「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

どうやっても、背負った罪は一生なのであろうか・・・・

2013-09-20 01:54:10 | ビバ!チバテレビ
【ビバ!チバテレビ】

あすのチバテレ・テキサス編は、


第121話 49.11.08 審判なき罪 (山さん)

ゲスト:梅野泰靖
 下条アトム
 石田信之 内藤安彦
 今野鶏三 山田禅二 門脇三郎 宇留木康二 菊地正嗣 披岸喜美子 記平佳枝 綿引勝彦(ノンクレジット)

脚本:小川英 杉村のぼる
監督:山本迪夫

片岡という独身の中年男が白昼アパートの自室で撃たれ重傷を負った。
実はその片岡は以前山さんが強盗傷害で逮捕し出所、現在は清掃員を真面目に勤めており、現在の生活の中では恨みを買うことは無い。
しかし、事件を切っ掛けに前歴が露顕した片岡は失業し、家主には追い出しを食らう。
空元気を出しながらも落ち込んでいるのがわかる片岡に山さんは付きそうが、オートバイが片岡をひき殺そうと暴走、山さんが割って入るが逃げられてしまう。
山さんは2つの事件から犯人の特徴を考え、モデルガンの改造銃とオートバイが犯行に使用されたことから、恐らく若い男の犯行ではないかと考える。
さらに、片岡が恨まれるとすると彼が起こした事件を思い出していた山さん、その現場は片岡を発見した為に抵抗し重傷を負った洋品店の主人、そしてその身体にとりすがっていた妻、そしてその一部始終を目撃、恐怖に震えていた幼い息子が居た・・・・。

この時期、相次いで自分の逮捕した男たちの末路の半ば愕然としながら、そして何とかしようと奔走する山さん。
罪というのは刑期を終えれば晴れて・・・とは現実的には成り得ないのではという刹那的な事実、その罪の為にまた罪を犯す者が出てくるという輪廻的な静かな恐怖、それを断ち切ろうと容疑者にも慎重に捜査の手を伸ばす山さんの姿は、こういう事態も常に起こりうるという考えさせられる部分があります。そういうデリケートな事例に山さんが挑みます。


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マミーが刑事を辞めたくなった・・・/それは果たして純情なのか、それとも・・・

2013-09-20 01:25:38 | 日テレプラス日誌
【日テレプラスへのおさそい】

本日の日テレプラス・ブルース登場編は、さあ、どんどんアクセルが踏まれていきます(^_^;)


第566話 58.08.12 あいつが・・・ (マミー)

セミレギュラー:成田光子/佐野有哉 日野希ぞみ

ゲスト:三浦浩一
 小畠きぬ子
菅本烈子 岸野一彦 上野綾子 真田陽一郎 吉村真理 藤岡洋右 

脚本:小川英 尾西兼一
監督:鈴木一平

若い女性の連続絞殺事件が発生した。
被害者に共通しているのは、あるディスコの会員証を持っていること。
また犯人の特徴として「左利き」という事が判った。
マミーたちはディスコに張り込むことになる。
マミーは半ば囮として派手な化粧で人待ち風にしていると、次々と男たちが話しかけてくるが、「左利き」の男はなかなか見つからない。
そして、現れた「左利き」の男は、物腰の柔らかい一郎という男だった。
その直後から、マミーは蛇のような視線を感じるようになる。
調べでは一郎は小学生のころに父親を亡くし、母親の佐和と二人暮らしで、高校時代に心臓病を患い高校を中退していたが、現在は亡くなった父親の友人が経営する不動産会社に勤務、評判は悪くない。ただ、2年前に恋愛結婚した女性と半年で離婚していた。
マミーは翌日、一郎とデートをしたが、一郎に肩を掴まれ恐怖も手伝って暴行の現行犯で逮捕した。
ところが、一郎の留置中にまた若い女性の絞殺事件が発生、一郎は誤認逮捕ということで釈放されてしまう・・・・。

ロッキーが殉職し、自分も刑事になって、全力投球でやってきたマミーに立ちはだかる「女性だからこそ、家族持ちだからこそ」の壁。
その上、刑事としては苦汁をなめる「誤認逮捕」という汚名。
今回の犯人「たち」の意外すぎる行動は、マミーに辞職を決断させようとするところまで追い詰めます。
極限まで達したマミーの恐怖心の吐露を亡き夫のよき相棒であって、夫の最期を看取ったドックと、マミーとしては刑事の師匠格である山さん、そして新人でありながら身体を張ってマミーを守る決意のブルースが受け止めます。

マミーの刑事生活の第二ステップの入口的話であります。
また、マミーをガードするブルースの身体を張ったアクションも見ものです。



第567話 58.08.19 純情よ、どこへゆく (ドック・ボギー)

ゲスト:辻萬長
 竹井みどり 森下哲夫
 小林重四郎 町田博子
 西川敬三郎 栗田八郎 阿部渡 弥 和子 久保あつ子 青木万里子 藤井祥恵 寺島幹夫

脚本:小川英 尾西兼一
監督:鈴木一平

深夜、倉田と名乗る男から自分の会社の専務が社長を殺しそうなので止めてほしいとドックとボギーが居た一係に連絡が入る。
社長宅に向かったものの、社長は既に射殺されていた。
その会社は竜神会系の金融会社で、殺された社長も容疑者の前科二犯の田沼専務も竜神会の息がかかっていたが、通報した倉田経理部長は「カタギ」であるという。
倉田によると、田沼は銀行OL・夏子に惚れていて、その夏子のことで社長を殺害したという。
ドックが夏子の行方を突き止め、急行したものの夏子は自殺をはかろうとしていた。
夏子の証言によると、事実田沼と彼女は付き合っており、社長が夏子を騙した挙句に強姦、その事実に怒り狂っての犯行だった。
さらに田沼は夏子に対し純情を貫き、1年間の間に指一本触れたことが無いという。
夏子の証言には嘘はないようだが、ドックは良家の生まれの夏子が本当に田沼に惚れていたのかが疑問に残った。
一方ボギーは、その田沼の純情路線に感動してしまうが・・・・。

現実的で冷静なドックと、純情一直線のボギー、この二人が本当に久々に二人で主役をはります。
ただし、事件の方向性としてはドックペースになるのですが(^_^;)

純情が果たして本当なのかウソなのか、純情ヤクザと何度も自殺を図ろうとする良家の娘、自分は暴力団ではないという関連会社の経理部長、そこに竜神会が絡んでいきます・・・・というか、そういうシーンで今回はアクションが結構あったりします。


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