団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

機嫌よく暮らすには

2021年02月06日 | 生き方

婦人公論の特集「機嫌よく暮らす」のなかで詩人の谷川俊太郎氏と

伊藤比呂美氏の対談が印象的だった、88歳の谷川氏は一人暮らし、

人間社会を生き延びるために、何に対してもあきらめることが好き

になったという。

 

確かにこうなって欲しいとか現状はおかしいとか、そういったこだ

わりが多いほど苦しみも多い、だから人間でも物でも執着心がなく

期待することを諦めれば生きることが楽になるような気がする。

 

要は理想の自分に執着しない、老いを老いと思わなくなって、辛さ

を辛さと思わなくなって道を歩いていく、人生の後半「機嫌よく暮

らす」にはそんな諦める心も大切なのかもしれない。