江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

借景  今日の花

2020年04月25日 14時28分00秒 | Weblog
外出自粛 籠の鳥
 それでも完全に自宅にこもる 座敷牢ができないのが辛いところ。閉塞性うつ病にならないよう せめて借景で 花を楽しもう。









あと自宅でイチゴ





コロナウィルスの下で

2020年04月21日 18時50分00秒 | Weblog

特措法による緊急事態宣言そして知事の外出自粛要請が出されてから2週間が経った。


 社会的経済的に非常な閉塞状態で、一方ウィルス感染者の数は着実に増えている。
 日本の政治行政立法の憲法体制はこの国家的難局に対応できるのかどうか?今みんな心配している。

 少しでも危険な兆候があれば保健所に駆け込み何とか感染がないように検査を受けたい治療を受けたいとみんな努力している。
 その結果パンデミックを前提としない通常平穏時の医療機関のシステムは、多量の患者ウィルスの時限爆弾みたいな患者が医療機関に集まればそりゃ病院はパンクするわな。
 錦糸町の墨東病院も看護師が感染したとか。有明のがんセンター病院も看護師が感染しがん手術の8割から9割を中止する。つまりコロナウィルスの結果、他の一般病院の一般の病気が極めて強固に押し出されているということになる。
 これはもう1歩進めば医療崩壊で、その可能性は極めて強い。医者や看護師がコロナに感染すれば そりゃアウトだ。

 外出自粛規制がうまく働かない。国民の行動の自由を制限するのは憲法に反する。だから強権発動はできない。外出自粛要請しかできない。一方 一般の人が商売しているのに客が来ないからといってその損失を補償することは憲法上できない。今回1人100,000円の給付をするようだがどういう憲法上の論拠を出すのか見ものである。
 果たして政府はこの状態をうまくマネジメントできるかどうか。うまくやってもらわないと国民全体大変な被害に出くわす。死者何万人が生じるかもしれない。
 
 大きな原因の1つは現行憲法がその全文で謳うように 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」からである。つまり弱肉強食の力の論理と利己主義と言う無政府状態の国際関係の現実を認めず、理想的な他国の善意を重視して軍備放棄する憲法起草である。自分の事は自分で守ると言う極めて単純な人間の原理を 理性という観念で抑えたのである。米軍は番犬様である。番犬も歳をとるしご主人様に反逆することもある。
 もちろん理想主義憲法も1面では正しい。が理想的であるが故に現実を無視するもので、理想主義の精神が働くのには平和で安定的と言う限られた条件が必要である。

 現在は国家緊急事態である。ウィルスによるテロ状態ともいえよう。マクロン仏大統領の言うように、これは戦争である が現実なのである。

 安倍総理も関係閣僚もそれなりに一生懸命やっている。しかしやれることには限界があるし能力の問題もある。戦争の厳しい時代に反発して理想主義に走った戦後政治。70年たった今は 現実処理と言う政治の結果責任を果たせないまま、この後5月の連休明けのみならず、さらに1年あるいはそれ以上の大変な状況を国民に強いる、受け入れざるを得ないかもしれない。
 要は戦後70年安穏に暮らして来た幸せな時代が終わって、先が見えない混沌の中で次に生きる道を探していかなければならない。国家や政府のシステム歴の転換を図る事ができるか、甚だ不安である。
 
 コロナの後は日本社会も大きく変わる。従来の終身雇用年功序列会社中心主義、前例尊重 法的安定性、こういった戦後体制は変わらざるを得ないことは言える。ITやAIが世界を覆うシンギュラリティーの時代が駆け足でやってくる。

 外出自粛の中でも季節は時間は着実に進む。もう藤の花が咲きはじめた。誰もいない日比谷公園のテニス場である。






世の中に 絶えて桜のなかりせば

2020年04月16日 14時55分00秒 | フォット俳句
4月16日木曜日。何とか良いお天気が続いているが 桜の季節もずいぶん進んだ。
 2月からコロナウィルスで家の中がすっかり覆われてしまった。このため今年の春は全くの異様の一語。

世の中に 絶えて桜のなかりせば
 春の心は のどけからまし

 古今集 伊勢物語に出てくる 在原業平の桜の歌である。




弁慶橋のホテルニューオータニの前。ここの桜が季節最後の桜である。




まだ頑張っている桜もあるが もう少しだ。
 外務省の正面前の桜はソメイヨシノであったせいもありもう過去のもの。


外出自粛が続く中 世の中人の動きがずいぶん少なくなってきた。家の中でこもって外出しないと言うのは大変なことだ。

皆さんどうしておられます?


閉塞の中 散歩のみが楽しみ

2020年04月14日 17時44分00秒 | Weblog
4月14日火曜日。昨日の雨から1転いい天気   。だが風強し。
 外出自粛の世の中 やることがないから散歩に出かける。

千鳥ヶ淵は完全に葉桜。

木漏れ陽を浴びて 鳩と雀が日光浴。彼らはコロナウィルスと無縁なのかな。

散りゆく桜と今は盛りの大紫ツツジ。松は常葉。



定点観測のスカイツリー。1つは皇居乾門前の代官通り。1つは田安門から昭和館、専修大学、明治大学の間からスカイツリーが見える。いずれも少し前は桜が盛りであった。 3日見ぬ間の桜かな。
 最後にまだ しがみ付いている市ヶ谷お壕りの桜。その姿や よし。

あと近くのハナマサで白ワインとチーズを買って 閉門蟄居のなか 春を惜しんで ぼっち宴会を






不要不急の外出はダメ 

2020年04月11日 15時20分00秒 | Weblog
今日は4月11日土曜日。外出自粛要請が出てからはじめての土曜日。日本人の多くがが何とか協力してる模様。我輩もできるだけ人に接触しないようにして日比谷公園へ散歩に行きました。





桜が終わると季節の花が変わってくる。



ハナミズキの花



青葉若葉の季節だ。




ソメイヨシノはほぼ散りつつある。大寒桜は咲くのが早かったからもう青葉青葉え。関山と言う桜は今が盛りだ。
 今年は 新宿御苑もクローズドで「桜を見る会」がないから残念でもある。
 コロナウイルスの時節柄、日比谷図書館も
テニスコートもクローズド。誰もいない。








外出自粛要請のなか 鬱鬱するね

2020年04月10日 13時47分00秒 | Weblog
4/10日 中途半端でチンキな外出自粛要請で評判が悪い。
 でも あちらを立てれば こちらが立たず。北海道の雪祭りの時 感染危険の中国人を規制でもしようものなら 商売が出来ない 人権をどうの 蜂の巣をつついたような騒ぎが起こるのは必至だね。北海道の緊急事態宣言と外出自粛経験が 今回の政府 東京都の宣言対策の根底にあるね。
 戦後70 年も平穏に国家緊急事態を考えることも放棄して来た能天気の結果 いま 混乱は止むを得まい。
 さわさりながら 退屈自由人は責任なしで好き言っておれるからいいね
そこで今日も北の丸公園の 木漏れ日の桜の下で 読書とシャレ込んだ。
 しかし着実に季節がすすみ 桜もほとんど散りつある。時の流れは全てを流す。コロナウイルスでも時間が解決するから。






この前と同じ所でスカイツリーを写すが 桜が色褪せてきた。

免疫力の弱って来た老人は ウイルスに罹らないように、B級グルメの飲み屋にも行けないよ。


緊急事態宣言

2020年04月07日 16時16分00秒 | Weblog
コロナ対策も今が1番のピーク。
医療崩壊が生じないことを願うばかり。
緊急経済対策も景気後退を阻止出来るか、これも願うばかりだ。

老人は特段の用もないのにあちこち徘徊したがる。若者は節操なく夜の巷をうろつく。外出を自粛するのが1番大事。しかし自宅に閉じ籠ると弊害も多い。鬱病になりそうだ。

我が輩も腰痛で散歩を楽しむのも難しくなりつつあり 蟄居するべきか

 さわさりながら 桜とともに行く春を惜しんでいる。



桜の標準木もあとわずか。





葉桜の季節に移りつつあり。





花吹雪

2020年04月03日 18時25分00秒 | タウンウォッチング
4月3日に晴れたり曇ったり。
桜は満開🌸 そろそろ散り始めた。まさに花吹雪 水面には 花筏。




コロナウィルスのため連日自宅にこもっていると気分はもううつ病だ。
 そこで人と接触しないように気をつけながら散歩する。そしてタウンウォッチングする これが精神の安静を保つやり方である。
 東宮御所と迎賓館の前に南元町公園がある。ここは江戸時代 鮫河橋があった湿地帯であったらしい。鬼平犯科帳に出てくる。信濃町方向からぶらぶら歩いてこの鮫河橋記念碑に行き当たった。


この後 外壕をめぐって 春の盛りを目に焼き付けました。
 フィレンツェの イル マニーフィコの言うように、明日の命はわからない。(これを日本人で知った人が ゴンドラの唄 を作った。 いわく 生命短し 恋せよ乙女 と)
 




なおタウンウォッチングのおまけで四谷3丁目の魚屋で 牡蠣を買ってオーブントースターで焼いて食べる。閉門蟄居中の 微かな楽しみ。







新会計年度始まる. 雨模様に覆われて鬱陶しい

2020年04月01日 13時45分00秒 | Weblog
今日から新年度。しかしコロナウィルスの危険が全国を被っている。このため入社式入学式等は感染を避けるため  少人数で  マスク着用   ソーシャルディスタンスをとって 非常時スタイル。本当に鬱陶しい。
 本来なら今頃は桜の花の満開の下まさに年度始めと言う生き生きとした前向きの日であるのに…
  免疫力の弱っている話が退屈老人は 自宅で閉門蟄居。
 昔 長野県高遠に桜の季節  江島生島事件の大奥女中 江島の流罪の座敷牢を見たことがある。ちょうどそういう感じの蟄居気分である。 

 昨日の曇り空の桜の姿

市ヶ谷の土手の桜など散歩で見たが 今日は雨とココナに閉じ込められて座敷牢か。

















英国大使館の前の桜















国立劇場前の桜