務安国際空港の旅客機事故が本当にバードストライクによるものであったとすれば、と言う仮定になりますが、航空機のバードストライクによるリスクを従来よりも高く想定しなくてはならなくなって来るのかもしれません。
では各国の政府専用機が現状どれだけの数の推進用ジェットエンジンを装備した航空機を採用しているのか?について調べてみると、
引用開始(一部抜粋)
政府専用機(せいふせんようき)は、各国の政府が所有・運航を行い、政府要人の輸送や自国民の救難などのために使用される航空機。
引用終了
詳細は直接ご覧ください。
すぐに気がつくのは、3大軍事大国のアメリカ、ロシア、中国が推進用ジェットエンジンを4機装備したものであると言う事です。
やはりと言うか、かなりの安全を考えているのか、と思えて来ます。
意外と思ったのはイギリス連邦の中心国(ある意味で大国)である英国が2基の推進用ジェットエンジンを採用している事でした。
これは環境面を考えた結果なのでしょうか、以前は4基の推進用ジェットエンジンを装備した機種を採用していましたが、それらは既に退役させてます。
では日本はと言うと
引用開始(一部抜粋)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%BA%9C%E5%B0%82%E7%94%A8%E6%A9%9F
日本国政府専用機
(中略)
1992年(平成4年)にボーイング747-400を2機導入して運用が開始された。その後、2019年(平成31年)4月1日からはボーイング777-300ER2機に変更して運用している[1]。自衛隊機であるため機体記号は数字のみで構成される。
引用終了
と言う事で英国と同様、以前は4基の推進用ジェットエンジンを装備した機種を採用していましたが、やはり環境面を配慮してなのか2基の機種に変更しています。
確かに以前はバードストライクで死傷事故となった事例が確立的にかなり少なかったのでこのような環境面を重視する選択が良かれ、だったのかも知れませんが、去年の務安国際空港の旅客機事故が、仮にバードストライクによるものだったとすればですが、各国とも考え方を変更しないといけないのかどうか、と言うところでしょうか。