はーーーい、どーーもどもどもども、鉛筆カミカミです~(^▽^)
意外と前回から時間をおかずに更新できそうです。
今回から、耕平と由里のみつけた「本」が直接2人の運命を左右することになります。
物語はいよいよ佳境!どんなラストが待っているのか!?お楽しみください!!!
SCINE.7-1 アトムの子
耕平と由里が入場してくる。
まもりはお茶をいれに、いったん奥に引っ込む。
由里 「久しぶりに酔ったなーっ・・!」
耕平 「・・このよっぱらーい!・・・」
由里 「あんたも酔ってるねーっ?・・」
二人は千鳥足。
耕平 「・・・でもほんと、さみーなぁーッッ!・・」
由里 「さっき、テレビのニュースで言ってたじゃなーい・・・!」
耕平 「・・なんだっけーっ?・・・それー?・・」
由里 「今は夏なのに寒いけどぉ・・・今年の冬は暖冬・・・来年の梅雨は雨降らなーい・・・ってゆーふーに・・日本中の気象が、おかしくなる傾向にあるってー」
耕平 「・・あーやだやだ・・・こわーい・・・・・また、エルにゃんたら現象だけ・・・?」
由里 「そーゆーのとまた違うみたいだよ・・・・でも・・・世界規模で気象がおかしくなってる・・・・んだって!」
耕平 「・・・・せっかく酔ったのに、なんか暗いなーっ・・・」
由里 「・・そーだねー・・・」
耕平 「・・・・・・なぁ由里、なんかゲームやろーぜ」
由里 「・・ゲーム?」
SCINE.7-2 ゲームの名前
耕平 「そう。・・・・・はーい・・・じゃあ・・みなさーん、出てきて下さーい!」
まもり「はーい!」
由里 「まもりさーん、及川くーん・・・ほらっ、早く早くっ」
まもり・真二、入場。
真二 「・・・はいはいはい・・・・・(いちばん遅れて出てきて)それじゃあ、ルールを説明しましょう」
耕平 「・・・君がか?」
真二 「うん」
耕平 「・・続けて」
真二 <ゲームのルール説明>(他のメンバーも適当に相づち)
?1 「やだーっ!・・そんなのっ・・・絶対にやだーっ!」
?2 「なんでっ?」
?1 「やだやだやだやだッッ・・・はずかしーぃっ!」
?3 「・・・じゃあ・・・君は審判ということで」
?4 「・・え~っ!・・・ずるいーっ!」
?1 「わーい・・ラッキ!」
で、「ゲーム」が始まる。
・・・・・・・・
ゲームが終わると、真二とまもりは退場する。
耕平 「・・・終わっちゃった・・・・あーあ・・・現実に戻りたくないっ」
由里 「・・・・だいじょうぶ!・・・この本があれば、なにがあったってへっちゃらだよっ!・・」
耕平 「・・・うん・・・そうだよな・・・」
由里 「・・・とりあえず・・・明日からあたしは、自由の身なのだ!・・」
耕平 「・・・そんなうまくいくのかぁー・・・?」
由里 「いきますっ!・・」
耕平 「・・・うーん・・・・そーかもなー・・・・・うーさぶっ・・・オレ・・やっぱ、コーヒーかなんか買ってくる」
由里 「うんっ・・・あたし、モンテアルバン!」
耕平 「・・・あればねー」
耕平、ハケる。
由里 「いってらっしゃーいっ!・・・」
耕平、首を出す。
耕平 「・・由里」
由里 「・・・ん?」
耕平 「彼氏と・・・うまくやんなよ」
由里 「・・・・・・うんっ!」
耕平、今度こそほんとにハケる。
SCINE.7-3 世界の果てまで
由里は本を置いて、座り込む。
まもりが入場してきて、由里の置いた本を取り上げ、自分の位置に移動する。
そして、本の頁を開く。
まもり「・・・その次の週の月曜日から、私は本当に一人暮らしを始めた。・・・あの日の翌日・・・破格の物件を、破格の値段で、知り合いから譲り受けることが出来たのだ。・・・それは間違いなく、あの本の力だった。・・・私は、とても喜んでいた。・・・そして、その一ヶ月後・・・私は、彼氏と別れることになっていた。・・・私があまりにも急に一人暮らしを始めたことが、いつの間にか彼の不信感をあおっていたようだった。・・・もともとあの日の前日からケンカ状態だった私たちは、互いに説明できない溝を抱えながら、その距離を埋める事が出来ないでいた。・・・会う度にもう戻れないことを確認する・・・そんな毎日が続いた。・・・疑いと迷いを持ったふたりほど、もろい物はこの世の中にないと感じた。・・・」
由里は、耕平を待って、座ったり、
立ち上がってウロウロしたりしていたが、
しばらくすると、舞台上から姿を消す。
まもり「・・・それから、約一年の月日が流れた。・・・・その間に、まもりさんとは、姉妹のように親しい間柄になった。・・・耕平とは、相も変わらず時々会っては、くだらない時間を一緒に過ごしている。・・・・・真二君とは、実はあれから、たびたび会うようになっていた・・・」
まもりの台詞の間に、由里はいちど舞台を小走りに横切る。
まもりはそれを目で追う。
由里がハケると、今度は耕平が、由里とは反対の方向に、舞台を横切る。
耕平は、なにかを探しているような様子。
まもりは、彼には気をとめない。
まもり「・・・・・あれから一年が過ぎただけで、世界は大変な事になっていた」
真二が現れ、舞台の端の方に立っているが、しばらくして姿を消す。
まもりは真二がいる間、それを意識している。
真二がいなくなると、彼のいた反対側から、由里が入場してくる。
まもりはそれに気付くと、真二の去って行った側から、退場。
さてさてさて、いかがだったでしょうか。
今回出てくるゲームのシーン、これは実は実際の本番ではカットされてしまったんですねえ。
理由は、めんどくさくなった。まじで。
やってれば面白いものになったかも知れないんですが、なんかわざとらしくなるような気がして……劇の上にのせる勇気が出なかったんですねえ。
さーてさてさて、物語はこの先どうなるのか?少しは興味を持っていただけますか?心配なところですがそんなこととは関係なく、更新は続きます。
あと5回くらいかなあ?連載は。……その後どうしよ。
…今は考えられまへーーん!
まあ後先考えずに参ります。
それでは、また後ほどお目にかかりましょう。
鉛筆カミカミでした!
意外と前回から時間をおかずに更新できそうです。
今回から、耕平と由里のみつけた「本」が直接2人の運命を左右することになります。
物語はいよいよ佳境!どんなラストが待っているのか!?お楽しみください!!!
SCINE.7-1 アトムの子
耕平と由里が入場してくる。
まもりはお茶をいれに、いったん奥に引っ込む。
由里 「久しぶりに酔ったなーっ・・!」
耕平 「・・このよっぱらーい!・・・」
由里 「あんたも酔ってるねーっ?・・」
二人は千鳥足。
耕平 「・・・でもほんと、さみーなぁーッッ!・・」
由里 「さっき、テレビのニュースで言ってたじゃなーい・・・!」
耕平 「・・なんだっけーっ?・・・それー?・・」
由里 「今は夏なのに寒いけどぉ・・・今年の冬は暖冬・・・来年の梅雨は雨降らなーい・・・ってゆーふーに・・日本中の気象が、おかしくなる傾向にあるってー」
耕平 「・・あーやだやだ・・・こわーい・・・・・また、エルにゃんたら現象だけ・・・?」
由里 「そーゆーのとまた違うみたいだよ・・・・でも・・・世界規模で気象がおかしくなってる・・・・んだって!」
耕平 「・・・・せっかく酔ったのに、なんか暗いなーっ・・・」
由里 「・・そーだねー・・・」
耕平 「・・・・・・なぁ由里、なんかゲームやろーぜ」
由里 「・・ゲーム?」
SCINE.7-2 ゲームの名前
耕平 「そう。・・・・・はーい・・・じゃあ・・みなさーん、出てきて下さーい!」
まもり「はーい!」
由里 「まもりさーん、及川くーん・・・ほらっ、早く早くっ」
まもり・真二、入場。
真二 「・・・はいはいはい・・・・・(いちばん遅れて出てきて)それじゃあ、ルールを説明しましょう」
耕平 「・・・君がか?」
真二 「うん」
耕平 「・・続けて」
真二 <ゲームのルール説明>(他のメンバーも適当に相づち)
?1 「やだーっ!・・そんなのっ・・・絶対にやだーっ!」
?2 「なんでっ?」
?1 「やだやだやだやだッッ・・・はずかしーぃっ!」
?3 「・・・じゃあ・・・君は審判ということで」
?4 「・・え~っ!・・・ずるいーっ!」
?1 「わーい・・ラッキ!」
で、「ゲーム」が始まる。
・・・・・・・・
ゲームが終わると、真二とまもりは退場する。
耕平 「・・・終わっちゃった・・・・あーあ・・・現実に戻りたくないっ」
由里 「・・・・だいじょうぶ!・・・この本があれば、なにがあったってへっちゃらだよっ!・・」
耕平 「・・・うん・・・そうだよな・・・」
由里 「・・・とりあえず・・・明日からあたしは、自由の身なのだ!・・」
耕平 「・・・そんなうまくいくのかぁー・・・?」
由里 「いきますっ!・・」
耕平 「・・・うーん・・・・そーかもなー・・・・・うーさぶっ・・・オレ・・やっぱ、コーヒーかなんか買ってくる」
由里 「うんっ・・・あたし、モンテアルバン!」
耕平 「・・・あればねー」
耕平、ハケる。
由里 「いってらっしゃーいっ!・・・」
耕平、首を出す。
耕平 「・・由里」
由里 「・・・ん?」
耕平 「彼氏と・・・うまくやんなよ」
由里 「・・・・・・うんっ!」
耕平、今度こそほんとにハケる。
SCINE.7-3 世界の果てまで
由里は本を置いて、座り込む。
まもりが入場してきて、由里の置いた本を取り上げ、自分の位置に移動する。
そして、本の頁を開く。
まもり「・・・その次の週の月曜日から、私は本当に一人暮らしを始めた。・・・あの日の翌日・・・破格の物件を、破格の値段で、知り合いから譲り受けることが出来たのだ。・・・それは間違いなく、あの本の力だった。・・・私は、とても喜んでいた。・・・そして、その一ヶ月後・・・私は、彼氏と別れることになっていた。・・・私があまりにも急に一人暮らしを始めたことが、いつの間にか彼の不信感をあおっていたようだった。・・・もともとあの日の前日からケンカ状態だった私たちは、互いに説明できない溝を抱えながら、その距離を埋める事が出来ないでいた。・・・会う度にもう戻れないことを確認する・・・そんな毎日が続いた。・・・疑いと迷いを持ったふたりほど、もろい物はこの世の中にないと感じた。・・・」
由里は、耕平を待って、座ったり、
立ち上がってウロウロしたりしていたが、
しばらくすると、舞台上から姿を消す。
まもり「・・・それから、約一年の月日が流れた。・・・・その間に、まもりさんとは、姉妹のように親しい間柄になった。・・・耕平とは、相も変わらず時々会っては、くだらない時間を一緒に過ごしている。・・・・・真二君とは、実はあれから、たびたび会うようになっていた・・・」
まもりの台詞の間に、由里はいちど舞台を小走りに横切る。
まもりはそれを目で追う。
由里がハケると、今度は耕平が、由里とは反対の方向に、舞台を横切る。
耕平は、なにかを探しているような様子。
まもりは、彼には気をとめない。
まもり「・・・・・あれから一年が過ぎただけで、世界は大変な事になっていた」
真二が現れ、舞台の端の方に立っているが、しばらくして姿を消す。
まもりは真二がいる間、それを意識している。
真二がいなくなると、彼のいた反対側から、由里が入場してくる。
まもりはそれに気付くと、真二の去って行った側から、退場。
さてさてさて、いかがだったでしょうか。
今回出てくるゲームのシーン、これは実は実際の本番ではカットされてしまったんですねえ。
理由は、めんどくさくなった。まじで。
やってれば面白いものになったかも知れないんですが、なんかわざとらしくなるような気がして……劇の上にのせる勇気が出なかったんですねえ。
さーてさてさて、物語はこの先どうなるのか?少しは興味を持っていただけますか?心配なところですがそんなこととは関係なく、更新は続きます。
あと5回くらいかなあ?連載は。……その後どうしよ。
…今は考えられまへーーん!
まあ後先考えずに参ります。
それでは、また後ほどお目にかかりましょう。
鉛筆カミカミでした!