自然災害 仕組みとアプローチ － 貞観地震後の開聞岳噴火

　今日は先程、鹿児島県で小さな地震が有りました。
2016年11月8日 18時20分ごろ 　鹿児島県薩摩地方　M1.9　最大震度1
　ここは開聞岳の近くなので記事にしてみました。

引用開始（一部抜粋）

2016年11月8日 18時20分ごろ 鹿児島県薩摩地方 1.9 1
http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen01.htm
　874（貞観１６）年
　　３月　４日　薩摩開聞岳、夜雷霆が響き一晩中震動。噴火して降灰し禾皆枯れ、河水濾濁し魚死滅。
　　　　　　　　死魚を食べる者、或いは死に或いは病気になる。大宰府７月にこれを報告す。（三代実録26）


引用終了

　869年の貞観地震の5年後に開聞岳は噴火しています。
　この件は以前に開聞岳の語を含んだサブタイトルで記事にしています。
　今回の場合は桜島、口永良部島、諏訪之瀬島などで噴火がありましたので今の所、多分開聞岳は噴火しない、或いはごく小さいと見ていましたが今後の状況次第では油断できないのかどうか、と言ったところなのでしょうか。わかりません。
　開聞岳とその周辺の地殻変動や火山性振動について、もっと知りたいとは思います。
　10/23にサブタイトル「鳥取県中部の地震と貞観地震前後」記事にした通りで、貞観地震前後との近似性がややあるのですが、多少は違っている点もあります。
　この時の引用では地震に主眼を置いてましたので開聞岳の噴火は入れてませんでしたが、今回は念の為に記事にしておく事にしました。