江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

炎天の 路辺に秘めやか いのち咲く

2016年07月17日 21時24分59秒 | Weblog

炎天の 路辺に秘めやか いのち咲く

     7月22日は大暑である。大暑とは最も暑い真夏の頃だが、今年は梅雨が長引いているし、暑さは尋常でない。土用のうなぎ、とか団扇とか暑さ対策があるが、人間の暑さ対策と違って、路辺の植物はそれぞれ強く美しく生きている。

 今日7月17日は京の祇園祭をはじめ全国で夏祭りがおこなわれている。

吾輩は暑い中、南千住の汐入公園で2時間の汗びっしょりのテニスとそのあとのアフターを楽しんだ。

昨日は成城学園前の飲み屋で句会と宴会で楽しんだ。

近所の靖国神社は「みたま祭り」と言って、お寺さんと同じ趣旨の祭りをやっているが、今年は所用のため、パスとなっている。。


初旅は、夢の満鉄 あじあ号

2016年07月05日 18時27分38秒 | フォット俳句

 初旅は、夢の満鉄あじあ号

     満鉄の雄姿は写真でしか見られない。国内よりも速い豪華な旅客鉄道であった。南満州鉄道株式会社が最高に輝いたころ、大連の港から新京まで、赤い夕陽を見ながらひた走ったであろう「あじあ号」だ。満鉄という言葉が日本人に与える夢と語感を今一度かみしめてみたい。

昭和2年の切符か。大宮の鉄道博物館に残っていた。

これも歴史記念だ。

 

銀座中央通りの、お江戸日本橋の真ん中にある。左右の信号で車が止まっているときに、急いでのぞくしか出来ない。江戸時代から、5街道の出発起点で、現代もそれを維持している。


この色を 永久(とわ)に留めん バラの精

2016年07月04日 13時21分19秒 | フォット俳句

この色を 永久(とわ)に留めん バラの精

     代々木公園はバラの真っ盛り。バラをバックに美少女の写真を撮っている。多くの人の視線のなかにバラの色に負けないようにポーズをとっている。この先どんな美人に成長するか、楽しみだ。


板橋に 餓死者あまた 大仏さま

2016年07月03日 23時17分11秒 | Weblog

板橋に 餓死あまた 大仏さま

     板橋区に東京大仏がある。これは天保の大飢饉のとき、中仙道板橋宿にも、多くの餓死者が生じた。この供養のため後世、東京大仏が建立された。大仏はひたすら衆生の心に恩恵をもたらせて下さる。ただただ、那無阿弥陀物、那無阿弥陀仏の称名あるのみ。


水澄むや 忍野の空に 泳ぐ鯉

2016年07月03日 12時43分38秒 | フォット俳句

水澄むや 忍野の空に 泳ぐ鯉

     忍野八海は富士の湧水がこんこんと湧いている。季節の移り変わりを映して水の色がいい。昔の生活の跡がのこっていることもあり、富士の姿を背景に外国人の旅行者も多い。写真を逆転させると鯉が天を泳いでいる。