快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  茨城県南部地震の多発をどう見るか その2

2016-07-22 21:14:57 | 地震 津波
 茨城県南部地震の有感地震は今日は発生していません。
 7/20の記事で書きました通り、去年は名前こそ異なるものの同じグループとして、

 2015年5月25日 14時28分ごろ 埼玉県北部 5.6 5弱

が発生しているのです。
 この事を忘れていると茨城県南部地震だけが増えたように思えてしまいます。
 そして現時点迄に関しては、「地球と月との位置関係近似 と 近似地震発生傾向」の法則通り、このエリアはほぼ1年47日~50日前のパターンに似たものとなっています。

 千葉東方沖地震も同様ですが、今回はややマグニチュードや震度がここ1年にない大きさだったようです。
 但し千葉東方沖地震はM4以上はしばしばあり、2013年以降からだけでもM5以上は次のように発生していて、現時点ではまさに恒例行事の範囲に見えてしまいます。

2014年1月2日  22時11分ごろ 千葉県東方沖 M5.1 最大震度3
2013年12月21日 10時34分ごろ 千葉県東方沖 M5.4 最大震度4
2013年12月14日 13時06分ごろ 千葉県東方沖 M5.5 最大震度4
2013年6月6日  12時28分ごろ 千葉県東方沖 M5.0 最大震度3
2013年4月4日  13時42分ごろ 千葉県東方沖 M5.8 最大震度3

 だからと言って茨城県南部地震も千葉東方沖地震も今後にしばらく静穏化するとは限りらず、もしかするとやや活発化するかも知れませんがそれはわかりません。
 少なくとも去年と同じレベル、頻度かややそれ以上での発震はキープするものと見てはいますが、実際にどうなるでしょう。
 日本全体では、今日はどうもここ数日にあった地震発生エリアのパターンが無くなり、その前の状況に戻ったような感がありました。