おっちーの鉛筆カミカミ

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地球環境シンポジウム「オゾン層破壊と地球温暖化対策~フロン問題に私達は何ができるのか~」

2006年02月21日 17時50分32秒 | コラム・批評・エッセイ
 ……に行ってきました!

 会場に着いてみると、照明がステージにガンガン当たっていて、正面に大きな「地球の写真」があって、その中央には、これまた大きなスクリーンが!(写真参照のこと)
 入ってすぐ、これはかなり本格的な、大掛かりなシンポジウムなのだな、と悟った。
 それもそのはず、この催しの模様は、後日、TV放送されるそうな。放送日時はまだ決まってないそうだが、チャンネルは教育テレビだそうだ。

 パネルディスカッションのパネリストは5名。
 浦野紘平さん、松田美夜子さん、西薗大実(ひろみ)さん、大橋マキさん、小林光さん……以上。
 コーディネーター(進行役)は、NHK解説委員の小出五郎さん。

 とりあえずシンポを観終えて思ったのは、フロンや、温暖化を進行させる物に、みんなが関心を持たなくてはいけないな、という事。
 地球の上で生きているからには、生きていく為に必要なお金・労力は惜しんではいけないのだ、という事。
 つまり、環境を守るのも大切な仕事なのだ。

 ただ、毎日生きていると、何が環境にとって悪いことなのか、感覚が麻痺してしまう、というか、もともと感覚が無い、ということが多くなる。
 「環境への影響」と、「日常生活で私達がやる事」が直接結びつくような、直感力を養いたい。
 それにはマスコミなどの、目や耳に入ってくる情報の中に、もっとフロンや温暖化に関する事が数多く入っていなければならない。
 今回のパネリストの中の誰かも言っていたが、もうフロン問題は、「解決済み」の、「終わってしまった」話だと皆が思っている風潮がある。それは確かにある。
 フロンの製造が禁止になったことで、フロン問題は解決……実際僕もそのことに関しては、あまり関心を持っていなかった。
 フロン問題よりも、温暖化のほうが切実な問題だと思っていた。
 いや、さらに正直に言うならば、温暖化問題も、最近の冷夏や、例年より寒い冬があったことで、あまりテレビなどで話を聞くほど切実な問題ではないのではないかと思っていた。
 オゾンホールは、確実に増加している。
 だからといって、悪戯に不安を煽るだけの報道も良くない。どうすれば生き残れるのか、頭を冷やして考え、確実に行動することを啓蒙するような内容の番組が増えればいいと思う。

 オゾンホール……フロン問題、と、温暖化問題は、私たちの生活に直結している……そういう思いを、今日のシンポジウムを終えて、強く思った。