「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

西部署を起爆剤として・・・

2012-05-23 22:27:31 | DVD
西部署方面のDVD-BOXの売り上げが絶好調とか。

DVD商品としては異例の宣伝攻勢、比較的手ごろな価格設定などでそれまでのファン以外の層も取り込んでいる感じがします。
多分、太陽も含めあの辺りの作品が、ちょっと前までは変にリアリティに拘る傾向の上に、「古い・過去のもの」的な偏見があって、それから解放されてきた今だからかもしれません。
西部署自体は裕次郎さんが娯楽を追求しようとしたシリーズですし、太陽にしても娯楽と言う部分を加味した展開になっています。最近のテレビに足りないのは破天荒でもフィクションでも娯楽として愉しめるという部分なんじゃないかと。

個人的には嬉しい傾向ですね・・・

そして、わたしが不覚にも気がつかなかったもうひとつのリリース情報。

『大空港』DVD-BOX。

http://www.tc-ent.co.jp/products/detail.php?product_id=1759

6月から11月まで6つのBOXに分けて全話リリースするそうです。(定価で各2.5万)

鶴田浩二さんらしい色を出しながら、それまでの各局刑事ドラマの経験者を集めて展開、脚本・監督陣も太陽に共通点があったり、スポンサーがトヨタの為、覆面車は皆トヨタ車だったり、太陽ファンにも愉しめる内容になっていると思います。
私も当時観ていた記憶から行くと、14話しか出演していない緒方拳さんも強烈に印象に残っていますし、個人的には岡本富士太さんは立野の方が好きだったりします(^_^;)
邦衛さんの魅力も結構炸裂していると・・・。

現在は短期間に殉職者を何人も出してしまったことばかり話題になる作品ですが、結構気合の入った丁寧な作りのものが多く、製作側も豪華な布陣なので、安心して観ていられると。
CSのホームドラマチャンネルで何回も再放送されるのが、なるほどと思う感じです。
ただ、松竹系の刑事ドラマはこの作品ぐらいしか無いのは事実ですが・・・(^_^;)

ところで、現在ホームドラマチャンネルで放送中の『大空港』は6月で終了、その後釜は『ベイシティ刑事』。
久々ですね。


太陽DVDももうちょっと値段が手ごろだと結構出回りそうなんですが・・・。
ただ、アンソロジーのことを考えると、妥当なのかなぁ・・・。
どうなんでしょうね(^_^;)



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