団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ある意味孤独ある意味孤独ではない

2022年02月28日 | 孤独

「電車にのったとき、まわりの乗客をごく自然に見渡すように

なった、そしてここにいるこの人たち、みんなにそれぞれの深

い人生があるのだと考える、そうだ僕らは、ある意味では孤独

であるけれど、ある意味では孤独ではないのだ」

これは作家村上春樹氏の「雑文集」のなかの一節である。

 

私自身今では人と会うことが非日常、ひとりでいることが日常

のライフスタイルなので、このコロナ禍の状況でも大きな変化

を感じることはない、それでも雑踏のなかでひとりでいると、

ある意味孤独、ある意味孤独ではないという心境になることは

確かである。

 

今は社会と関わりがあるからといって孤独がなくなるわけでは

ない、孤独と上手につきあうためには社会活動も大切だが、そ

れよりひとりの時間を充実させたいと私は思っている。