快気分析

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仕組みとアプローチ -  たった4ケタの暗証番号のマイナンバーカード

2023-06-22 18:53:59 | 情報システム
 マイナンバーカードの暗証番号がたった4ケタである事に疑問なのは以前の記事で書きました。
 マイナンバーカードレベルだと10ケタ位は必要なのではないか? とも思っているのですが、そう言う考え方を書くと、「桁数が多いと覚えられないからメモとかを見て入力する人が多いからそうするとメモを落としたりすると危険なのでやはり4ケタ程度でないとダメです」みたいな意見も有るようで、それで4ケタになったのかどうかは知りませんが、その考え方はそもそも「思考力が足りない」としか思えません。
 何故かと言うと仮に10ケタの番号を書いたメモを落としたところで、その番号は暗証番号そのものではなく、例えば「メモには暗証番号に全て1とか2とかを加算した数字にする」とか、「2や3で割った数時に小数点以下切り捨てにしたのが暗証番号」だとか、或いは「各数字に1,-1、2、-2、3、-3、4、-4、5、-5を順次加減算して数字が暗証番号」とかその他の多々な方法でメモを落としても大丈夫にする手段は有るはずなのです。
 なのでそう言う発想もできないで4ケタの暗証番号でマイナンバーカードを普及させようとするのは、あまりにもセキュリティー思考が無いとしか言いようがなく、それは他の面でもこのシステムが危険である事を意味しすると考えています。
 まあ仮に暗証番号を10ケタにしたところで暗証番号を入力するところを隠しカメラで盗み見られたり、或いはカード読み取り機やそれとデータ送受信しているパソコンなどにハードやソフトで仕掛けをされて暗証番号を盗み取られる、と言うリスクは十分あるわけですが、その前段階でたった4ケタの暗証番号と言うのはどう考えても普通とは思えません。


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