快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  東アジアエリアの空白 その4 世界的な空白も終了

2016-05-19 07:33:44 | 地震 津波
 昨日エクアドルでM6.7とM6.8の地震があり、これで約19日間続いた世界的空白期は終了しました。
 
引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/world/M6/

2016-05-18 16:46:40.6 0.43 N 79.67 W 10 6.8 NEAR COAST OF ECUADOR
2016-05-18 07:57:04.9 0.45 N 79.84 W 40 6.7 NEAR COAST OF ECUADOR
2016-04-29 01:33:37.9 10.21 N 103.82 W 10 6.6 NORTHERN EAST PACIFIC RISE

引用終了

 長かったです。
 そして長い空白期の後はおそらくどこか別のエリアに移るかと思いきや、エクアドルに戻りました。
 この地震は4月に発生したエクアドルの地震と関連していると見るのが普通ですから、果たして「世界的な空白の終了」と見て良いのかどうか、少し迷いますがとりあえず終了は終了とします。
 ただ今回は「エクアドル以外は空白が続いている」とも言えるわけで要注意であり、果たして今度は何処にシフトしていくのか注目です。
 4月のエクアドル、メキシコ等のM6以上の地震後は、一時バヌアツ、そしてM6未満の地震ですが東アジアにシフトして来るかのような傾向がありました。
 確かに熊本地震はまだ多いですし、5月16日 茨城県南部 M5.6 最大震度5弱 と言う地震も有りましたが、世界的にはここ約20日間は中南米も、東アジアも同じように中小の地震が多発する、所謂分散化、小型化の傾向だったような気がします。
 「4月のピンクムーン直前のビッグな新月である4月7日を挟んだ4月中にM6以上の地震が多発し、5月からは急にその分を空けるかのように少なくなった」、と言うのはやはり4月中に「ビッグな新月のストレステストの影響が大きく、それが済んだ後の静穏」だったのかも知れません。
 地震の要因は月の引力以外にも多いという事もありますが、何故こうも中南米に偏在するのが長期化しているのかは更に分析してみたい所です。