「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ロケ地&メモ #560、#561

2013-09-01 11:38:10 | ロケ地検索&メモ
第560話 愛される警察

*ラガーの衣装が白尽くめ、まるで殉職衣裳のようだ・・・というのは当時思ってました。
無論、ラガー御用達のクロコダイルです。

*唐突にボギーの大神島時代の話。
ボギーも都会ストレスが溜まってた?久しぶりに「偏見」も披露ですし(^_^;)

*この話を観ると、あぁ・・・完全に後期に入ったなぁと感じます。

*今日のマスオさんは、強盗犯人逮捕協力の勇ましい運転手。

*久々にサブタイトルの入りが遅い。

*確かこの回からマミーがいっつあんを「ボギー」と呼ぶ。
いままでは「さん」付けが多かったし、なぜか「あなたねぇ」というのも多かった(^_^;)
この二人のバトルはこの頃は名物になっていた感が(^_^;)

*中山のジャンパーはロッキーの(遺影でも着用)もの、後にブルースも着ています。

*トシさんの開襟シャツのノーネクタイにも驚きました。
何れにせよ、ブルース登場によって紺尽くめから卒業しファッショナブル(^_^;)になるトシさん、ボタンダウンシャツ・デヴュー前夜です。

*芸達者が揃った感じの「もみの木」店内。
しかし、森川さんは太陽ではちょっとダークな役が多い(^_^;)、今回もダークなのか普通な人なのか・・・。
今回の竜次さんはこの頃の基準からいけば「普通の竜次さん」、「良い竜次さん(中野捜査官)」から「悪い竜次さん(犬嫌いの特殊血液犯人)」まで太陽は取り揃えています。
仲谷さんはこの前の四国ロケ編に登場したばかり、本編で長いこと画面に登場するのは久々かもしれません。
何気に後の鮫やん再婚相手もいたりして(^_^;)
まるみさんは明るい雰囲気だから逆に過去に何かあったという設定になるのかなぁ・・・。

*しかし、ここまでアウェイな戦いを強いられるラガーもかわいそうではあるけれども、ある意味現実でもあるかもしれない。
そういう恐ろしさも孕んだ事件だったりします。

*電話でこう着状態を打破するボスの話力もすごい。

*久々にラガーの?き眼が見られます。

=ロケ地=

新宿3丁目国際劇場付近、ボギーとラガーのグリグリ話は現在のロッテリアあたりから。
サラ金は新宿通り沿い→国道20号線高架下→逮捕現場は新宿4丁目のようだ。

歌舞伎町一丁目(第一東亜会館 他)

東急世田谷線・三軒茶屋⇔下高井戸(デハ80形)、中山のアパートは世田谷区赤堤2丁目、建物は存在せず。

新宿3丁目 ビッグベン

世田谷区梅丘1丁目の美容室、現存。(ここは後期に度々使われる場所)

西新宿7丁目(矢追新地) 
2009年現在「もみの木」は(屋根っぽい庇はそのまま)居酒屋、トシさんが追い出された食堂は中華そば屋、向かいの料理屋だけ店名は変わったものの建物自体はほぼそのまま。

新宿西口ハルク前




第561話 12年目の真実

*5人の会、どう見てもドックが若い。

*ピンクのパジャマの弟に部屋に転がり込む兄、増々兄弟化が進むドックとラガー。
一応ラガーのアパートは署から近い設定なので、すぐXXに乗って駆けつけることができたようです。
しかしラガー、今回はどちらかと言えばドックと対照的な役割を担っています。(気持ちはわかる。)

*あの事故は一応肝に銘じておかなければならないことかもしれません。
(キーを付けたままの盗難車の事故の弁済について)
ところであのタウンエース、初代中期型なので3~4年落ちの個体なのにかかわらず、あの音。
マフラーがNGのようです(^_^;)

*死、靴を間違える、不倫、裏口入学、ボタン、5人の会に降りかかる災難というか真実というか偶然というかそれが綯交ぜになっていき、それでも仲間を信じて冷静に捜査するドックですが、浅からぬ傷は残したとは考えられなくもない。
ただ、この事件の捜査姿勢が「ゴリさんからの引き継ぎを仕上げる」最終段階という踏まえ方で良いんじゃないでしょうか。

*共進ゼミ前で張り込みするトシさんの覆面車は内装から230セドリック(後期?)と思われます。

*結果的に5人の会のメンバーではなかったという事で、ドックの勘の正確さを証明していますが、勘?というより人を見る目でしょうか。

*ナーコ退職!
#325(1978年10月~)実に丸4年実働、そしてブルース登場前の本作にて進退を表明しました。
友さんが#528で太陽から消えた時点で、別な仕事が入っていたと記憶しています。(確かTBSのドラマ・レギュラーだったような)
4年間の在籍ですから、実はロッキーに次ぐ期間、すでにこの時期のメンバーとしては、連続出演回数ではオリジナルメンバーに次ぐ長さでした。
恐らく、復帰できる選択肢を用意していたものと思いますが、ここで太陽卒業となりました。

個人的には・・・アッコのように最終出演作に活躍の場があればよかったなぁ・・・吉野も顔を出したらなぁ・・・とは思いました。
ラストで寂しそうなラガーの気持ちは、近い年齢の共演者としての別れが寂しいという徹さんの気持ちも含んでの事だと思います。
ブルース登場の記者会見はこの作品の撮影時に行われたようです。

この作品までは、まだ10周年あたりの雰囲気を継続していた感じが私の中にはありましたが、このナーコとの別れと、ジプシー登場からのオープニングがこれで最後になったことで、決定的に「後期」に移行したという意識はあります。
あのオープニング、基礎が良かった為かあれだけ変更を重ねても違和感なく持ちましたね・・・というよりもメインテーマが変更されているわけですから、そこで違和感が出てもおかしくなかったわけで。


=ロケ地=

冒頭は歌舞伎町と思いきや、渋谷区道玄坂1丁目。
 医者と医者くずれの集まりなので、呑む場所も違う?

渋谷区恵比寿2丁目社会教育館交差点付近
(安川死亡ビル建設現場もこの近辺?)

啓北医大付属病院=北里研究所病院/港区白金5丁目
 ナーコの母の入院先でもある。


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