「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地検索&メモ #491

2015-11-29 17:16:09 | ロケ地検索&メモ
第491話 ドックのうわごと 

*奥村俊雄氏の太陽初脚本、1982年放送分のいくつかの興味深い話を手掛けられます。
 (白石女医の生みの親)

*最後期のブルU登場、#493ではあの派手なステッカーをとって再登場。

*怖いことはある程度経験していたドックだったものの、引っ掛かりが「刑事としての責任」というちょっと踏み込んだ部分。ゴリさんは「それ」を背負うことも人間が好きという姿勢を貫くことの一部であること、ドックも迷ってはいるものの、その部分は十分素質として持っていることを再確認する機会であると共に、ゴリさんからドックへの「その部分」のバトン渡しのように観えたのは私だけでしょうか。

*白石女医初登場。ドックと同じような「仕事自体は好き、でもキツイ」で悩んでいる姿を好演。2回キリの出演が惜しいほどのキャラクターを、我々世代にはある意味「理想のお姉さん」である岡まゆみさんが演じています。(これはひじょうに嬉しかった・・)
ただ、ドックの恋愛についてはある意味これで打ち止めという感じでしたが、後々ドックのひとり相撲が思わぬところで判明・・・(^_^;)

*逆恨み、ゴリさんの責任感、ゴリさんの苦悩・・・と本来であればゴリさん主演編なのですが、ドックの迷いを主題に置くことで、ちょっと変わった見方ができます。
ドックを絡めなければ、ゴリ主演編としては当然の流れなのですが、ドックを挟むことで、ゴリさんの考え方がいかに毅然とした厳しいものなのかということを再確認できます。

*1年前の描写、ゴリさんの衣装が絶妙。クレーのスーツは旧型でネクタイもこの頃着用していなかったもの。(1978~79年ごろのコーディネート)
ただ、栗山が病院でゴリさんを罵倒するシーンは新型のグレースーツとドットネクタイと最近新調したものなのでちょっと残念(^_^;)

*ドックとラガーの絡みが自然になってきましたが、確定的にドラ兄弟になるのは、#495ぐらいからでしょうか(^_^;)

*ボスが席をはずしていることが多く、なるべく裕次郎さんの出番を抑えるのが課題の時期。

*ロッキーが覚せい剤に試薬を使う珍しいケース

*スコッチ自宅から復帰、しかしガウン姿であのスコッチから弱気なセリフが・・・。
降板報道を知らなくとも、もしかしたら長くないと・・・。
(ロッキーが連絡係というのも泣けてきます。さすが義理堅い男。)
今回もキーワードはスコッチが握っていました。

=ロケ地検索=

新宿中央公園北交差点をソアラでドリフト走行のドック

多摩川河川敷 狛江市猪方4付近

矢追3丁目派出所は砧4丁目に仮設(砧・太陽通り)
喜多見の資材置き場
新宿2丁目

新宿南口階段(昭和天皇御大典記念塔)付近(現・東南口付近)

新宿区百人町1丁目(ガード下含む)
歌舞伎町1丁目

要町の高速下は降参です<(_ _)>
 高速下ではないようですが・・・。

新宿副都心 太陽通り、中央公園西南通り

警察病院屋上は西新宿8丁目近辺らしい
砧4丁目(ドックのアパート、公園)

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ある意味画期的な説明

2015-11-29 11:19:50 | ファミ劇日誌
昨日より、ファミ劇HD初放送はジプシー登場。
ツイッターでは「ある方」が「実況されないなぁ・・・」と呟いておられましたが、逆に我々世代以上って、ツイッターどれだけ利用しているのかと考えると、私はアカウントすら取得していませんし、結構そんなものじゃないかと(^_^;)
ただ、私の場合は携帯電話自体放置状態なので、あまり他の方と比べるのも何なのですが(^_^;)

さて、今まで他の作品での不適切云々の説明で、太陽でもそうではないかと目されていた「ジプシー」の表現、古くは1990年代後半から始まったテレビ北海道の太陽全話再放送で、#493からいきなりマミー登場に飛び、その上「ジプシー再び」も欠番になり、この再放送上ではジプシーは居なかったことになりました。
ただ、それはかなり不自然な状況を生み出し、大人事異動が繰り広げられた#494~#545を欠いてしまったため、全くの別番組的な印象が・・・ファンであれば付いていけるでしょうが、その放送が太陽初見であれば、ゴリさんや長さんが居ない太陽をいきなり目撃するのは、非常に酷な事で・・・。
色々憶測を呼びましたが、個人的には『シャーロックホームズの冒険』(グラナダ版)の初DVD化の際の「改変」で確信いたしましたが、太陽方面の放送時には、具体的な説明はなかったと思います。
というか、それ以後の地上波ではここまで再放送された実績が無く、CS各局は「不適切な表現あり」と但し書きテロップを入れながら無事放送されました。

今回、暫く「不適切云々」のテロップを消していたファミ劇HD初放送が、具体的な理由を説明したのはある意味画期的なことなのかもしれません。(入れなければならなかったという側面もあると思いますが)

さて、これで様々なクライマックスとスタートを含んだ10周年記念シーズンに突入したわけですが、今後まだ「あれは放送されるのか?」という作品がいくつかあったりします・・・日テレプラスのようにはならないことを祈りつつ・・・。

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