快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  ニュージーランドでM7.8の地震発生

2016-11-13 22:25:02 | 地震 津波
 先程ニュージーランドでM7.4の地震が有りました。

引用開始(一部抜粋)

http://news.goo.ne.jp/topstories/world/35/d7bd4c1526a71c93cbf1d1604b646160.html
〔海外地震〕ニュージーランド南島付近でM7.4とM6.2の地震相次ぐ 現地では津波を観測(11/13)

(レスキューナウニュース) 20:30

日本時間11月13日20:02頃、ニュージーランド南島付近を震源とするM7.4の地震が発生しました。気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はありません。また同20:32頃、ニュージーランド南島付近を震源とするM6.2の地震が発生しました。【11月13日21:15現在、レスキューナウまとめ】

引用終了

 震源が内陸部で比較的浅かったようです。被害が無いと良いのですが現時点では被害状況の情報を筆者は確認できていません。
 そしてこれで11/11に記事にしたM7以上の地震について世界的空白期が続いていたのは終了です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes
2016-11-13 11:02:58.3
1hr 59min ago
42.70 S 172.99 E 10 7.9 SOUTH ISLAND OF NEW ZEALAND

2016-09-01 16:37:58.6 37.45 S 179.24 E 26 7.0 OFF E. COAST OF N. ISLAND, N.Z.

引用終了

 空白期は約2ヶ月半と平均的な間隔に比べて長かったです。
 前回、最後にM7以上を記録したのもニュージーランドでした。
 前回、今回共にケルマディック諸島エリアではないのですが、東日本大震災の前にカンタベリー地震が発生したのもニュージーランドでしたので多少気になりますが、日本に於けるプレートバランスや地殻の状況は当時とはかなり異なっていると見られます。
 東日本大震災もスーパームーンに近い時期でした。但しこの時はスーパームーンが3月19日というように8日後でしたが。
 現時点で国内は大体ここ数ヶ月の中では普通と言ったところでしょうか。
 火山噴火は諏訪之瀬島でやや活発化した程度に過ぎません。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VG20161112045502_511.html
火  山:諏訪之瀬島
日  時:2016年11月12日04時48分(111948UTC)
現  象:噴火
有色噴煙:火口上1500m(海抜6900FT)
白色噴煙:
流  向:直上
---
火口:御岳火口

引用終了

 考えて見ると明日は雨天曇天の所が増えてスーパームーンが見られない所も多いかも知れません。

一部訂正 2016.11.13 22:23
 M7.4はその後M7.8に訂正されました。
 EMSCではM7.9に訂正されていたようです。
 サブタイトルは訂正し、本文は訂正前のままとしました。

自然災害 仕組みとアプローチ -  雲仙岳の地震計振幅データ 最近の状況とウルトラスーパームーン

2016-11-13 11:05:22 | 地震 津波
 先日は午後になって雲仙岳の地震計振幅データが急に下がり出し、また11月4日レベルくらいになったのですが、どうも今日になって急反転し、また最近のいつものレベルに戻りました。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_unzn.html
雲仙岳観測データ
地震計振幅

引用終了

 画像は直接ご覧下さい。
 この反転と見られる時刻は、

2016年11月13日 1時33分ごろ 熊本県阿蘇地方 M1.8 最大震度1

にほぼ同時と見られます。

 この引っ掛かりの原因は今回は阿蘇山付近ですから、もしかすると火山性のガスなどがやや貯まり、地下が膨張した為、ここが横ずれを妨げる突っかえ棒のような役目をし、それで横ずれ運動自体が鈍くなり雲仙岳の地震計振幅は下降、そしてガスなどが抜けた後はまた引っ掛かりが無くなった事で通常レベルに戻ったのか、とも考えられますが、必ずしもこのような変化に結びつかない事も少なくないようです。
 マグマの増減や水蒸気、更には周辺との地殻のバランスなども関係している事もあるからでしょう。
 それからもう一つ、

2016年11月11日 10時12分ごろ 熊本県熊本地方 M4.2 最大震度4

の地震の前は一時的に雲仙岳の地震計振幅が上昇した後、この地震を境に急に下降に転じたのは図から見て明らかです。
 この時は、雲仙岳まで横ずれを起こそうとする力がかかっていたのは、本来はもっと東側、南東側にあたる熊本地震の震源域で横ずれするべきものが、このあたりで一時的に凹凸で引っ掛かってしまい、雲仙岳の地殻まで持っていこうとする事により、雲仙岳まで横ずれストレスが増えた為と筆者が見ているのはこれまでの記事の通りです。
 明日はウルトラスーパームーンですが、国内ではここ数日で多少震源がこれまでとは変化して来たかと思える面がある程度で、現在までの所では世界的にも特に目立った地震は発生していません。
 今後はどうなるのでしょう。