「何とか結婚できないものでしょうか」発言小町大賞2017、
ベストトピック賞に選ばれた記事である、投稿主は47歳の独身
女性、正社員として働き蓄えもあり、料理も得意、友人も多く容
姿に自身があった、それなのに友人や後輩が「嘘でしょ」という
ような好条件の相手と結婚するのを見て、絶対負けてなるものか
と突き進んだ結果、信じらないくらい齢を食ってしまったと打ち
明けた内容である。
そしてユーモアを交え「子供は産めないかもしれませんが好条件
の男性を振り向かせるのに良い方法はありませんか」と問いかけ
ている。これに対し「私も同じ」といった声、「独身も悪くない」
などのアドバイスが多数寄せられ掲示板ならではの盛り上がりを
見せたことが評価されベストトピック賞に輝いた投稿だった。
この投稿を読んで上野千鶴子氏と信田さよ子氏の対談集「結婚帝
国」のなかで上野氏が結婚はプライドのゲームであるからピア
(同輩集団)のなかで結婚年齢が遅れれば遅れるほど夫に対する
要求水準が高くなっていく、「あんなところで手を打ったのか」
とピアに言われることが屈辱的だと述べているのを思い出した、
もしかしたらこの投稿主のかたも上野氏が言ってることが当ては
まるのかもしれない。