江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

1月3日 正月3が日

2013年01月03日 19時52分02秒 | 歳時記
  正月3が日は、お休み。

箱根駅伝も最近はマンネリ気味。今年はわが校はいいところへ行くと、友人の学生陸連の審判員が「明治の監督と一緒に乗って審判する」と言っていたが、ダメだね。

高校サッカーも。青森山田高校が3回戦の壁にまた泣いたね。

正月は、1年の計、来し方行く末、楽しい休日、新しい体験とトライ・・・

  我輩は今日3日目は、散歩で 江戸東京博物館に行きました。
 
  いやいや、ここはいいところだ。昨年は友人の重文クラスの金屏風の展示会にいったが、
特別展より常設展の方がいいね。とにかく、江戸は懐が深い。皆さんに、お勧め。



獅子舞をやっていたよ。



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話は違うが、

この正月3が日、NHK衛星で、「おしん総集編」を見た。1,2,3日と。明日4日で終わる総集編。現在の小林綾子君を案内人に出すなんて、NHKもいろいろ考え、かつ、いい子としているね。

おしんも(いい女)になっているね。時間はすごいものだ。

 いやいや、「おしん」は涙・涙・なみだ。
明治大正昭和前半期の歴史、女性史、経済史、文化史などなど、いろんな方面から言えるが、日本人の一面を刻画している。
前期高齢者で、3丁目の夕日を知っている時代人の、我輩=御家人は、ただただ涙なみだだ。

そのほかに、本郷和人先生の「戦いの日本史」という中世史の本を読んで、いろいろ考えさせられた。
中世史の室町時代後期の関東地方に興味をもっている我輩としては、文献史学でないアプローチは大賛成。

「現代政治のイッシュ―」という我輩の学部の授業にも、大いに参考になる。

24節季では 小雪   うち日本72候では 「橘初めて黄なり」

2012年12月05日 19時09分45秒 | 歳時記
今日も日比谷公園でテニス。景色を楽しみ、銀座天竜で餃子+ビール、これ人生の楽しみ。


霞が関





日比谷公園







日比谷交差点





有楽町で 6億円ジャンボ宝くじに数百人が並んでいたヨ




新嘗祭

2012年11月23日 18時37分17秒 | 歳時記








11月23日は「勤労感謝の日」の休日となっている。

本来は、新嘗祭(にいなめさい:しんじょうさい)で、皇極天皇の時代、西暦642年からずっと行われてきたもので、
古くから、天皇がその年に収穫された新穀や新酒を天照大御神や天地の神々に供え、農作物の恵みに感謝し、天皇御自らも食される儀式です。
 ちなみに、天皇即位の最初の新嘗祭を大嘗祭と呼ぶのです。

靖国神社では、新嘗祭に際し記念の餅つきをして祝っている奉仕者があり、吾輩もおすそ分けに与りました。おいしかった。

 昨日は24節季の「小雪」で、着実に木々も色づいている。

靖国神社の春の桜の開花判断する「標準木」も写真のように、色づいていました。

立冬を過ぎて

2012年11月03日 21時49分43秒 | 歳時記
昨日11月7日は24節季の「立冬」。冬の気配を感じる頃。

米国大統領選挙の結果を気にしながら、日比谷公園で1時からテニス4時間。

日比谷公園には、菊花展覧会があり、全国から優秀なきれいな菊が展示してあったね。
あの1本1本に製作者の1年以上の丹精がこめられているのだろう。
好きでないとできないね。いい趣味だ。

 吾輩はそういう風流もなく、年甲斐もなくテニスとは。トホホ
2時間で十分だが、もう少しやろうよという声に、結局4時間も。
その結果、強疲れでうちに帰るまえから、もうダウン。
愛用の自転車で皇居マラソンコースを登るのは大変。
最近とみに体力の劣化を感じるネ。
うちではワインと食事。節操無く飲みますね。おなかデブちゃん的。即寝る。

それで今日八日はお疲れ休み。でも老人性早起きで、
早朝からオバマ再選の影響と今後の見込みの各種報道をネットで見る。それでも数時間かかるね。

それから早めの昼食に、神田神保町の「いもや」のてんぷら定食。650円。
その後お茶の水でお茶して「太田道灌」の本読みに休憩。
居眠りながらそのとき思いついたのが、そうだ、後楽園の温泉だと。
すぐ「ラ・クーア」温泉に行きましたよ。お疲れ休みは温泉に限る。
氷河期の地下海水を利用した後楽園の天然温泉をゆったりと楽しみながら、
そこで1句。

 立冬や うす赤色の 湯にあそび      六訥

こうして、立冬の日は過ぎて行きましたと マル。

なお、明後日は定例句会。兼題は「冬服」「枯葉」で計3句投句だが、
本当に難しいよ。




 

向島百花園 俳句吟行会

2012年10月31日 21時09分03秒 | 歳時記


今日31日、向島百花園で吟行会。

午後1時までに、5句を提出するのが約束。これは厳しい。

でも、これも知的遊び。

吾輩も、ない知恵を絞って作りましたよ。

1、人波の たゆとう先に 女郎花(おみなえし)
2、風流や、色づく柿の 向島
3、糸すすき 近く遠くに 風もつれ
4、人影に はじらふ如く 叢(むら)もみじ
5、草の実の まろび落ち行く 濁り水

のうち、3は評価が高かったが、5はまあまあ。
1,2,4、は評価ゼロ。

悲しいね。俳句は奥が深いね。


一昨日、調査局のパーテイーで、
先輩・後輩がたの顔を見、話をすると、すべてOKね。
と、ハイテンションデあった。
 後は、打ち上げ、盛り上がったよ。



牛久沼の鰻

2012年07月24日 21時28分58秒 | 歳時記
ヒルオケ の世界



本日、暑気払いに、常磐線取手の先の藤代駅まで行って、牛久沼の鰻を食べに行きました。

つくば未来市は緑の豊かで、稲穂がすくすくと伸びていましたよ。昔、氾濫して有名になった小貝川をわたって、牛久沼の先端の、弘法大師の巡錫地のお堂があり、そこに土地で有名な鰻屋がありました。

今年は、鰻の価格高騰のうわさがあり、我輩、B級グルメで普段行っている中野の鰻屋に行っていないよなー。
私は節操無く食べましたよ。牛久沼の鰻はうまかったネ。

ホステスは、現地在住の俳人・書家のおばさま。
美人で知的な人とご一緒に楽しい時間を過ごしましたよ。

この前、私が「奥の細道」を筆写した練習書面を見てもらったところ、この書道の先生が、吾輩の下手な素人習字を批判もせず、牛久の地で、ご自分の作品、白楽天の詩、香炉峯の何とかいう、枕草子の原題に当たるものを書いたものを見せてくれました。奥ゆかしい。いやーうまいね。

俳句の話(俳句は同僚です)と書の話をしながら、楽しいひと時を過ごしましたよ。
牛久沼を一望するこの地で、牛ガエルの鳴き声が聞こえてくるので、これを俳句に詠むにはどうするがいいか、いろりおトライしましたが、先日の同僚の優秀な句には、どうも及ばないよねーと。
それは、「牛ガエル捨て身の声を放ちけり」だった。
うまいよなーとお互いに、絶句。

 こうして、そのあと、腹ごなしに近所の田舎のカラオケルームに行きました。

いやーたまげたネ。平日の昼間から、20畳ぐらいのカラオケルームで年輩の男女8名、うち女6名、男2名が、舞台に登って熱唱、歌っていましたよ。

楽しそうに、自己陶酔、結構結構。でも田舎のおばさんたちが、草むしりなんかせず、歌を歌って楽しむなんて、日本の文化の究極の姿だね。いやはや驚き。田舎の文化なんだろうね。すごい。

我輩たちも1曲づつ歌って解散ししました。

いやー、普段と違う世界を垣間見せてもらって、今日は本当happy。
ちなみに、この書道の先生は、明日、八丁堀で句会があるので、その投句予定の3句を我輩に添削をと。

そりゃ、ご無体な。と引き揚げました。帰りの常磐線で45分爆睡。


浅草ほうずき市

2012年07月09日 22時54分33秒 | 歳時記
今日7月9日は浅草観音の縁日で、ほうずき市が立つ日。

歳時記でも、夏の季語で、入谷の朝顔市のあと、浅草のほうずき市となる。

 今日は 我輩、大学3・4年生を対象に、小澤一郎的英国流2代政党交代論と、ドイツ議会的的比較多数政党間の合従連衡的・妥協案のいずれがいいか、と講義したよ。

社会保障と税の一体改革と民主・自民・公明の3党合意は、現代の大政翼賛会か、それとも、議会内での与野党交渉と妥協による政策形成過程かと?

どちらの立場も理屈はつく。だが、どちらを選ぶかは国民の政治的感性・伝統的考え方如何、政治文化なのだ。

そんな講義の話はどうでもいいが
、我輩は、東武練馬駅の花屋で、朝顔の苗2株を購入。105円×2=210円。

浅草のほうずき市に行かずに、朝顔を育てるとは、これまた優雅ですな。 

 いかが?

歳時記の旅

2012年05月16日 08時03分34秒 | 歳時記
5月14日は奈良・当麻寺の練供養。これは中将姫が往生する際に来迎を見たとの伝説に基づくもので、各種菩薩さまの扮装をしたお練り行列があると。
我輩は、先々週の京都奈良旅行で葛城市の近くまで行ったが、よう行けなかった。そこでYouTub の動画サイトでみましたよ。よくわかる。

5月15日は京都葵祭の「路頭の儀」。御所から上賀茂神社まで、斉王代や官女たちが牛車や輿で延々行列を連ねる華やかな祭り。去年は日帰りでこれを見たがいいお天気でよかった。今年は京都は雨で多分雨の中で華やかさを欠く行列と推測している。
先日の斉王代の禊の儀は見学して大変よかった。尤も、この日も曇り時々雨で、斉王代や女官たちの記念撮影に苦労していたが。

5月15日は神田祭の例大祭。前日の14日に勇壮な薪能。月曜日はいい天気でよかったネ。昨日の本祭は雨の中だろう。

5月17日から20日まで、浅草寺の浅草神社(三社権現)の三社祭。天下祭でもあり、今年は勇壮に実行されると。(去年は東北大地震の関係で中止したはず)
 是非、歳時記の旅をやろう。

    歳時記の旅・・・・葵祭

2012年05月04日 19時41分28秒 | 歳時記


1、葵祭は5月15日、京都 上賀茂神社と下鴨神社の大祭。古来、祭りといえばこの葵祭を言うと、俳句の先生に教わった覚えがある。

2、5月15日には、勅使や斉王代や女官や警護の役人一行がきれいに着飾って、牛車や輿の行列を連ねて、御所から加茂の下社から上社へ練り歩く「路頭の儀」は見物人が集まり大混雑。ちなみに、祭りの参加者は頭や襟に、民家の窓にも三つ葉葵のを付けるのが習わし。

3、ところがこの葵祭は15日だけでなく、5月3日から各種行事が上社・下社で連日行われ、その最後の打ち上げが、葵祭の斉王代と女官たちの華やかな、あの牛車の行列ということ。

4、今回は我輩は連休を利用して京都に滞在していたら、思わぬ経験をした。(明日は帰京で残念)
  5月3日は下鴨神社で、流鏑馬の神事(上賀茂神社では別の日にヤルようだ)
  5月4日は上加茂神社で、斉王代の禊神事

5、両神社の役割分担はどうなっているかよう分らないが、喧嘩しないように両者同時に世界遺産に登録されている。神社の由緒等関係はまた調べるよ。ただ上賀茂神社が山城の国一宮である。

6、今回は昭和31年に復活した斉王代が古式に則り、御手洗の川で手をすすぎ、ひとがたを流しお祓いをする行事。たくさんの斉王代の裾もち官女を近くの小学生が、華やかな官女たちを(どういう人を公募したのか)、豪華な衣装・装束で華やかで楽しいね。

 ちなみに、斉王とは天皇の息女内親王または孫娘=女王が、加茂神社か伊勢神宮に仕える役目。だいぶ昔から斉王の制度がすたれていたのを、昭和31年から、民間人の適宜な女性を選んで葵祭の「斉王代」に任命し斉王の代わりをやってもらおうという、京都人らしい、現実的・商魂の知恵の産物。たいした生命力だ。これが歴史を生きる精神。

7、今年の斉王代は亀井何とかさんという近所の大学生のようで普段、よさこいクラブで踊っているようなお譲さんらしいが、今日のこの式の間は、一生懸命斉王の雰囲気を出していたよ。
 写真の主は昨年の斉王代かも、よくわからない。吾輩のカメラではうまく映らなかった。

8、匂ひたつ 葵祭の 女官たち

浅草寺節分豆まき

2012年02月03日 17時56分01秒 | 歳時記
立春の前日が節分。

各寺院では追儺とか、いろいろ趣向を凝らした行事があるようだ。

大阪北野天満宮では、海苔業者の策謀で、北北西をむいての恵方巻だ。

ここ浅草寺でも豆まきが有名。

吾輩も豆2個をゲットして食べた。

写真の年男に、深谷陵司 元大臣がいたが、
壇上で離れていたので、声をかけられなかった。

でも、元気そうだったよ。

  節分や 心の鬼と 仲直り