団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

一億総下流時代は本当だろうか?

2021年02月19日 | 老後のお金

現在高齢者人口(3600万人)の約2割にあたる700万人が

下流老人(税金、社会保険料を除いた所得が10万円以下の人)

と言われてる、なぜかというと年金の金額が十分でない、実際現

役時代の年収が400万円だった人でも厚生年金16万円、奥さ

んの国民年金6万円、平均的なサラリーマン家庭は月22万円で

老後を暮らすのが一般的である。

 

実際この額では余裕がない、さらに住宅ローンの残債、もしくは

持ち家がなく借家で家賃を払うとなると正直厳しい、さらに医療

費の負担、やはり預貯金を取り崩すしかない、また子供の非正規

という問題が深刻で将来、下流老人になる懸念がある、そこから

一億総下流時代が到来するのではという悲観的な意見が出てるの

かもしれない。

 

しかし一方で国内の5340万世帯のうち金融資産1億円以上が

220万世帯、3000万以上であれば1200万世帯というデ

ータもある、いわゆる年金収入だけで判断できないものがある、

う考えると国民のなかに2割の富裕層がいるというのも、あな

がち嘘でないことがわかる、どうしても年金の収入で判断するが、

年金が少額、もしくは無年金でも金融資産が高額のケースがある

ことを考えると果たして一億総下流は本当だろうか?と思う。