快気分析

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仕組みとアプローチ -   海洋酸性化の原因は大気中の二酸化炭素濃度上昇だけではない、と言う考え方

2019-08-02 21:07:05 | 地震 津波
 海洋が酸性化しつつあると言う状況についてその原因については次の通りと言われています。

引用開始(一部抜粋)

https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/mar_env/knowledge/oa/acidification.html

海洋酸性化とは
人間活動によって排出される二酸化炭素は、地球温暖化を引き起こす主要な温室効果ガスです。地球温暖化は、海水温の上昇や海面水位の上昇を引き起こし、海洋環境にも影響を及ぼします。さらに近年、大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されています。

海洋酸性化とは
人間活動によって排出される二酸化炭素は、地球温暖化を引き起こす主要な温室効果ガスです。地球温暖化は、海水温の上昇や海面水位の上昇を引き起こし、海洋環境にも影響を及ぼします。さらに近年、大気中に放出された二酸化炭素を海洋が吸収していることにより引き起される問題として「海洋酸性化」が指摘されています。

引用終了

 最も大きな要因はこの通りなのでしょうが、(個人的な考え方に過ぎませんが)実は要因はそれだけではないと思っています。
 本来、海水中の二酸化炭素が増えればそれを使って光合成する植物プランクトンも増え、更にそれを捕食する動物プランクトン、そして更にそれらを捕食する魚介類なども増えるはずです。
 ところが水中の二酸化炭素が増えているのに植物プランクトンがあまり増えていないから、海水中の二酸化炭素がそのまま化学変化によりH+が増加する結果となったからではないでしょうか。
 では植物プランクトンがあまり増えていない理由とは何でしょうか。
 その一つは太陽光が遮蔽される割合が増えているのも一つに原因と考えています。
 では何故そうなるのか?と言うとそれは最近、特に21世紀になってからの火山噴火の激増で火山灰、塵、或いは煤やPM2.5などの増加による事が一つ。
 もう一つはやはり火山性活動の活発化で海底経由で熱が伝わったり、或いは熱水が増えた事などで海水温度の上昇により雲が多くなり、これらの雲によって太陽光が遮蔽される割合が増加し、それで植物プランクトンが増えにくくなった事が考えられます。
 植物プランクトンが増えにくくなった原因は他にも有り、例えば汚染物質による生態系の悪化、海水面の油、陸地に降った雨が都市で利用されそれが下水などで処理されて自然とは異なる成分比で海洋に放出されるなど様々有ると思います。
 これら多くの要因で植物プランクトンが増えにくくなり、海水中に溶けた二酸化炭素は光合成に十分に光合成に利用されず、そのまま化学変化を経由してH+が増加し海水が酸性化すると言うプロセスの面も少なくないはずと考えています。