先日の日が変わる間際からも茨城県南部地震は多発しています。
M 最大震度
2016年7月20日 11時38分ごろ 茨城県南部 3.5 2
2016年7月20日 11時08分ごろ 岩手県沿岸北部 3.4 1
2016年7月20日 10時29分ごろ 茨城県南部 3.0 2
2016年7月20日 8時50分ごろ 岩手県沖 4.7 3
2016年7月20日 8時16分ごろ 茨城県南部 3.0 1
2016年7月20日 7時25分ごろ 茨城県南部 5.0 4
2016年7月20日 3時06分ごろ 駿河湾 4.1 2
2016年7月19日 23時55分ごろ 茨城県南部 3.6 2
これをどう見るかですが、去年の該当する時期も前々回の記事、サブタイトルで「『地球と月との位置関係近似 と 近似地震発生傾向』 の法則 その3」 の通りで同様の地震は発生しています。
去年は
2015年5月25日 14時28分ごろ 埼玉県北部 5.6 5弱
が発生していますので、これだけでM5.0が数回分に匹敵するという見方もあります。
中央構造線と交差する柏崎・千葉構造線のやや近辺に相当する千葉県東方沖に関しては、
2015年5月29日 7時13分ごろ 千葉県東方沖 4.7 2
が
2016年7月19日 12時57分ごろ 千葉県東方沖 5.2 4
と言う状況でやや大きくなったか、と言う程度で、トータルするとこのエリアに関する限り、現時点までに関してはほぼ去年の該当する時期と同じ程度にも見えます。
ただ先日の昼からは熊本県での有感地震が発生しておらず、どうもプレートレベルでの大きな変化があった模様だと筆者は考えています。
これが一時的なのか、それとも今後も続のかはわかりません。
7月13日に発生したケルマデウィックエリアでのM6以上の地震から約1週間。
次第にケルマデウィックの傾向則に該当するエリアでは次第に地震の規模増大の傾向となってはいますが、今だM6以上の地震は発生していません。