今日8月29日木曜は昨日までの雨模様からまた30度を超える暑い暑い。そんな日に吾輩は東京ビッグサイトの青海展示棟で開かれているJST (科学技術振興機構)主催の「大学見本市&ビジネスマッチング」を見に行きました。
この見本市は大学等の研究成果を社会還元 し技術移転することにより産学連携を進めようとするものである。我々の学生時代と違い現在は産学連携は当然のことで大学が社会と隔絶された象牙の塔の時代は完全に終わっている。今回約400の各種シーズを展示するとともに30の大学名組織としての研究成果を提示発表する。JSTが国益をかけて科学技術の裾野を広げようとする意欲を感じられる。いろいろの展示を見ると先端の技術を実用化すべく努力しておられる姿が見られる面白い。
これが内視鏡で体内を立体化した画像
この見本市は大学等の研究成果を社会還元 し技術移転することにより産学連携を進めようとするものである。我々の学生時代と違い現在は産学連携は当然のことで大学が社会と隔絶された象牙の塔の時代は完全に終わっている。今回約400の各種シーズを展示するとともに30の大学名組織としての研究成果を提示発表する。JSTが国益をかけて科学技術の裾野を広げようとする意欲を感じられる。いろいろの展示を見ると先端の技術を実用化すべく努力しておられる姿が見られる面白い。
400 もの展示の中で、吾輩がみたの
1、北里大学の「炎症性 腸疾患の新規抗体薬の開発」のブースでは助教の石原沙耶花先生からalpha4beta7の活性型構造を認識するモノクロナール抗体を作成する技術を説明してもらいました。 感激!すごい!
2、中央大学のブースでは「ステレオ内視鏡出力の多視点裸眼 3D観察技術の洗練化」という癌センターとサレジオ工業高等専門学校との共同研究とかで、内視鏡を立体化して3Dの立体画面にすると言う素晴らしい研究であった。
これが内視鏡で体内を立体化した画像
3、広島大学の「放射光スマート実験室」は
放射光科学研究センターを作って内外の研究者研究機関とグローバルな新しい「企業のラボに放射光を」をやっていると生田目先生?と言う教授さんが丁寧に説明してくださいました。面白いすばらしい!
4、神戸大学のブースでは「データサイエンスで社会を変える」と言うテーマで、見えないものを透視する波動散乱場の逆解析とイメージング技術で、独居高齢者の異変や放牧牛のストレス状態など今まで気づかなかった兆候を検知するセンシングとデータを分析すると言う研究のようであります。
なんか面白そうな研究のようで、我々まで楽しくなる。
こういう風に400ものブースが研究を発表し、成果を社会へ貢献、実用化、企業化しようとしているようです。何か日本の科学技術は末たくましいような気がしました。