快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  最近の静穏と今後

2016-07-10 08:27:43 | 地震 津波
 7月に入る少し前からは世界的にやや静穏傾向です。
 以下はこの件を含めたデータです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/world/M6/

2016-06-26 11:17:10.8 39.50 N 73.46 E 10 6.4 KYRGYZSTAN

(中略)

2016-05-18 07:57:04.9 0.45 N 79.84 W 40 6.7 NEAR COAST OF ECUADOR
2016-04-29 01:33:37.9 10.21 N 103.82 W 10 6.6 NORTHERN EAST PACIFIC RISE

(中略)

2016-04-28 19:33:24.4 16.04 S 167.48 E 30 7.0 VANUATU

(中略)

2016-04-15 16:25:07.3 32.85 N 130.57 E 10 7.0 KYUSHU, JAPAN

引用終了

 このデータですが、先頭のキルギスタンの地震の後、特に7月に入り、世界的にはM6以上の地震が発生していません。
 2件目と3件目はM6以上の地震が無かった空白期で最近の最長記録です。
 約20日間有りませんでしたから、まあこの位の空白期はあってもおかしくはないのですが、その後の6月には地震が多かったと言う波になりました。
 3件目ですが、環太平洋の西側(つまり東半球側)での最近では最後のM7以上の地震です。
 この地震以降は当エリアではM7以上の地震は発生していません、
 4件目は東アジアでM7以上の地震が発生した直近では最後の地震で、これが熊本地震の本震とされている地震でした。
 これらをどう見るか?ですが、M6以上は世界のどこかでもうそろそろかも、と言う気もしますが、それがどれだけ先になるかはわかりません。
 ただ筆者は20間以上の空白期となる確率はそう多くないととは考えています。
 去年のデータまで調べましたが、M6以上の地震が世界で無かった空白期が20間近くと言うのは上記以外には有りませんでした。
 ですが、あくまで確率論ですからムラ、例外は今後も有り得るかも知れません。
 先日は日本国内でM4以上の地震が4回、M3.9が1回とかなり多く、歪みは貯まっている感じはしますが、この程度の地震で小出しにストレス発散がされているのは、発散されないでまとまって大きな地震になるよりはマシかも知れないとは思います。
 東アジアでのM7以上の地震については何とも言えません。
 最近はカムチャッカ、千島列島などで暫く大きなものが無いのは気になりますが、次の地震多発のウネリが来るのがいつになるのかはもう少し様子見と言った所です。