江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

日比谷公園に カワセミ

2022年01月31日 12時28分00秒 | Weblog
1月も最後。今日も風は冷たいが春めいて暖かい光がある。

日比谷公園で翡翠カワセミを見ました。


多くのカメラマンを引き連れて 千両役者みたいになかなか顔を見せません。





これからテニスです。でも体力の劣化 足の痛み 腰も痛い。いよいよサルコペニアになってきました。




寒く暖かく 春近し か

2022年01月26日 13時46分00秒 | Weblog
今日は一ヶ月ぶりにテニス。
南千住の汐入公園に行きました。
ここは隅田川の千住大橋近くの
隅田川貨物駅や紡績工場跡地を再開発した
近代的な住宅街になっている。
 ま南にスカイツリーが見える。



春まだかとおじさんたちのテニスでした。






江戸城 清水門 春隣リ

2022年01月24日 17時53分00秒 | Weblog
徳川御三卿の清水家の門。
近くには次兄にあたる田安家の門がある。


















久しぶりに図書館に行く途中 田安門を通り日本武道館を左に見て 清水門を通った。
 寒い中に 小さな水仙が咲いて カイツブリか何かの水鳥が枯れ蓮に餌を探していた。 まだまだ寒さが続こうが着実に  春隣リ だ。

 ちなみに図書館で とはずがたり を借りてきました。



今日は二十四節気の大寒

2022年01月20日 16時50分00秒 | Weblog
正月の祝納めの日として仕事を休む 二十日正月 とも言う。
 今年は12月21日の 終い弘法 の日から
京都で年末年始を過ごした。
 京都も良かったが東京には東京の良さがある。大寒の今日 久しぶりに皇居を
散歩して 日常の生活に戻った感じだ。しかし オミクロンが猖獗している。せめてオンリー・イエスタデイ を思い出している。



















































































































今日20日は 大寒どおり 京都では大雪のようだ。雪の金閣 を見たかった。しかし
  なかなか 世の中 思うようにはならない。 あるがまま あるがまま。

竜谷大学ミュージアム

2022年01月18日 15時55分00秒 | Weblog
京都の最後に竜谷大学ミュージアムで ベゼクリク石窟寺院の壁画を見た。
 以前 敦煌やウルムチへ行ったとき 火焔山のそばの ベゼクリク石窟寺院を訪れたが 内部の壁画を見ることがなかった。
 それは 西側各国の探検隊が 岸壁の壁画を剥がして持って帰ったからだと今わかった。
 竜谷大学ではITを利用してそれの復旧をしているようだ。それの展示がこのミュージアムである。











妙心寺を歩く

2022年01月17日 17時52分00秒 | Weblog
1月17日今日は阪神淡路大震災の27年目の日だ。6000人を超える犠牲者を悼む。
 そんな思いもあって妙心寺を歩いてみた。京都五山には入ってはいないが 花園天皇の離宮を禅寺に変えたもので 46もの塔頭を有する全額随一の大規模伽藍の境内である。
 正月が終わって日常に復帰した感じの月曜日 ここを歩くと観光客が少なくて落ち着いた感じがする。








法堂天井にある 八方睨みの龍。もちろん内部は撮影禁止で パンフレットをくれた。

さりげない庭もいい。

庫裏


放生池。

南総門。すぐ前が丸太町通り。この丸太町はここの雲龍図を有する法堂の内部の大きな支柱を運ぶ時に周辺住家をつぶして補修しながら通ったので丸太町というとか。

塔頭の中の路地塀。

沙羅双樹で有名な東林院。 もちろん花の季節ではないが内部を見せず 小豆粥を食べる会をやっていた。

明智光秀とその父にかかる明智の風呂


今回発見したのは 京都五山と言うのは足利幕府に賛成する禅宗のお寺の序列で 南朝側と見られる大徳寺や妙心寺は含まれていない。さらに禅寺より古い時代のお寺も含まれていない。やはりお寺も極めて政治的であったと言う感じを受けた。

兼好法師の旧跡 を発見

2022年01月15日 18時13分00秒 | Weblog
1月15日はいろいろな行事が行われる。
 しかし現代のビジネス社会の実態に合わせて15日の原則は維持しつつしつつ現実には15日に一番近い日曜日にこれらは行事を行うと言うことになってるようだ。
 三十三間堂の大的大会( おおまと大会)--三十三間堂の通し矢 を見ようといきました。射手はその年に成人を迎える弓の有段者や称号者2000人が全国から集まる。これを15日16日に行う。ただしコロナの影響で去年から観客を入れず関係者だけで行うとのこと。 やむを得ない。




なお三十三間堂には15日に楊枝のお加持という頭痛が治るとの儀式があるが、これも16日の日曜日だ。
 さらに隣の法住寺で 無病息災大根炊きも16日だ。奉仕のおばさんたちが大根を切って準備していた。法住寺は後白河法王の院の御所であり その邸内に平清盛寄進にかかる蓮華法院つまり三十三間堂を含んでいる大邸宅であったらしい。



結局すべて16日日曜日に行われる行事となっている。したがって吾輩はスカタンである。
 次に思い出して六道珍皇寺の閻魔詣に顔を出しました。これは1月15日に行われる。小野篁さんも像に対面しました。


次に新熊野神社を見ました。これは後白河法王の熊野詣での思い出たっぷりの神社で
面白い。
 次に思いついて仁和寺に行きました。ここは世界遺産に登録されているほど立派なお寺。何年か前にも来たがいつも感心する。












こうして今日も1日 おのぼりさんの京都見物でいろいろ見てそれなりに満足した。その帰りに 持っている地図を見ていると仁和寺の南に 双ヶ丘 ならびがおか と言う3つの丘があり その最初の小山の麓に長泉寺と言うお寺がありそこに 兼好法師旧跡とあった。
 これを逃すわけはない。無理していきました。その結果が今日の表題であります。

こういう思いがけない発見は嬉しい。








京都大学博物館 を覗く

2022年01月13日 16時30分00秒 | Weblog
1月も13日になると正月の気分がおさまって 日常生活に帰ってきたような気がする。学生諸君も本来の生活に戻ってきているようだ。そこで今日は京都大学博物館を覗いてみた。隣は共通1次テストの会場予定地であった。








この博物館は類人猿の研究の成果をたくさん置いているみたい。もちろんそれ以外にもあるが。

 その後 京阪電車に乗って樟葉駅まで行き 継体天皇の樟葉宮跡を訪ねた。
 

貴船神社があり ここが樟葉の宮跡と想定される。この前に
交野天神社(かたのあまつかみやしろ)がある。この神社は天神さんでなく 桓武天皇が長岡京遷都の翌年785年に遷都の大事業の感謝して天神(あまつかみ)を祀った。これは中国の皇帝が冬至の日に天壇で天帝を祀る例に習ったもの。ちなみに桓武天皇は父 光仁天皇を合わせ祀った。









伏見稲荷大社 奉射の儀を見る

2022年01月12日 16時40分00秒 | Weblog
 京の正月は 神社仏閣いろいろな行事があって忙しい。
 今日1月12日 伏見稲荷大社では 奉射祭という お弓はじめの儀があると。









 まず祭場を清めるため 四方の天地に
矢が放たれる。

次に2人の射手が20メーター先の的をめがけて 奉射が行われた。





これは今年の五穀の豊凶を祈るという重大な意味を持っているそうな。
 
 これが終わると 直会が行われる。






 式の後に 巫女さんが 神主さんや神主補佐の10名位の面面に 御神酒と お米を下していた。 これが直会と言うものかと初めて知った。

 野次馬も見に行くのは良いが 1時間以上も 時々粉雪がパラパラする中で立ちずくめで待つのは大変だった。しかし神主さんやその他は薄い着物で寒い中を長時間 式典をやっておられる。仕事と言えば仕事だが大変なもんだ。軟弱な下々の人間は感心するばかり。
 京の奥深さを一つ経験した。

 ただただ寒く疲れるばかり 伏見の飲み屋に行かずに 帰って熱燗を飲む。



醍醐寺に参詣する

2022年01月10日 17時11分00秒 | Weblog
山科に 醍醐寺と随心院に参詣した。
世界文化遺産 総本山醍醐寺。






三宝院と言う歴代醍醐寺の座主の居住区域を 醍醐の花見 以来整備されて きた。 その庭園は秀吉が基本設計をしたもので 特別史跡名勝に指定され この庭園を見渡せる表書院など多くの建物が重要文化財に指定されている。

醍醐の花見のクローン桜と三宝院玄関。









ちなみに 秀吉の死の5ヶ月前に行われた醍醐の花見は 奥醍醐に至る山の中腹で行われたようだ。その場所には桜がないので下の方に桜を植えたり移動したりして その上の方から花見をしたと言うことらしい。現在も醍醐の花見の跡地には桜がないとのようだ。

 次にコミュニティバスに乗って近
の随心院門跡に行きました。 小野小町の伝説で有名であるが ここも真言宗善通寺派の大本山である。ある。


結婚式の後の記念写真を撮っているカップルがいた。
 深草少将が絶世の美女小野小町をしたって雨の夜も雪の夜も通い続けたが99日目の夜 世を去った 百夜通い( ももよがよい) の伝説がある。


お寺では現代風に 男に言い寄られたり ラブレターを寄せられた女が 過去を葬る 告白 なる衝立があった。
 
謡曲 通い小町と 卒塔婆小町の伝説もある。




これが卒塔婆小町の原型か。


花の色は 移りにけりな いたずらに 我が身世にふる ながめせしまに

初えびす

2022年01月09日 18時01分00秒 | Weblog
 京都の七福神は 1、恵比寿神 --えびす神社 2、大黒天--松ヶ崎大黒天 3、毘沙門天--東寺 4、弁財天--六波羅蜜寺 5、福禄寿神--赤山禅院 6、 寿老神--革堂 7、布袋尊--万福寺 となっているのを知った。
 1月8日から12日まで 十日えびす大祭が 祇園宮川町の 恵比寿神社で行われる。これを 初えびすと言うらしい。
 商売繁盛で笹もってこい! の掛け声で
西宮のえべっさんが有名だが ここ色街のえべっさんも人気がある。



ここは鎌倉時代建仁寺の鎮守社として創建された。

建仁寺の南門

 すぐそばに六波羅蜜寺がありここは弁財天を祀ると言うよりむしろ空也上人の 六本のろうそくを乗せた舌を出している姿が有名だ。
 さらに近くにある六道珍皇寺がある。
 大本山建仁寺の塔頭であるが 「六道の辻」は葬送の場として有名な 「鳥野辺」の入り口で迎え鐘の六道参りが行われる。



冥界に出入りし閻魔大王と友達であったと言う小野篁が住んだとか。



小野篁が冥界と地上を出入りしたと言う伝説の井戸。







鯖街道起点 を踏む

2022年01月08日 16時48分00秒 | Weblog
鯖寿司を食べると 若狭から「京は 遠くても18里」を思い出す。
 そこで今回は 鯖街道の出発点を確認した。

ここに博物館があり 世話役のお爺さんの話を聞いた。心に残ったのは
 1、  18里の道のりはアップダウンがある山道で 皆んなが皆んな京都まで運んだ訳でない。途中の集落の人達に鯖の荷物を売却して 順に京までリレーして行くと。中には利を得るためを一人で18里直行する強者もいたが、多くはない。
 2、若狭で鯖は多量に取れる安い魚。だからそれを捌くのに大消費地 京都はよい。ただ料理方法がない漁村では塩漬けにして送るより知恵が無かった。一方京都では水が豊かだから 塩漬けを戻して 鯖寿司を
編み出した。文化の付加価値をつけた訳だ。だから鯖寿司は京都の料理で若狭の料理でない。若狭には寿司屋がないとか。逆輸入の店はあるが。



話しの種に御土産を買った。
若狭で魚をと考えたが 普通の刺身しかない。



結局 青春18切符の最終5回目は 京都発 綾部 舞鶴 小浜 経由のlongジャーニー となって 十分元を取れた。
 爺さんの冒険も 今後はマイルドにと思っています。なにしろ サルコペデイア
と フレイル を実感しているので もう無理は禁物です。







白馬奏覧神事 と 若菜節句祭in 上賀茂神社

2022年01月07日 17時23分00秒 | Weblog
1月7日は七草粥の日である。
 上賀茂神社では 年の初めに白馬を見ると一年の邪気が祓われると言う宮中行事.白馬節会に由来する白馬奏覧の神事行われる。









また同時に七草粥の接待も行われる。



我輩も今年は七草粥をいただきました。
この後 バスに乗って金閣寺に行きました。雪のない金閣寺でありました。


次に 今宮神社に行きました。





ここはこじんまりした庶民的な神社で安らぎがあるようです。でも正月三箇日は大変混んだみたいです。
 次に近くの大徳寺に行きました。ここは大変格式のあるお寺で有名な塔頭が沢山あります。




こういう風雅な雰囲気をたたえています。
なかで最も古い塔頭の 龍源院を参観しました。



格調の高い枯山水のお庭でありました。

 その後バスに乗って祇園に出ました。祇園新橋のあたりをぶらぶらしながら祇園の雰囲気を楽しみました。
 その時 偶然に 「花街の始業式」という花街の仕事始めの行事に出くわしました。
 1月7日は花街の関係者、お茶屋、置屋の女将方も一堂に集まり 主役の芸妓、舞妓たちは黒紋付きに「稲穂」のかんざしの正装で出席し 前年の売り上げの良いお茶屋や芸妓舞妓の表彰式も行われるそうな。
 その後 芸妓舞妓が なじみの店に挨拶まわりをする習わし。










祇園新橋の辰巳大明神がここの氏神さんみたいな感じ。

京都の正月 は いろいろ行事があって忙しい。

 しかし大徳寺塔頭の受付のおばちゃんが 正月間はそこそこ参観者がきはったが 昨日からオミクロンの影響でお客さんが激減したと嘆いていました。受付を閉めるわけにもいかないしと。














遠くへ行きたい

2022年01月05日 19時24分00秒 | Weblog
 昔 昭和の歌に
知らない街を歩いてみたい
どこか遠くへ行きたい
知らない海を眺めてみたい
どこか遠くへ行きたい
遠い街 遠い海
夢はるか 一人旅
 という歌があった。
2022年の年頭 我輩も 知らない街を と
やってみました。50年以上前の高校生の時代 地歴部と言うクラブで 地理や歴史や
時刻表の旅 をいろいろ楽しんだ。後期高齢者になっても 雀100まで歌を忘れず の典型。楽しいことには進歩がないのだ。地図鉄もいいものだ。

というわけで 青春18切符を利用して 山陰線の 和田山駅 まで行きました。







この後 播但線を利用して姫路まで出ました。途中 竹田城と言う 天空の城があるが 今回は見ることもできなかった。
 約2時間10分のローカル線で 日本海側から瀬戸内海側まで行きました。















東京の県人会でいつも話題になる まねきの駅そば が昭和24年から今も健在でありました。立ちそば 360円なり 学生さんが主に利用する客だ。

 こうして 新快速に乗って京都まで。約1時間半。快適。正月早々いい気分です。



蹴鞠はじめ in 下鴨神社

2022年01月04日 16時54分00秒 | Weblog
下鴨神社で 蹴鞠はじめ があった。
時雨のなか 保存会の皆様は 水干を汚しながら一生懸命やっていました。
















下鴨神社では
12月31日の 大祓式 除夜式
1月1日の 初詣 歳旦祭
1月4日の 蹴鞠はじめ
1月5日の 年賀祭
1月9日の 成人祭
1月13日の 初干支祭
1月15日の 御粥祭
2月3日の 節分祭  と行事が続く。