テニス日本リーグの準決勝を見に横浜国際プールまで行った。すごく立派な飛び込みプールに床を張ってテニスコートに利用しており、千駄ヶ谷の東京体育館に勝るとも劣らない。素晴らしい施設。
男子は リビック対エキスパートパワーズシズオカ と ライフ・エヌ・ピー対イカイ
女子は リビック対リコー と 島津製作所対テニスユニバース だった。試合はそこそこに面白かった。3試合で勝敗を決める。吾輩はどちらが勝っても直接関係ない。あすは決勝戦。
田園都市線であざみ野乗り換え、横浜市営地下鉄ブルーライン&グリーンラインで北山田駅。
ここに横浜国際プール、関連運動施設がある。
西に冠雪の富士、南に横浜ランドマークタワーが見える。環境がいい。近代化している街。
港北ニュータウンはいつごろか建設し始めたのかな?
私が結婚後初めて住んだのが港南台住宅。その時、港南区は横浜市の地図になっかった。
三越デパートで買い物をして送ってもらおうとしたら、港南区なんてありませんと言われて、オイオイオイ、恐ろしく田舎に来たもんだと驚愕したね。その住居のそばに、横浜横須賀高速つまり今の横横線を掘っていた記憶がある。
あれから40年ぐらいかな。港北地域はまだ全然開発してなかったはず。つまり、扇谷上杉氏支配の中世の相模の国とあまり違わない地域だったはず。
その後、急速に横浜・東京のベッドタウンとして開発された田園都市線沿線、そしてそれを追う形の横浜市営地下鉄。
このあたりは丘陵地帯で田畑が少なく、したがって中世以来開拓が遅れ、人口の少ない地域だったのだろう。
だから今、さくら台、青葉台、千草台、梅が丘、つつじヶ丘、さつきが丘、松風台、柿の木台等々のおよそ歴史的意味のある名前がほとんどない丘陵地帯に、植物名を付けた突然近代都市が建設されたようだ。地下鉄はブルーラインやグリーンラインでよくわかるがなんか味気ないし能がない。
だから、横浜市営鉄道は巨額のインフラ投資で巨額の債務を抱えている。横浜市そのものも同様。
国際プールも横浜市営で運営は委託業者が行っている。スポーツジムは500円で中央区の区民以外400円よりだいぶ割高。どれぐらいの赤字を出しているか、人ごとながら心配。
そこで、北山田駅、あざみ野駅のように、何もない丘陵地に突然近代的な地下鉄と道路、マンション等の近代的居住環境ができたという意味のようだ。ロシアと違って大きな都市計画ができにくいのは、日本的かも。
でも、多くの人があふれている。あと30年後にはどうなるか?多摩ニュータウンや千里ニュータウンがオールドタウンとなりつつあるのは他山の石か。