江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

走り梅雨

2013年05月28日 16時26分17秒 | Weblog


 走り梅雨 日なか羽根干す かわうかな         むとつ
   皇居の平川門の内で、かわうが羽をバタバタ干していたよ。





 梅雨時にそなえて、消防が水防訓練をしていたよ。





季節の花











皇居の2の丸庭園は、案外人が少なく、菖蒲鑑賞の穴場だな。心残りのつつじと並走しているし、
地方からの視察のおじさんたちや、写真おじさんおばさん、それに外国人が多いね。

でも、美しきかな天然。


5月最後の日曜日

2013年05月26日 18時19分42秒 | Weblog
5月というのは、遊びの月だね。吾輩も色々あったな。

学生諸君は新入学や 新旧の新しい取組とか、いろいろ新しい可能性に挑戦できる。

運動部も、各種サークルも 活動を進めている。

今日、5月26日の日曜日。5月場所の終わり。
大相撲5月場所、両国は 稀世の里の初優勝はあるか、白鵬25回目の優勝か、大騒ぎだったが、御承知の通り、白鳳がその強さを印象付けて終わった。でも 力が入るね。

この次、7月7日の夏場所では、稀世の里の活躍を期待しようでないか。

吾輩は、両国国技館近くの錦糸町の毛利公園で、テニス。
  ここが、かの有名な横十間川。知らない人は何にも知らないのだが。






錦糸町は、江戸時代の湿地地域の 深川地域を灌漑工事をやって、横十間川 と 竪川を結んだのだ。

ちなみに、東京スカイツリーは、その北の、北十間川に面して建てられている。

そういう歴史・地理を全然知らないオジサンたちを相手に、吾輩は13時から2時間テニス。



 

錦糸町駅では福島応援バザールやっていたよ。





また明日から、私、退屈御家人はいろいろ発見にがんバリマス。

ブログの題材に困っている

2013年05月24日 23時00分18秒 | Weblog
今日5月24日金曜日

1、6時半から、新橋のヤクルトホールで、猪瀬東京都知事の講演会を聴いた。
演題は「この国のゆくえ」だが、夏時間制度の導入とか、オリンピック東京誘致運動とか、3.11地震津波の緊急派遣の命をつなぐメールなどを中心に、雑談てところか。しかし話の中身は結構面白い。さすが元作家だ。



NPO法人の新現役ネット主催の講演会だが、この会のテニスクラブに吾輩はお世話になっているのだ。

2、司会進行の福岡政行氏は、このNPOの理事長。さすが大学の先生で、話術がうまい。吾輩なんか大いに学ぶことがあり参考になるね。

今日は、授業で「国立マンション訴訟」のケーススタデイをやって、学生さんの発言を誘発させる授業のテクニックを少し覚えたよ。90分しゃべりっ放しはくたびれるから、双方向の授業で学生諸君にしゃべらせるのがいい。

3、昨日、近くの大学の図書館利用証を作ってもらい、晴れてその大学の構内に入り大学生と同じ条件で図書館利用できるようになった。図書館生活もいいよ。俺、気に行っている。

そのあと、昨日は実に久しぶりに、半年以上ぶりに、皇居周辺のジョッギングに挑戦。足がなまって、息が苦しく
休み休み、1週もできず半分ぐらいをヨタヨタジョッギング。若いカラフルな女の子が吾輩を追い抜いていくが、これを受け入れるのが、老化ということか。 ちょうど老人の青春のごとしだ。

4、おかげで24時間後の今日は、足がパンパンに張って、駅の階段を下りるのにも、膝でなくモモが笑う状況。
 久米の仙人の後遺症のアキレス腱も、少し負荷をかけると、なんかなおり始めた感じ。

5、先日の国立競技場は、関東インカレの陸上競技会で、若い大学生諸君が溌剌と頑張っているが、老人は悲しいね。




6、近所に、島崎藤村の旧居あと発見。

浅草三社祭り・・・また行きましたよ

2013年05月18日 21時34分59秒 | Weblog
1、今日は浅草神社の三社祭。やじうま御家人も節操無くまた行きましたよ。
浅草寺でお祓いを受けて、氏子各町の神輿が、10時から12時の間に、順次担いで町内へ練りに帰る。
町内の御旅所でひと夜すごして、あすみんなに担がれて御帰還するというもの。









2、浅草寺は、例によって満員。たくさんの人にあふれている。先週の神田祭より、見物・参加人間の数はだいぶ多いように見えるね。さすが浅草界隈の経済力だ。
   (以前、上諏訪大社を見に行ったことがあるが、、周辺の人口と経済的背景で、東京や江戸のお祭りとかなり見劣りした。    神々の世界も、人間どもと同じで、人口の増大&経済力の支援が神の勢力維持発展に絶対条件だと、妙に納得した覚えがある。) 少子化は危険なのだ。





地下鉄の浅草駅ではこういう庶民的な風景


3、浅草の氏子たちは元気、綺麗どころも、子供たちもたくさんが生き生きと参加し、動員されている。いい伝統だ。









4、浅草に来たら、昼飯を浅草裏の「グラント」でオムレツを食べる。1200円。新富町の煉瓦亭に勝るとも劣らない。happy。

5、ついでに足を伸ばして、吉原まで行きましたよ。吉原大門の跡には、きぬぎぬ(後朝)=ひと夜の会う瀬のあと夜明けにわかれかえること=の悲しさを見返り柳の所で後ろ髪をひかれる思いで吉原を振り返った「見返り柳」の3代目があり、また、吉原に登楼する前に、勢力を付けるため、馬刺し・けっ飛ばしを食べる店が残っていたよ。








6、吉原の真ん中にある「吉原神社」の大例祭が浅草神社と同じ今日に開かれているのを発見。結局、浅草も吉原も、この辺り一体がお祭りや神輿であふれかえっているという構図になっていた。
 考えれば、これは合理的だよね。





7、今日は、先週の神田祭と雰囲気の違う江戸の大祭を似せてもらった。



句会とうまい酒

2013年05月17日 06時11分51秒 | Weblog

昨日は久しぶりに人形町での俳句の句会に出席。

3日会わざる間に、各氏刮目すべき進歩。吾輩は後れを取ったとの感じ。

 爺孫が そろいの法被 みこし渡御     六訥    どうもいまいちだな。

                   
  先日の神田祭の絵だが、今週は浅草の三社祭りがある。





アフターは、有楽町のいい店。 うまい酒。
  福井の酒のようで、心地よく酔ったよ。

本来はこういう花鳥風月を詠むのが、本来の歌・句なのだがね。




神田祭り・・・東京は極めて多面な社会

2013年05月12日 15時32分48秒 | Weblog
5月12日は神田祭を見物。さすが天下祭りだ。そのスケールは他の追随を許さない。江戸時代から将軍様御台所様公認の祭り。江戸の町衆の経済力と人口を背景に、天下祭りの言葉に恥じない。







ビデオ撮影し、インターネットで実況放送している。







祭りには夜店の駄菓子屋が。これが祭りの形。

きれいどころが集まるのが、さすが。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
この後、代々木公園で タイエファをみる。代々木では、神田のお祭りと全く異なる空気が流れていた。
 運動場では、バスケットやサッカーをやっている人たちの隣に、タイ国がありました。






代々木野外演奏会場周辺が、タイ関係の店で埋め尽くされていて、全国のタイ料理屋に動員をかけたのかなt思うほど。すごいタイのエネルギーだ。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

そのあと渋谷でブラスバンド付きの派手なデモをやっている法輪功に出くわした。中国では厳しく弾圧されているはずの宗教活動が、東京で平穏に自由にデモ行進をしている。なんか日中の根幹を見る思い。



連休が終わって平常化したが、やはり野次馬だ

2013年05月11日 17時34分43秒 | Weblog
5月11日の土曜は、大学の同期生たちと春の遠足、「御岳山・つるつる温泉」に参加する予定。
午前10時にJR御岳駅集合だが、今日は午後から雨との天気予報で、どうせ中止し、温泉と宴会だけと勝手に考えていたせいもあり、気合が乗らず。
8時半に四谷から青梅線に乗って行くと30分遅刻。10時に連絡があり、みんなバスに乗っているが、お前どうしたと?先に行ってくれ、あとで合流すると返事。

雨がパラパラするなか、他のおじさんおばさんハイカーグループと一緒に御岳駅からバスでケーブルカーにのり上りました。ここから120分コースとか90分コースとかハイキングがあり、これでは「もう追いつかないから、俺一人行くよ」と連絡。 そして小雨ふるなか傘さして一人御岳神社に参拝に行きました。



ガスに包まれた山の頂で、ピンクの藤の花がありました。もちろん紫も。ピンクははじめて。









御岳神社は山岳信仰の地。関東各地の「御岳講」の参拝記念碑がたくさんあり、いかに関東一円の御岳講が人気あったか。
このため、おし(御師)の家々と、講の人たちを泊める宿坊がたくさんあっリ、これが門前町を形成している。

このとき発見。青山大学ワンダーフォーゲル部のOG会が登山と会食している御坊があり、野次馬の吾輩も
ここで温泉食事お酒つき1950円という看板にひかれ、一人旅の気楽さ、トライしましたよ。





昔から講中の宿泊所は、現代のホテルなのだ。当然、リピーターがたくさんあるようだ。

 温泉入浴料込では、思ったより、得した感じ。


ちなみにすれ違った青山のOGさんたちらしいのは、50歳前後の10数人のづループだった。ガッカリ。

連休後半4日目。やれやれ今日で終わりだ。

2013年05月06日 19時05分22秒 | Weblog
連休の4日目は5月6日。吾輩は連休の休みに疲れた。
先月の3連休と後半の4連休。もう休むに限る。しかし、連休のお疲れ休みとはこれ異なもの。

1、今日は朝から経済小説を読んでいました。しかし午後4時から、友人の友人が銀座の画廊で、展覧会をしているので、訪問の約束があり、見に行きました。

2、3時半ごろの東京駅周辺は、気のせいか大きなスーツケースをもって、連休の終わりに帰宅を急ぐような感じの家族が目立ったな。同じような心境なのだろうか。

3、4時ごろの銀座は人通りも少ない。



4、銀座7丁目の画廊で、日本画の個展を見せてもらいました。





5、このあと、有名な「銀座ライオン」のビアーホールで、ビールとソーセージ。もう一人のオジサンと、かってのバブル時代はよかったねーと銀座の思い出。失われた20年だねと気炎を上げる。バブル時代を知っている人は少数派ななってしまったな。

6、6時前、銀座ライオンを出て、銀座中央通りを 銀座6丁目から銀座1丁目まで、歩きました。
ちょうど少し前、ぱらっと雨が降っていて、通りすがりの女の子が「雨の匂いがする」と聞こえた。日本的美しい言葉だね。



   これが、吾輩の長い長い今年の連休の、結びでした。 おわり。

連休後半の3日目。もういい加減食傷。

2013年05月05日 18時42分09秒 | Weblog
5月5日、24節季の立夏。子供の日。

休みが続くとかえって疲れるね。

でも、節操もなく、今日も国立競技場でセイコー陸上2013年を見に行きました。今年夏のモスクワでの世界陸上代表選考会を兼ねているとか。


国立競技場はこれから改修に入るようだ。東京オリンピック以来40数年。耐用年数にも限界が来つつあるし、2020年かオリンピックを見込んでいるのかも。



トラック競技は数も少ないし、予選もないから、この大会はかなり省略している。
フィールド競技では、やる投げで代表選考らしかった。

デイーン元気くんは、あまり元気でなさそう。


村上幸史は、やはり日本の第1人者だ。



ハンマー投げは外人選手ばかり。投げられたハンマーを拾って運搬するラジコンカー。



棒高跳びは優雅だね。



フィールド競技での男子100m。高校生の桐生君は10秒41の平凡な記録で3位。

女子の福島千里も平凡。









連休後半の2日目。なんか世間にあおられているような。

2013年05月04日 20時30分10秒 | Weblog
4日。早朝から黒木亮の「獅子のごとく(小説投資銀行日本人パートナー)」という小説を読んでいる。
バブル期の日本でさんざんGreed(強欲)をやった外資系の動きを書いたもの。
当時吾輩も何も分からぬままに、ウォッチャーの仕事をしていて、銀行の不良債権が月ごとに増えていく現象がよく理解できなかった。失われた20年の一部を、いま、見直している感じだ。

 1段落して、それで11時ごろ、連休ムードに押され、でて行きました。

市ヶ谷の駅からは、釣り堀オジサンを見ましたよ。これが一番だな。遠くに行かず、弁当もちで1日中釣り糸


でも次にJRで高尾まで行って、ここからバスで、以前からの懸案であった八王子城を行きました。




ここは、以前書いた、八王子の滝山城遺跡の主、北条氏照が対豊臣侵攻に備え、八王子の西部に山城を築いて、豊臣方の小田原征伐に対抗する基幹の城であった。が、完成途上で豊臣の全国制覇の最後の征伐の対象とされ、主の北条氏照が小田原城応援に行っているなかで、守備兵を残していたのだがそれが、前田利家、上杉景勝らの兵に攻められ、炎上全員滅亡。
 この衝撃で、小田原城が降伏。氏照は兄の北条4代の氏政とともに、小田原で秀吉により切腹させられ、小田原後北条氏は滅び、ここに戦国時代が終焉した、歴的意義の深いお城なのだ。

城跡の下の方は、御主殿の間とかは平治の政務場。これは近づくに難しくないが、戦時の抵抗用砦は、峰の上の方に、戦国の山城の姿を残しており、その残滓へ吾輩はエッチら上りました。

八王子城本丸跡は、30m四方ほどの狭い山の背で、現在は碑石が残っているのみ。何もない。あるのは10坪程度の八王子神社のみ。



歴史を事実と証拠として研究する学問の世界では、どうしてもピクチャー全体が見つらいよね。
どんな人が、どんな環境と、どんな人間のなかで、生存をかけて生きたということを考えたいよね。

これは結局、歴史とは、過去の政治学でもあろう と吾輩はいつも思っている。

連休後半の初日は、吾輩は読書。あと何もしないで休養

2013年05月03日 14時54分46秒 | Weblog
3日は憲法記念日。
憲法は法律論でなく政治論にならざるを得ない。それなら政治的に割り切ればいいのにね。
吾輩がそんなこと言っても仕方ないが。

今日どこへも出かけないで読書。ただ昼飯に飯田橋・神楽坂へ。

神楽坂は今、イベントがないから普段の日曜より空いている感じで、かえってゆっくりできるね。
料亭街は観光客が来ているね。人がいないと静かね。







路地裏から神楽坂の毘沙門天が見える。


神楽坂の通り


こういう文化もあるよ。

5月2日、立春から88日。88夜の忘れ霜。

2013年05月02日 17時59分09秒 | Weblog
1、昨日は日比谷公園でテニス。今日はお疲れ休み。だが連休の谷間だ。
「久米の仙人」の後遺症でまだ足が痛むが、やっぱり吾輩も典型的な日本人か、じっとしておれない。近所の散歩。武道館ー皇居御苑ー東京駅ー有楽町(明日3日から5日まで ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013音楽祭をやるとか)-銀座ー日比谷公園と

2、東京駅は今有名スポット。

やはり、東京駅で記念撮影が「絵」になるね。


3、皇居東御苑は散歩につかわせてもらっている。感謝感謝。


つつじが真っ盛り

そろろそろしぼみ始めているのもある


あやめ


紫蘭


フジの花


忌野清志郎のロックンロールが今夜だって。彼は死んだのでなかったっけ?


最後に日比谷図書館で、藤田嗣治の「本の装ていの仕事」展示会を見た。フランス時代のものと、日本の戦時中のものを広く集めている。地味なものだが、こういう観点からの展示会は公立図書館だからできるのだろう。よくわからんが、玄人好みの展示だね。

おまけ
 29日は足を伸ばして横浜。中華街は混んでいたから、海を見てチャシュウ1本を買ってきただけ。船がいいね。