快気分析

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仕組みとアプローチ -  暴風被害で「窪地の不動産価値」は上がるのか

2019-09-27 07:58:20 | 地震 津波
 台風15号の暴風被害を見ていて思った事は、それほど造りが良いわけではない建物でも窪地にあるものは殆ど被害を受けていないケースが多い、という事です。
 例えば簡素な物置程度のもので簡単に暴風で損壊するようなものでも何の損傷も受けずに建っているものが有りました。
 通常では四方全部や北以外がより高い土地に囲まれた「窪地」というのは「日当たりが悪い」とか「周囲の家から見下ろされる」とか「湿気が多い事が中にはある」という事で敬遠される事が多いようです。
 ですがこれだけ台風や竜巻、つむじ風などで暴風被害が多発するとさすがに窪地の建物の被害が少ない事が目立つケースが多くなったように思えます。
 加えて最近ではLEDによって太陽光と見分けのつかない照明が、しかも少ないエネルギーで可能となり、そして湿気に対しても換気システムが有り、周囲から見えないようにするには目隠しカーテンやサンシェードなどで多くの優れた製品が登場しています。
 そして窪地は夏は涼しい事が多いので夏は楽。冬は暖かくはないが冬風がまともにあたりにくいという利点もあります。
 戸建ての建物などなら水害リスクが無い限りは「どちらかと言えば安価な窪地」がお買い得と思う人も今後は増えて来ると考えています。