステイバルをやっていた。
ラオス美人
四葩より 薄紫の 百の風
四葩(よひら)とはあじさいのこと。花弁が四つあることから 四つの花・四葩という。
梅雨時のつかの間の晴れ間などに、紫陽花の乱舞のなかからたくさんの風が吹いてくるような感じがする。薄紫の匂いが漂ってくるような。
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5月13・14・15日と浅草で三社祭がおこなわれている。本来は5月の第3の金・土・日であるようだが、本年は伊勢志摩サミットのため、1週間早めたとのこと。
浅草は浅草寺だが、その東に接して浅草神社があり、ここの祭礼で江戸の3大祭りなのである。町内の神輿は浅草神社でお祓いを受けた後、右隣の浅草寺に敬意を表して、浅草寺の仲見世通りをせり出してゆく。
この後、言問橋をとおってスカイツリーまで歩いてきました。ここから水戸街道、国道6号線が始まる。スカイツリーは昇るには90分待ちというので止めました。