快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   アイスランドでクジラの大量打ち上げが最近2度発生 月が見えなかった事が主な要因と考える理由

2019-08-05 19:50:04 | 地震 津波
 アイスランドでクジラの大量打ち上げ最近2度が有ったようです。

引用開始 2件(一部抜粋)

https://www.afpbb.com/articles/-/3236381

謎のクジラ大量死、アイスランドの浜辺に約50頭打ち上げ
2019年7月23日 9:56 発信地:レイキャビク/アイスランド [ アイスランド ヨーロッパ ]
(中略)
【7月23日 AFP】アイスランド北西部スナイフェルスネス(Snaefellsnes)半島のLongufjorurの浜辺で先週、ゴンドウクジラ約50頭が打ち上げられ死んでいるのをツアー会社、レイキャビク・ヘリコプターズ(Reykjavik Helicopters)が発見した。この浜辺ではクジラが頻繁に打ち上げられるが、死に至るのは珍しいという。科学者らは22日、この現象についてまだ解明できていないと述べている。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3238350

また謎のクジラ大量打ち上げ、20頭死ぬ アイスランド
2019年8月4日 13:29 発信地:レイキャビク/アイスランド [ アイスランド ヨーロッパ ]

【8月4日 AFP】アイスランド南西部ガルズル(Gardur)近くの浜辺で2日夜、ゴンドウクジラ50頭が不可解な状況で打ち上げられ、うち20頭ほどが死んでいるのが見つかった。緊急救助隊が3日、明らかにした。同国では2週間前にも謎のクジラ大量打ち上げが起き、数十頭が死んだばかり。
(中略)
 このように一度に大量のクジラが打ち上げられる理由はよく分かっておらず、専門家も頭を抱えている。磁場の干渉に原因を求める説や、ゴンドウクジラの群れはたとえ死地に導かれようと、一頭のリーダーに従い続けるからだという説もある。(c)AFP

引用終了

 当ブログではカズハゴンドウの集団座礁について既に以前から何回か記事にしています。
 この中で書いた通り、傾向としてですが、月が見えないか、或いは見えにくい状況の時に発生しているケースがかなりの割合であるため、カズハゴンドウのような外洋性のクジラは特に月の位置や形を方向探知の大きな要素として使っている可能性が高いと考えています。
 先月と今月、アイスランドでクジラが大量打ち上げが起きた件についてはこれがゴンドウクジラだったようなので、やはりカズハゴンドウと同様に外洋性なので月を方向探知の大きな目安にしていたものがその月が見えなくなってしまい方向がわからなくなって浅瀬から脱出できずにパニックになったと考えられます。
 今月1日は新月。
 ならば2日夜は月が殆んど見えていなかった事は十分に有り得ます。
 では先月発生した件についてはどうなのかと言うと、別に新月やその前後ではないばかりか、7月17日は小さい方とは言え満月だったわけで、これでは辻褄が合わないのではないか?となるのですが、月が見えなくなるのは別に新月やその前後期間だけでは有りません。
 雲、霧、霧雨など月を隠してわからなくしてしまう要因がそのエリアで月の出ている時間帯とタイミングが合ってしまえばゴンドウクジラには月が見えなかった事になります。
 では当時のアイスランドの天気はどうだったのか?ですが、ゴンドウクジラが打ち上げられたエリアの天気、特に海域の視界状況についての詳細は未だ調べ切れていませんが、一例としてレイキャヴィークの天気は次の通りです。

引用開始2件(一部抜粋)

https://ja.weatherspark.com/y/31501/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%80%81%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%9A%84%E3%81%AA%E6%B0%97%E5%80%99
レイキャヴィークにおける平均的な気候 アイスランド


https://ja.weatherspark.com/h/m/147626/2019/7/2019%E5%B9%B47%E6%9C%88%E3%81%AEReykjavik-Airport%E3%80%81%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%B0%97%E5%80%99%E5%B1%A5%E6%AD%B4#Figures-Temperature
2019年7月の雲量
(中略)
7月19日(金) Showers of Light Rain -SHRA
7月20日(土) Showers of Light Rain、Precipitation in the Vicinity、Showers in the Vicinity -SHRA、VCSH
7月21日(日) Showers of Light Rain、Precipitation in the Vicinity、Showers in the Vicinity -SHRA、VCSH
7月22日(月) Light Rain、Showers of Light Rain -RA、-SHRA
7月23日(火) Showers of Light Rain -SHRA

引用終了

 画像は直接御覧ください。
 このデータでわかる通り、雨、霧、霧雨の時間帯が7月17日から22日には多かったようです。
 先月と今月のクジラの集団座礁が有ったエリアもこれに近い状況だったとすれば、クジラにとって月がどうも見えなかったからと言う事が集団座礁の大きな要因ではなかったかと言う事になって来ます。
 仮にそうだとすれば日本で発生したカズハゴンドウの集団座礁のケースとパターンは同じと言う事になります。

仕組みとアプローチ -   福島県沖で最大震度5弱の地震発生

2019-08-05 00:54:45 | 地震 津波
  福島県沖でMj6.2、最大震度5弱の地震が発生しました。

                        Mj  最大震度
 2019年8月4日 19時23分ごろ 福島県沖 6.2 5弱

 尚、UTCで先月27日以降に発生したMw6以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-08-04 10:23:03.8
5hr 19min ago
37.82 N 141.54 E 40 6.3 NEAR EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
2019-08-02 12:03:26.2 7.25 S 104.82 E 40 6.8 SOUTHWEST OF SUMATRA, INDONESIA
2019-08-01 18:28:06.6 34.23 S 72.22 W 20 6.8 OFFSHORE O'HIGGINS, CHILE
2019-07-31 15:02:35.0 16.21 S 167.98 E 192 6.5 VANUATU
2019-07-27 18:31:08.1 33.17 N 137.26 E 376 6.3 NEAR S. COAST OF HONSHU, JAPAN

引用終了

  今月1日の記事、サブタイトル「バヌアツでMw6.5の地震が発生」で書いた3つのパターンの内、現時点では少なくとも2つには該当しているように見えます。
 一時、バヌアツでは火山性活動が活発化してあの有名な「バヌアツの法則」がわかりにくくなった時期が有ったのですが、最近は火山性活動が静穏化気味となり再び「バヌアツの法則」がわかりやすくなって来たように思えます。
 今月1日の新月は年間最大ではなくそれに準じる大きな新月でしたが、今月30日の年間最大新月とその前後期間では果たしてどうなるのでしょう。