最近もまたよくある「何月何日に大地震が来る」とかの話が出回っているようです。
地震の発生は多くの要素の合算ですから、現状では大地震の年月日、更には時刻まで正確に予測するなど事は余程の科学的根拠がない限りは不可能と考えて良いと思います。
以前にも記事にしましたが筆者の考え方として、予測をしたプロセスや理論構築の方が大事であり、例え予想が外れてもそうした理論構築が今後の前進に貢献するものであれば存在意味はあり、今後の予測技術の向上に役立つものとなるでしょうし、逆に何の理論もなくただ予言とかでは、例えそれが当たっても単なるマグレであって意味は無く、予測技術向上には貢献しません。
但し出回っている月日まで指定した大地震の予言に対し、「その日には大地震は来ない」と言うトラップに陥ってはいけません。
それを言うと「その日には大地震が来ない、と言う予言」をした事になってしまうから」です。
単純に「大地震はいつ来るかは現状の技術ではわからない」と言うのが正しい答です。
では最近よく聞く7月18日の大地震についてはどうなのか? ですが、これも単純に「大地震はいつ来るかは現状の技術ではわからない」と言うのが正しい答です。
但し現時点までのデータ解析によって筆者が構築しつつある確率理論から考えるならば、(7月18日と言う日付けまでは指定できないのですが、)ここ数日、或いは更にここ1ヶ月はM6以上の地震について、日本、フィリピン、台湾、マリアナ諸島のどこかで発生する確率は通常よりはやや高く、どちらかと言えば通常よりは要注意かと思われます。
根拠は当ブログで既に記事にした事でわかると思います。
一つはケルマディックの法則。
もう一つは環太平洋の北半球、特にその中で西側(東半球)でのM6以上の地震が暫く無い事です。
そしてもう一つは1年47日~50日後の再現性です。
では今日から1年47日~50日位前に何があったのか?
ここまで言えば読者の方々はおそらくどなたでもわかるでしょう。
そう、去年5月30日に発生した小笠原西方沖地震 Mj 8.1(Mw 7.8)、深さ682kmです。
ではこれが「1年47日~50日後の再現性」になりやすいか?と言うと、筆者はこのような深さの特殊な大地震は「1年47日~50日後の再現性」には(100%では有りませんが)なりにくい、と考えています。
ですが、月齢、そして地球と月との距離等の位置関係が「1年47日~50日前」と似てはいるわけで、これは別のエリアで少し気になる所ではあります。
そして仮に地震のトリガーや確率が高くても、それが必ずしも大地震に結びつくとは限りません。
ひずみ、ストレスの蓄積状況にもよりますし、仮にストレスが貯まっていたとしても中小の地震の多発やスロースリップやそれの近いもので終わるケースもあります。
地震の発生は多くの要素の合算ですから、現状では大地震の年月日、更には時刻まで正確に予測するなど事は余程の科学的根拠がない限りは不可能と考えて良いと思います。
以前にも記事にしましたが筆者の考え方として、予測をしたプロセスや理論構築の方が大事であり、例え予想が外れてもそうした理論構築が今後の前進に貢献するものであれば存在意味はあり、今後の予測技術の向上に役立つものとなるでしょうし、逆に何の理論もなくただ予言とかでは、例えそれが当たっても単なるマグレであって意味は無く、予測技術向上には貢献しません。
但し出回っている月日まで指定した大地震の予言に対し、「その日には大地震は来ない」と言うトラップに陥ってはいけません。
それを言うと「その日には大地震が来ない、と言う予言」をした事になってしまうから」です。
単純に「大地震はいつ来るかは現状の技術ではわからない」と言うのが正しい答です。
では最近よく聞く7月18日の大地震についてはどうなのか? ですが、これも単純に「大地震はいつ来るかは現状の技術ではわからない」と言うのが正しい答です。
但し現時点までのデータ解析によって筆者が構築しつつある確率理論から考えるならば、(7月18日と言う日付けまでは指定できないのですが、)ここ数日、或いは更にここ1ヶ月はM6以上の地震について、日本、フィリピン、台湾、マリアナ諸島のどこかで発生する確率は通常よりはやや高く、どちらかと言えば通常よりは要注意かと思われます。
根拠は当ブログで既に記事にした事でわかると思います。
一つはケルマディックの法則。
もう一つは環太平洋の北半球、特にその中で西側(東半球)でのM6以上の地震が暫く無い事です。
そしてもう一つは1年47日~50日後の再現性です。
では今日から1年47日~50日位前に何があったのか?
ここまで言えば読者の方々はおそらくどなたでもわかるでしょう。
そう、去年5月30日に発生した小笠原西方沖地震 Mj 8.1(Mw 7.8)、深さ682kmです。
ではこれが「1年47日~50日後の再現性」になりやすいか?と言うと、筆者はこのような深さの特殊な大地震は「1年47日~50日後の再現性」には(100%では有りませんが)なりにくい、と考えています。
ですが、月齢、そして地球と月との距離等の位置関係が「1年47日~50日前」と似てはいるわけで、これは別のエリアで少し気になる所ではあります。
そして仮に地震のトリガーや確率が高くても、それが必ずしも大地震に結びつくとは限りません。
ひずみ、ストレスの蓄積状況にもよりますし、仮にストレスが貯まっていたとしても中小の地震の多発やスロースリップやそれの近いもので終わるケースもあります。