「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

殿下の彷徨える記憶は戻るのか?

2014-02-21 07:13:13 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第143話 50.04.11 霧の旅 (殿下)

ゲスト:大門正明
 朝倉一
 石井宏明 泉芙美子 福田真知子 千葉宏和 鳥井忍 山田太郎 丘広樹

脚本:柏倉敏之 小川英
監督:児玉進

殿下はあるよる覚せい剤の売人をしていた宮沢から情報を聞くことになって喫茶店「ラ・メール」に出向いた。この店のマークは図案化された青い帆である。だが宮沢は喫茶店に現れず、ある駐車場を指定してきた。
殿下が駆けつけたとき、宮沢は射殺され、犯人は死体を運び出そうとしていた。
顔を見られた犯人は車で殿下を撥ね殺そう突っ込んでくるが、殿下は頭に負傷して気絶、危うく生命は助かった。
ボスが病院に駆けつけた時、殿下は完全に過去の記憶を失い、自分の事も仲間の顔も思い出せない状況に陥っていた。
殿下の足取りがわからないまま、一係の一同は手がかりを求めて苦しむ。
しばらくして、マンホールから宮沢の死体が発見され、駐車場の血痕と一致した為、殿下が殺人を目撃した結果殺されかけたことがつかめる。
そんなある日、殿下の病室に学生時代の剣道部の友人・矢代となのる人物が見舞いに現れたが、殿下は全く思い出せないでいた。
矢代が帰った後、別名で小さな花束が届けられるが、山さんはその中に時限爆弾が仕掛けられているのを発見、危うく難を逃れる。
これで殿下の記憶が重要な鍵であるkとが益々はっきりした。
殿下は病室に閉め切りのテキサスとヒマにまかせて将棋を指すうち、駒の形で何かを思い出す。
それは「ラ・メール」の青い帆のマークだった。
殿下は自らの記憶を取り戻そうと、病室を抜け出し街に彷徨い出る。
その頃、一係には殿下の親友である矢代と名乗る男が訪ねてきた。
だが、それは先日病院に見舞いに来た男とは全くの別人だった・・・・。

殿下受難編の中でも特異や様相を示す作品。
殿下の記憶喪失もさることながら、大門正明氏の殺し屋という意外性と、まさに殿下の頭の中のような彷徨うような作風。
自分の事を知ろうと奮起する殿下と、素の殿下が味わえる逸品であると思います。
また、山さんも今回はサポートにまわり、サスペンス色を強める一助になっています。
しかし、この作品からでしょうか、刑事モノで「記憶喪失」がメジャーになっていったのは(^_^;)


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宴の件

2014-02-21 06:53:51 | 当直室業務連絡
おはようございます。
出発直前でバタバタが止まらないけぶでございます(^_^;)

22日の宴の件ですが、酒盛り場の関係上、人数だけは把握しておいた方がよいとしげさんからアドヴァイスを頂きました。
ので、お手数ではございますが、メールなりで連絡いただければ幸いです。
なお、パソコンも今ではマイコン時代と違って持ち歩けますので、メルチェ(^_^;)をさせていただきます。
ではでは、よい旅を・・・<って俺だ。。。

ということで、よろしくお願いいたします。

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狼は天使か?/ボンジュール一係

2014-02-21 06:20:18 | 日テレプラス日誌
本日の日テレプラス・さらばボギー編は、


第607話 59.07.06 狼を追え! (ドック)

ゲスト:秋野太作
 佐原健二 江角英明
 立花房子 青木愛 石田和嗣 倉屋烈 内山森彦 新井和夫
 三宅悦子 三重街恒二 山中康司 山田真弓 瀬良好恵 山口めぐみ

脚本:小川英 四十物光男
監督:堀内泰治

ドックがとある事件で犯人を追跡しているとき、一人の少女が犯人の撃った流れ弾に当たったため暴走した車にはねられた。
間もなく犯人は逮捕されたが、ドックは少女を救急病院へ運んだ。
とも子という10歳の少女で、軽傷であったが、心臓が悪かった為、事件のショックで手術をしないと危険な状態になっていた。
しかも、とも子の血液型は世界に20名、日本に4名しかいないライエル型血液の持ち主で、手術に必要な2000CCは、7人から9人分の輸血に相当し困難が予想されたが、病院の呼びかけとドックの尽力により1600CCの血液が集まったが、どうしてもあと1人分の必要だった。
そのあと一人の人物・・・行方の分からない大上という男をドックは探し、ようやく見つけたものの、見も知らぬ小娘を助ける義理は無いとドックをあしらう。しかしドックは「最後の命綱」である大上に頼み続けた。
実は大上は暴力団に追われていた。以前勤めていた通信販売会社から大量の模造ダイヤを盗み出し、密かに売り捌こうとしていた。
会社ではダイヤが模造であることが露顕することを恐れて、暴力団に大上からダイヤを奪い返すことを依頼していたのだ。
しかも、暴力団は大上を殺してもいいような猛烈な追跡で大上自身はすっかりおびえていた。
そこで大上は模造ダイヤの売買が終わるまで、ドックにガードを依頼、事が済めば輸血することを確約した。
ドックは刑事生命をかけて引き受けてしまうが、密かに密売後に大上を逮捕することを考えた。
だが、通信販売会社からの被害届が無い為、模造ダイヤが盗品であることが証明できない限り大上を逮捕できない。
こうして、ドックは暴力団の襲撃から、まだ証拠の無い犯罪者を守るという綱渡りを始める・・・。

『青春ど真中!』『俺たちは天使だ!』を見ていた方にはちょっとうれしいドックと秋野さんの組み合わせ。
昔でいうC調コンビ結成のような感じでなかなか面白いのですが、裏ではシビアは問題を二人とも抱えているという絶妙さです。
というか今回の大上役はインチキ的役がお得意(^_^;)の秋野さんにはピッタリなのですが、悪事をやっても憎まれないような役が上手いというか、秋野さんご自身が太陽にも東宝系作品にも、意外とファンの中でラップしている必殺系のいわばオリジナルメンバーだというところがかなり効いているのかもしれません。
佐原健二さん、確か医者役だったと思いますが(見返すの我慢しています)、実に約11年ぶりのゲスト出演。


第608話 59.07.20 12周年記念作品 パリに消ゆ

ゲスト:長塚京三
 伊佐山ひろ子
 柴田恍彦
 大矢兼臣 森岡隆見 Henri Perrier Jean Jacques Lecorre Benoit Ferrur Jacques Vrionault
 新野悟

脚本:小川英 古内一成
監督:鈴木一平

2年前、仁科病院院長・仁科秀人と妻の恵子がパリを旅行中、恵子が何者かに狙撃され死亡、狙撃者は捕まらず、仁科は1億3千万円の保険金を受け取った。しかし、保険会社の担当者・遠藤が交通事故死した際、1千万円もの振込が預金通帳から確認されたことから、仁科が計画した保険金殺人の疑惑が浮上した。遠藤が高額保険の契約を取り、その仲間がパリで被保険者を殺し、二人は保険金の一部を仁科から受け取る・・・一係ではそう推理して、その仲間と見られるのが元保険会社の勧誘員でパリでガイドをしている宮川だった。
そんな折、仁科が後妻の高子に1億円の保険金をかけてパリに出かけた。
このままでは高子の命が危ないと、一係ではトシさん以下のメンバーがパリへ飛んだ。
各人観光客を装って、高子のガードや仁科・宮川の監視にあたった。そこへ仁科前夫人の弟である仁科浩平が現れ、姉を殺した犯人逮捕への協力を申し出てきた。
シャンペン会社の蔵内で宮川のガイドで見学していたドック、突然宮川とはぐれ、何者かに狙撃される。辛うじて逃れたドックは持っていたカメラを暗闇のなか犯人に向けシャッターを切った。
いよいよ犯行の開始か!?と思われた矢先、当の仁科がホテルの窓ごしに狙撃され死亡した・・・・。

太陽12周年記念作(前編)、一説ではボギーがこのタイミングで降板する予定であったといわれています。
当時、内容が大人しいサスペンス的な方向に振ったものだったので、海外ロケ編にしては少々地味な印象を受けましたが、太陽初海外ロケも「この」方向だったので一概には言えないかもしれません(^_^;)
ロケは1984年6月に3週にわたってフランス・スイスで行われ、オリエント急行が登場するという豪華さ。
ゲストはまだメジャーになる前の長塚さんに伊佐山さん、そして柴田さんと何気に安定感のある布陣で挑んでいます。
また、プロデューサーである新野氏が今回仁科院長役で出演、この方は元々演技畑の方のご出身らしいです。

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