雲仙岳の地震計振幅データのその後上昇、下降を繰り返し現在は上下の振れは大きいもののいるもの値の幅にほぼ戻っているようです。
ところで気になる地震を次のように拾い出しました。
2016年11月6日 11時34分ごろ 熊本県熊本地方 M3.0 最大震度2
(中略)
2016年11月5日 16時57分ごろ 日向灘 M4.3 最大震度2
2016年11月5日 13時45分ごろ 伊予灘 M3.3 最大震度1
(中略)
2016年11月4日 9時16分ごろ 熊本県熊本地方 M2.8 最大震度2
(中略)
2016年11月3日 20時50分ごろ 愛媛県南予 M3.0 最大震度1
これが何を意味するかと言いますと、この時刻で雲仙岳の地震計振幅の内、UNMVの方が特に変化しているのです。
11月4日 9時16分ごろ 熊本県熊本地方と11月6日 11時34分ごろ 熊本県熊本地方の地震でこの時刻でUNMVの方が急に下降に転じてます。
また11月5日 16時57分ごろ 日向灘の地震ではこの時刻で極短時間で一気に底まで急下降しその後から緩やかな上昇になってます。
2016年11月3日 20時50分ごろ 愛媛県南予 の地震ではそれまで下降の一途だったのがこの時刻を境に上昇に転じています。
2016年11月5日 13時45分ごろ 伊予灘の地震ではこの時刻前後で短時間での上下が激しい状況になってそのまま11月5日 16時57分ごろ 日向灘の地震の時刻に繋がっています。
これが何を意味するのか、と言うと熊本地震については以前の当ブログ記事でも書きましたが、横ずれストレスによる振動と思われるので、熊本地震が発生して有る程度の横ずれストレス解消が有ると、雲仙岳の振幅は下降に転じます。
引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html
雲仙岳観測データ
地震計振幅
引用終了
今回は日向灘での地震で雲仙岳の振幅は一気に底まで下降しました。
これが何を意味するかと言うと、筆者はこう考えています。
フィリピン海プレートが西、北西などへ押す動きで日向灘のプレート境界の真上から熊本地震の震源域までの浅い地殻も西、北西などへ押される。
一方、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側は約北東、北北東などに動く基本的な流れがあり、日向灘での地震発生で前者で押される力が減る事により、両者の横ずれストレスが減り、一時的に雲仙岳の振幅は減るが、またフィリピン海プレートが押して日向灘でのユーラシアプレートが西、北西などへ押され始めて振幅は徐々に上昇する、と言う論理です。
愛媛県南予の地震で上昇に転じたのは、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側の地殻が約北東(東北東、北北東を含む)に動きやすくなったからか? 或いは熊本地震の震源域より太平洋側の地殻が約北西(西北西、北北西を含む)に動きやすくなったからなのか? 、或は両者なのか、現在は分析中です。
11月5日 13時45分ごろ 伊予灘の地震ではこの時刻前後で短時間での上下が激しい状況になっている為、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側の地殻の動きと熊本地震の震源域より太平洋側の地殻の動きが、両者激しくせめぎ合いと言う状況だったと考えています。
いずれにしてもプレートの動きとその上に載っている地殻の動きが、時々凹凸に引っ掛かってスムーズに動かず、この突っかえ棒が外れる時に地震が発生し、それとほぼ同時に雲仙岳の振幅の上昇、下降に流れも変化するものと見ています。
ところで気になる地震を次のように拾い出しました。
2016年11月6日 11時34分ごろ 熊本県熊本地方 M3.0 最大震度2
(中略)
2016年11月5日 16時57分ごろ 日向灘 M4.3 最大震度2
2016年11月5日 13時45分ごろ 伊予灘 M3.3 最大震度1
(中略)
2016年11月4日 9時16分ごろ 熊本県熊本地方 M2.8 最大震度2
(中略)
2016年11月3日 20時50分ごろ 愛媛県南予 M3.0 最大震度1
これが何を意味するかと言いますと、この時刻で雲仙岳の地震計振幅の内、UNMVの方が特に変化しているのです。
11月4日 9時16分ごろ 熊本県熊本地方と11月6日 11時34分ごろ 熊本県熊本地方の地震でこの時刻でUNMVの方が急に下降に転じてます。
また11月5日 16時57分ごろ 日向灘の地震ではこの時刻で極短時間で一気に底まで急下降しその後から緩やかな上昇になってます。
2016年11月3日 20時50分ごろ 愛媛県南予 の地震ではそれまで下降の一途だったのがこの時刻を境に上昇に転じています。
2016年11月5日 13時45分ごろ 伊予灘の地震ではこの時刻前後で短時間での上下が激しい状況になってそのまま11月5日 16時57分ごろ 日向灘の地震の時刻に繋がっています。
これが何を意味するのか、と言うと熊本地震については以前の当ブログ記事でも書きましたが、横ずれストレスによる振動と思われるので、熊本地震が発生して有る程度の横ずれストレス解消が有ると、雲仙岳の振幅は下降に転じます。
引用開始(一部抜粋)
http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html
雲仙岳観測データ
地震計振幅
引用終了
今回は日向灘での地震で雲仙岳の振幅は一気に底まで下降しました。
これが何を意味するかと言うと、筆者はこう考えています。
フィリピン海プレートが西、北西などへ押す動きで日向灘のプレート境界の真上から熊本地震の震源域までの浅い地殻も西、北西などへ押される。
一方、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側は約北東、北北東などに動く基本的な流れがあり、日向灘での地震発生で前者で押される力が減る事により、両者の横ずれストレスが減り、一時的に雲仙岳の振幅は減るが、またフィリピン海プレートが押して日向灘でのユーラシアプレートが西、北西などへ押され始めて振幅は徐々に上昇する、と言う論理です。
愛媛県南予の地震で上昇に転じたのは、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側の地殻が約北東(東北東、北北東を含む)に動きやすくなったからか? 或いは熊本地震の震源域より太平洋側の地殻が約北西(西北西、北北西を含む)に動きやすくなったからなのか? 、或は両者なのか、現在は分析中です。
11月5日 13時45分ごろ 伊予灘の地震ではこの時刻前後で短時間での上下が激しい状況になっている為、熊本地震の震源域よりユーラシア大陸側の地殻の動きと熊本地震の震源域より太平洋側の地殻の動きが、両者激しくせめぎ合いと言う状況だったと考えています。
いずれにしてもプレートの動きとその上に載っている地殻の動きが、時々凹凸に引っ掛かってスムーズに動かず、この突っかえ棒が外れる時に地震が発生し、それとほぼ同時に雲仙岳の振幅の上昇、下降に流れも変化するものと見ています。