快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  熊本地震と薩摩半島西方沖地震 その3

2016-05-12 08:45:05 | 地震 津波
 熊本地震と薩摩半島西方沖地震の震源域で、両者を繋ぐやや連続しているように見えるルートは北ルートと南ルートがあるようなののは以前の記事で書きましたが、両者の囲まれたエリアにほぼ空白域があるのは何故なのでしょうか?
 横ずれ断層型地震であれば、薩摩半島西方沖地震の震源域から次第に熊本地震の震源域へ次第に延びて行くはずなのにそうではなく「飛んだ」のは何故か。
 これからこのエリアが横ずれ断層型地震を起こすのか?
 それともこのままなのか?
 未だはっきりはわかりませんが、もしかするとこの空白エリアはズレ、滑りが起き難いブロックなのではないか、と筆者は考えています。
 このブロックごと約北東へ移動しているからブロックとも考えられるのですが、もし仮にそうだとすると、このブロックとそうでない場所との境界の部分でもう少し地震が多発してもおかいしくはないはず、とも思えてどうもわかりません。
 このエリアでの海底の地殻変動がわからないと手ががりは殆ど無いので、測定は必要かも知れません。