江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

東京マラソン 2.28(日)

2016年02月28日 11時29分04秒 | Weblog

今日28日は東京マラソン、第10回とか。前回までのようお祭り気分がやや薄れ、市民マラソン的になってきた様に見受けられた。マラソン参加者も観客たちも。それだけ当然視されてきたのか。

前々日は2・26事件後80年記念であったのに、今日は東京マラソンという、この平和と豊かさの何たる差異か。

市ヶ谷の外堀通り。  大会役員の雄姿。

スタートから14分15秒ぐらい経過か。3人の黒人選手を先頭に競技選手たちの一団が通り抜けていった。

一般市民ランナーは、仮装もあったが、少し太めのオジサン、若い女性、外国人などなど。

もう歩いてる人、道端の応援者と会って記念写真する人、ひたすら観客とハイタッチを楽しむ人、負傷か途中で棄権を申し出るする人、給水所やトイレは長蛇の列。

5kmのチェックポイント。ここでは10:30分までに通過しないと退場とか。その横に退場・棄権者回収のためのバスが控えている。

JR飯田橋のガード下を抜けて、首都大学前では太鼓や踊りの応援どころがあり、応援者のほうがやけに張り切っていた。最後尾に近い人たちはそろそろ疲労がたまっている様子、もう歩こうって。この後、ホテルグランドパレス前を左折し、神保町に抜けていった。

ここで吾輩は、マラソン観戦をおえて散歩。千鳥ヶ淵の入り口で、2本だけ桜が咲いていた。

修善寺寒桜と書いてあった。

ちなみに、染井吉野はまだまだ。あと1か月弱か。

 


2.26事件から80年

2016年02月26日 19時30分42秒 | Weblog

2.26事件の講演会が今夜、日比谷図書館で行われるが、いざ行こうと思ったら、申込者多数で受講不可とか。ああ、泣いたね。せっかくだから、当日、雪の戒厳司令部だった九段会館の前を歩いて千代田区図書館に行きました。

ここには、80年前の血なまぐさい反乱虐殺など夢にも見えぬ、お雛様が飾ってありました。

千代田区役所・図書館から、清水門を通って北の丸公園を散策。

80年前の2.26から日中戦争突入、太平洋戦争、戦中戦後の大混乱の時代があったとは、我々は歴史の編年記の観念的知識のみ。実感を持てない戦後世代の頼りなさ。 でも 国破れて山河ありの後の平和な現在を最大限享受している、幸せな世代なのです。

歴史は繰り返す可能性がある。

現在、ヨーロッパ各国における難民問題は、紀元300年ごろのゲルマン民族の大移動とまったく同じ構図。これは凶暴なフン族に圧されたゲルマン各族が平和なローマの国に避難してきてローマ内に居座り、ローマに浸透し、事実上ゲルマンの国を作っていったのだ。

今は凶暴なIS国家やシリア政府軍等に圧されたアラブの人たちが、安全なEU各国に身の危険を冒して移動=逃避しているのだ。ただ部族的指導者・政治的指導者がいないから、個々の人々のマスとしての集まり=難民という形で、生きるか死ぬかの苦労しているのだ。

また中国の経済停滞が、原油価格の大暴落に絡み、世界的大不況さらには大恐慌を引き起こすかもしれない懸念がある。その場合、世界的経済シュリンクが、国民レベルでの反発・政治的大混乱に至らないとも限らない。そして解決の手段として軍事的衝突が生じうる。

この最悪シナリオは、中国共産党政権が国民の反発をそらし自己保全のため、日本を悪者に仕立て上げ、対日戦争・対日侵攻の暴挙に至る可能性がゼロとは言えないことである。

2.26から80年、戦後70年、紆余曲折があったが、日本社会は日本的に大きく変わった。

しかし、旧日本陸軍そっくりの体制を維持し強化している北朝鮮や、独善的中国共産党政権が、日本国に対し敵意を隠して、着々と狙っている現実がある。それらに対応するための議論は国会でやってもらいたいよね。議員の不倫なんかどうでもいいんだ。

政治の話は、大変だ。80年前の北の丸公園はかって近衛師団があったところだ。

その昔は徳川清水家と徳川田安家の屋敷跡なのだ。その昔は太田道灌の屋敷の裏手の森ではないかな。

歴史の激動は、関係した当時の人たちでの世界であり、現代のわれわれには、へーそうですか?でしかない。しかし、国民と国民の関係性と民族のメンタリテイーは歴史的時間を隔てても、あまり変わらないのではないか。

まあいろいろ歴史を持つ公園にも、緋寒桜あり、紅梅あり白梅あり、さらに水仙と春を感じさせています。

 


墨東散策

2016年02月24日 11時52分53秒 | Weblog

半藤一利氏のエッセイを読んでいたら、隅田川7福神や、戦前の隅田川の向こう側がよく書いてあった。それで、今日はテニス等の「お疲れ休み」で曇り空の中であったが、犬も歩けば棒に当たる。行ったろ行ったろだ。腰が軽いのでなく、軽佻浮薄なのが吾輩であるから。

黄檗宗 弘福寺

この隣に長命寺があり、ここは今幼稚園経営に忙しい。

その裏に、長命寺の「桜餅」の本店があり、二百数十年営業をしている。正岡子規も

一時、この家で下宿していた。

名物を楽しみましたよ。

河津桜が咲いていました。

王貞治記念野球場

この後、東向島・水戸街道を通って言問橋の手前を右折し、三囲神社を拝む。ここは三井財閥家のの神社でもあり、其角の句で有名な神社。

 

ここを見て、引き返し、北十間川の手前に、荻野吟子旧居宅跡(説明板のみ)を見て、北十間川の橋うえで。東京スカイツリーを写す。ちょっとマニア風のオジサンが写真撮っていた。

この次は、アサヒビールの「巨大キント雲」の本社ビルの23階のビヤホールで、休憩。

ここはよく見える。

川向うの浅草寺の5重の塔がよく見える。東武鉄道の特急列車がスカイツリーに比べれば

小さいのがわかる。

 


ご無沙汰

2016年02月21日 20時39分40秒 | Weblog
パソコンのWindows の機能を使いきれず、その結果、従来の写真添付ができず、ブログを休んでいる。皆様にご心配をかけて (心配していないか!) 申し訳ないところ。

でも、この1週間、テニスに3日、俳句の句会に2日。連日の お忙し に疲れています。





ブログは、パソコンンを使い切れず、まだ写真添付が回復しないので、文章のみでご容赦を。






今日のニューズは、米国ミシガン州の カラマズー で銃撃事件があり、7人が死亡とか。

 今から、50年程前、カラマズー の West Michigan University という学校の
summer school に参加したことがある。だから思い出のカラマズーという人口70万人の田舎に、なぜ銃撃事件が。そして7人もの人が死亡するとは。

 米国の光と影。



桜が咲いている

2016年02月08日 16時28分49秒 | Weblog

早咲きの桜が東郷記念公園の一角に咲いている。
この桜は毎年早くから咲くが、緋寒桜かと思うが、名前はわからない。いずれにせよ桜はうれしいね。
今日は運転免許証の更新に行ったあと、東郷公園を通った。











 昨日の日曜は北朝鮮のミサイル発射があったが、国家間のメンツの争い。軍事的実力と対応策はマスコミが騒ぐようなものでないだろう。

しかし、庶民は直接関係なし。ただただ寒かったが、世の中平穏でありがたいことだが、有楽町では骨董市をやっていた。




代々木公園野外音楽堂

2016年02月06日 17時58分13秒 | Weblog
きょうの土曜日に散歩がてら代々木公園へ行きました。
曇っているせいか、まだまだ春の感じがしない午後であった。一昨年はデング熱騒ぎ。去年は日本でないがエボラ出血熱、今年は ジカ熱騒ぎ。
いろいろあって、時は流れるね。


代々木公園の野外音楽堂で、若いグループが「movement]という踊りのコンテスト大会をやっている。

昔は、「ホコ天」といって代々木公園の道路や銀座の歩行者天国道路で、日曜ごとに若い人たちが踊り狂うという現象があった。
今は、ソフィステイケイテッドされた形で、限りなくプロを目指す感じの ダンスグループ が叢生しているようだ。











若い人ばかりでなく、オジサンおばさんは あちこちで 「踊り連」を作り、全国へ追っかけ か 積極的エントリーをして楽しんでいる。
それらの孫や子供が、現代風ダンスで踊り狂うのはある意味、幸せなことだ。

一方、近くでは縄跳びのダブルで 踊る演技 があるようだ。






その隣には、代々木体育館をバックに「フットサル」を楽しんでいる。



時代は着実に変わる。

昔のように、「お正月には 凧あげて 独楽を回して 遊びましょう・・・・・」なんて世界と次元が変わっている風景だ。



この現象は、経済でも同じことが言える。現在日本の弊害に、旧態の非生産的分野が、ゾンビみたいに残って、国全体の資源配分が遅れていると。


 そりゃそうだが、生活と生きがいがかかっている 多くの人には、経済合理的でなく、非合理な、踊り狂うほうがいいのではないのかな。

 誰でも皆がみんな、近代的先進的分野に進めるわけないよなー と思いました。 おわり。

 

そのあといつものように、歩いて渋谷へ。渋谷パルコなる店をのぞいていたら、8階にオイスター・バー があった。

のぞいてみると、北海道厚岸カキ、長崎のカキ、大分の中津カキ、兵庫の室津・赤穂のカキなどがある。この店の売りは、中津産のカキのようだったが、吾輩は、地元の室津産のカキを頼んで、白のグラスワインと楽しみましたよ。 

パリほどには素朴でなく「渋谷的」だが、味は良かったよ。


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立春 寒桜 紅梅 蝋梅

2016年02月05日 17時17分01秒 | Weblog
昨日2月4日は二十四節季でいう「立春」。この日から前が冬、後ろが春。だから節分。
では豆まきはなぜか?古くは宮中の年中行事で、大晦日の夜、悪鬼を払い、疫病を除く儀式だが、近世、民間で鬼追いの行事となったと

季節は着実に進む。冬至の後、小寒、大寒を過ぎると、すこしづつ陽が伸びているのを感じられる。これが、「日脚伸ぶ」という俳句の季語なのだ。
前回のテニスのときにこれを実感したね。






   北の丸公園に 寒桜が咲いている。 夕方で光が十分当たらないので、くすんでいるのが惜しい。


   北の丸公園の気象庁測候所。大手町から2km弱離れているが、ここのほうが観測にいいらしい。




   紅梅が咲いている。




   椿のうつくしさ。



   蝋梅もさいている。


  着実に春が近づいている。

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