「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

45年前のテレビカラー作品

2012-05-06 17:58:55 | 浮気心
【浮気心『特別機動捜査隊』】

第284話 こどもの暦(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)

*カラー放送第一弾で、題字やクレジットの色は全て白。前年のパイロットカラー版は題字・サブタイトルは赤かった他はOP・EDは同じもの。
1967年4月当時、国産60分ドラマのカラー化は特捜隊ぐらいだったよう。(国産カラー化はバラエティ・歌番組→30分特撮→30分ドラマの順だったようです。)
*カラー化記念か、茨城県袋田温泉ロケを敢行。
風光明媚な場所や夕日などを多用して、カラー化を際立たせる感じ。
*風光明媚というか、昔の由緒正しき田舎の分校と新宿の小学校との交流から、分校のある子供の父親が出稼ぎから戻らないから探してほしいという手紙を返すところから物語は始まり、その父親に殺人容疑が掛かり、子供たち同士が気を遣ったり・・・昔の子供は大人だった・・・。
結局犯人は縁もゆかりもない通りすがりのカップル・・・。
城西署の4代目マスコット、大森不二香さんがが新宿の子供として登場・・・見た目は小学生なれど、考え方は大人だぁ。。。
確かに里の子は手紙と絵や自然のもの、新宿の子はクレヨンやマンガや手紙のやり取り、着るものも違うけれども、全くお互いに優劣を付けていないところが良いし、お互い何かあったら役に立ちたいという思いも良い・・・新宿の子供は里の自然を羨ましがっているし。
なんとも小学校の道徳の授業のような作品だ・・・・。
*少年マガジンの表紙は「ハリスの旋風」
*容疑者にされた父親が沼田曜一氏、娘(小学3年)が書いた似顔絵がそっくりすぎる・・・(^_^;)
*困った時の、牧紀子さん(新宿の先生)、武藤英司さん(里の駐在さん)、今回はお二人とも思いっきり善人。
片山由美子さんは初々しいボブカット。

*マキさんとガンさんはセドリックで里へ・・・途中からずっと徒歩で村へ。
*立石主任もやっぱり子供を子供扱いしない、モモさんも同様。
あくまでも紳士的に子供を傷つけないように手がかりを聞きだす。


第285話 拾った女(立石班:立石主任・橘部長刑事・荒牧刑事・桃井刑事・岩井田刑事・松山刑事)

*マキさん&まっちゃんコンビが目立ちます。
*33万5千円の落し物を巡って、殺人が・・・当時の物価を考えると今は10倍ぐらいでしょうか。
拾った女の末路も悲しいですが、当時は預かり証と聴取とハンコだけで拾得物を得られたようで、メンの確認をしなかったようなので別人でも成りすまして受け取ることは可能だったよう・・・(^_^;)
確か今は身分証明が必要だったような。
*マキさんがまっちゃんを連れて遺失物係に、まっちゃんのお勉強を兼ねて?
*遺失物係にはマキさんの物凄く絵の上手い同期が居る
*マキさんは「絵の会」のメンバー(^_^;)
*遺失物は今も昔も自転車と傘が多い。。。
*係長、眼鏡着用シーンが多くなる。
*モモさんがオールバック気味
*また片山由美子さんの登場。
*ビリアード台に穴が無く、「ひとつ~」「ふたつ~」の時代。
*モモさん、鼻の整形を勧められる(^_^;)
*今回は特捜隊控室ではなく所轄捜査本部での捜査会議。
*「荒牧氏と松山氏のご協力」でもう一人の女(拾得権のある女)のモンタージュを作るよう指示する係長(^_^;)、「お疲れのところ申し訳ありませんが、ひとつよろしくお願いします」と立石主任、一同礼、まっちゃん「ん~まあ、良いだろう!」、一同爆笑。。。。
*最後は横浜山下公園。

次回予告編が白黒・・・戻るの?


ところで、カラー化時の新聞ラテ欄を調べるため、例のラテ欄資料を観ていたら、ウィキペディアに掲載されていない情報があったのでメモっておきます。

第25話 消えた金塊 波島進 北山達也 桔梗恵二郎 関山耕司 滝謙太郎

第51話 終電車 後編 波島進 南川直 岩上瑛 轟謙二 巽秀太郎 青柳美枝子 監督・・・伊賀山正光 脚本・・・横山保朗

第76話 春琴譜 波島進 南川直 水上竜子 織賀邦江

第102話 続台風圏 波島進 南川直 岩上瑛 轟謙二 滝川潤 湊俊一 伊沢一郎 荒川さつき 丘野美子 脚本・・・藤村正太

第128話 さすらい 波島進 南川直 岩上瑛 轟謙二 滝川潤 武藤英司 三島一夫 伊豆肇 藤江リカ

第233話 続大噴煙 太田博之 浅沼創一 高松政雄 三田登喜子 平尾昌章 波島進 中山昭二 南川直 岩上瑛 轟謙二 滝川潤 脚本・・・大和久守正

ウィキではガンさん(滝川潤氏)の登場は105話になっていますが、どうもこの資料を見ると102話では登場していたようなので、その作品が前後篇のようなので、ガンさんはもしかしたら100話か101話からの登場の可能性がありますね・・・。
伊沢氏はまだ関長さんではない時期。
233話の「平尾昌章」氏は平尾昌晃氏の別名の可能性もあり、欠番なのが惜しい作品です。
 

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