「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地検索&メモ #321

2014-02-11 20:50:57 | ロケ地検索&メモ
#321 朝顔

*リマスタで朝顔の色がクッキリですね・・・。
*長野さんの脚本と、児玉監督の演出・・・ドッシリ構えてみましょう。
*奇しくも既に新旧山村家お手伝いさんの顔合わせ。
*滝沢邸は建具の設えも中々良いですね・・・。
*あの辺りは坪70万って・・・その地域に住んでいる山さんは一体(^_^;)
*岡田嘉子さんから醸し出される雰囲気というのは、ちょっと別格だと。
 実は、この人が波乱の人生を送っていたというのは後から解ったことで、その時正直にびっくりしました。
*山さんの服装からすると、トキとの面談は前回の事件が終わった直後の設定のようです。
*高子の遺影が和服の白黒写真に固定化。(もしかしたら、町田さんの宣材写真かもしれません・・・)
*増岡&西尾氏の声優コンビが工事現場に。田中太郎は今西氏。
*ロッキー、ジージャン(^_^;)披露。
*一家惨殺事件から生還した男が本物かニセモノかというのもミステリアスですが、その男のまるで「罠」のようなハンデもまたそう。
 しかし、和夫のような不運極まりない男も珍しいかもしれませんね。
*ラストの加代子と隆の表情が何とも言えない、また、BGM無しの締めも味わい深い・・・・。
*この結果がトキの望むものだったのか、多分そうじゃなかったかもしれませんが、山さんが信念とする真実の追及は諸刃の剣であることは十分判っているのですがね、多分山さん的には自分と似た境遇にある啓子が一人取り残されてしまった現実に気を病んだのは当然でしょうね。


=ロケ地=

今回のロケ地、手がかりは少なく・・・。
新宿すら出てこない(^_^;)(「名古屋」と「大阪」は新宿撮影だったかもしれません。)

しかし、滝沢邸は判明・・・か、鎌倉でした。
神奈川県鎌倉市長谷3丁目、光則寺門前。(石垣はしっかり残っています。)
現在は幼稚園になっている。
山村邸撮影、看護婦の自宅もこの回はこの近所だった可能性が大です。


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ロケ地検索&メモ #320

2014-02-11 17:56:00 | ロケ地検索&メモ
#320 翔べないカナリア

*米倉斉加年、宮口精二、今福正雄、橋爪功・・・この面々が揃ってどういうドラマが展開されるか、俄かには解りませんよね・・・。
 ちょっと強烈な面々。で、あのサブタイトル。
*そして木下監督。やっと横浜から帰ってきた(^_^;)
*「しんさん」の後ろ姿から、急に上恭ノ介氏演じる飯塚の結婚願望相談を受けるロッキーのシーンに移行する訳の解らなさ(^_^;)
*米倉さんの立花は、なんというかハマってますね・・・米倉さんの為に想像されたキャラかもしれません。
*ルナのマスター、太陽ゲストの中で一番橋爪さんのイメージに近い役かも(^_^;)
*セミレギュラー車はギャランGS、「22-29」グロリア、「81-18」クジラクラウン。今回のクラウンは2役演じる(^_^;)
 ちゃんとスターレットは登場、やっぱりゴリさんには小さいクルマだぁ・・・。
*殺された村上はノンクレで石川隆昭氏、眉毛が特徴的。
*武藤老人の部下役は小坂氏と星野晃氏、星野氏がクレジットされたのは「お人好し」が初めてで、その後、暴力団が出てくれば間違いなく登場する(ノンクレジットでも)セミレギュラー的な人。(解りやすく言えば、パンチパーマにヒゲの人、ラガー登場時の彼のOPシーンでぶん殴られる人・・・A,Bパターン両方です。)まだ、ヒゲの無い時期。
*「カナリアのしんさん」のイメージが充満している作品ではありますが、山さんと武藤老人とのかけひきもさることながら、死人が4人も出ているという裏では結構殺伐とした物語。ロッキーが困惑しながら結局ミツエといわば友達になるという部分が救いという感じなのですが・・・何となくそれをフワっと見せている感じがまた不思議イメージを掻き立てます。
*この作品、ロッキーの「のほほ~ん」とした雰囲気が無ければ実現しなかったかもしれません。

=ロケ地=

新宿南口階段(昭和天皇御大典記念塔)付近(現・東南口付近)

新都心歩道橋、その近辺
新大久保あたりもロケ?

小鳥屋は現存したらしい。世田谷4丁目。

新宿中央公園
晴海埠頭

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ロケ地検索&メモ #604

2014-02-11 16:26:32 | ロケ地検索&メモ
#604 戦場のブルース

*この作品、シャープな演出では定評のある木下監督に、この頃は既にメインライターの一つの組み合わせだった尾西氏と小川さんの共作という、逆説的意外性というか、それほどまでドライな作品。多分、これもブルースを主役として担ぐ一環だと思いますが、ここまで極端な相手を用意しなければならないブルのキャラクター性も大したものと。
この時期はまだ「スーパーバイオレンス」でブルースを売るというコンセプトはまだまだ残っており、コミカルさが加わってくるのはマイコン登場を待たなければならないですね。

*やはりブルには泉ちゃんの屈託のない明るさは必要不可欠なんでしょうね。
*秋間登氏の熱演が凄すぎる・・・眼が尋常じゃない。
*いや・・・確かブルと一緒に「クソ野郎!!」と叫んだ記憶が(^_^;)
*さすがのブルでもやられてしまう・・・相手の素性も解らないので、下手に手出しできなかったよう。
*ボスが臨戦態勢、本編では滅多に観られないベストのみの姿。
 ちょっと顔色が悪いですね・・・。
*地井さんは実際も又野さんのたずなを引き締めていたようで、今回のブルを窘めるシーンでもかなり迫力があり、実際の関係が生かされた感じがしますが、本放送当時はあれほどトシさんが怖いシーンも稀(というかなかった)ので、かなり意外だったのを憶えています。
*このあたりから、ブルースが先輩に接する態度というのが明確になってきて、無論、ボスと山さんは別格(^_^;)なのですが、トシさんとマミーには頭があがらず、ドラ兄弟については末っ子的なスネた感じを醸し出すという方向になっていきます。ので、その態度が実はブルースのキャラへの賛否両論を生んだ切っ掛けになってしまったのですが・・・私は好きですが(^_^;)、少なくとも黄金時代の太陽にはあからさまに態度が別れるキャラもいなかったので無理もない事なんですが、考えてみると、マカロニもスニーカーも結構そういうところあったりしたりして・・・ブルの場合はちょっと「横暴」に見えてしまうのが損をしているところでしょうか・・・。
*ドックのブルースに対する見方が面白く、おそらく「あいつはもともと自立しているから放っといても大丈夫」という感じで、弟分のラガーとは全く違っているため、これも誤解を生じさせてしまう感じで(^_^;)、実際、後年しっかりと相棒関係を構築していたので、突き放していたわけではないのですがね(^_^;)
*族車は、赤い前期60系XX、カリーナ初代中期HT(セミレギュラー車)、そしてファミリアBD後期型・・・って族が乗る車じゃない(^_^;)
 破壊されるのは当時族車としては人気だったブタケツのローレルHT・・・そして一番いいクルマに乗ってきたあんちゃんがお縄に・・・不憫。
*人格崩壊というのは、自ら知らないところで始まっているようで・・・怖いですね。
 太陽はたまに非人間的な人物を描きますが、それがある意味警鐘の部分もあったかもしれません。
 いまもこういうドラマが結構ありますが、なんというか、追う側の感情移入できないそれだけで、あまり印象に残らないですからね。

*しかし、この前の釜本といい、今回の岩田といい、ブルのパンチじゃどうにもできないようなモンスターが立て続けに登場しますが、今度はある意味最強の対決?(^_^;)


=ロケ地=

新宿駅西口近辺、新宿駅大ガード西
新宿副都心 新都心歩道橋橋下 太陽通り 四号街路行き階段(住友ビル方面)
第一犯行現場は西新宿7丁目の新都心歩道橋の近所の路地。(現在アーケード無し)
柏木公園/西新宿7丁目
北里研究所病院/港区白金5丁目
ディスコや周辺は、港区六本木3丁目
パークサイド/西新宿5丁目
野川駅とされている界隈は狛江駅界隈。
 多摩川の河川敷も狛江市東和泉だと思われます。
新宿ニューシティホテル


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