今日28日は絶好の花見日和。今日は趣向を変えて千葉まで足を延ばしました。
千葉市の名前になった千葉氏は大変な一族で、桓武天皇の孫、高望王は上総の介に任命されてそのまま土着、その子孫が関東各地で勢力を伸ばしたそうな。
平将門の代での一族争闘、その数代のちの世代に平忠常が上総・下総一帯に勢力を張り、その一族が、相馬、武石、大須賀、国分、東 などと支配地に分流。平常重が上総の大椎から千葉に移住し、千葉の荘を院政に寄贈して支配権を確立、ここに千葉氏の誕生。その本拠地が千葉城・猪鼻城あたりらしいが場所は不明と。現在に位置は戦国時代の城跡らしい。ここに歴史博物館の鉄筋のお城がある。
平時の乱に敗れて伊豆に流された源頼朝が石橋山の戦いに敗れ安房に逃亡したとき、これにいち早く応じたのが千葉常胤で、下総の国府の平氏を攻め、鎌倉幕府の有力な御家人となった。
しかし、鎌倉幕府の有力御家人となった千葉常胤の子秀胤は評定衆に任命されるが三浦氏との婚姻もあり、北条・三浦の戦い=宝治の合戦に巻き込まれ敗戦。上総の国の領地は幕府に没収され、以後有力御家人の地位を失い、一族が上総下総を中心に地方武士として存続したそうな。
鎌倉、室町から関東の足利公方と関東管領の対立の時代など歴史の舞台に登場する一族である。その想定される本拠地は、千葉県庁の少し南の猪鼻公園であり、ちょうど歴史と花身を兼ねていったのですよ。
姫路城ではりませんよ。千葉城です。
太鼓の実演をやっている。
千葉市民の花見。いいお天気です。吾輩もここの名物 猪鼻団子 を食べながら、千葉のさくらのひと時を楽しみました。
あと県庁の中を通ってJR千葉駅まで散歩。さすが政令指定都市だ、いろいろ整備されていい街になっている。千葉駅から電車に乗って帰る途中、思いついて上野公園に途中下車で花見ですがな。
駅からも満員。上野では花見客で満員。
めざましTVの取材スタッフが外国人花見客に インタビューしていて、きっと明日にでも放映するな、きっと。むこうのカメラマンに吾輩が写ったかな